中米ホンジュラスのロス・ラウレレス(Los Laureles)ダム。このダムは同国の首都テグシガルパ(Tegucigalpa)に飲料水を提供する役割を持っているが、干ばつの影響で危機的な水準にまで水量が減少している(2014年3月27日撮影、資料写真)。(c)AFP/Orlando SIERRA 【12月13日 AFP】国連人道問題調整事務所(OCHA)は12日、ホンジュラスやグアテマラ、エルサルバドルなど中米で長期にわたって発生している干ばつにより、およそ250万人が食料不足に直面していると警告した。 スイス・ジュネーブ(Geneva)で記者会見したOCHAのイェンス・レルケ(Jens Laerke)広報官は、これら3か国の干ばつは「忍び寄る人道的危機になりつつある」との見解を示した。 特に危険にさらされているのは必要最低限の生活をしている農業従事者や低所得者で、中でも幼い子どもたちや妊
イラク北部クルド人自治区の首府アルビル(Arbil)から西に約40キロ離れたアスキカラク(Aski kalak)の検問所近くに配備されたクルド人自治政府の治安部隊ペシュメルガ(Peshmerga)の戦闘員ら(2014年8月14日撮影、資料写真)。(c)AFP/SAFIN HAMED 【8月17日 AFP】イラク北部クルド人自治政府の治安部隊ペシュメルガ(Peshmerga)は16日、イスラム教スンニ派(Sunni)過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」が1週間前に制圧したイラク最大のダム「モスルダム(Mosul Dam)」を奪還すべく攻勢をかけた。米軍も空爆を実施してペシュメルガを支援した。 ペシュメルガのアブドゥルラフマン・コリニ(Abdulrahman Korini)少将はAFPに、数人のIS戦闘員を殺害し、ダムの東側を制圧したと述べた。バラク・オバマ(Barac
コップに注がれる水道水。フランス南部マルセイユ(Marseille)で(2014年2月26日撮影)。(c)AFP/ANNE-CHRISTINE POUJOULAT 【8月4日 AFP】米オハイオ(Ohio)州トレド(Toledo)の当局は2日、同市と郊外の住民少なくとも40万人に対し、藻の繁殖によって発生したとみられる毒素「ミクロシスチン」が水道水から検出されたため、飲料用として水道水を利用しないよう警告した。 また、水道水を沸騰させることで毒素の濃度が増すとして、お湯を使わないよう呼び掛けている。 市の声明によると、市の浄水場で水質検査を実施した化学者らは、2つのサンプルから「飲用してはならない」レベルの1リットルあたり1マイクログラムを超えるミクロシスチンを検出したという。 警告はトレド市の水道水の全利用者を対象としており、当局は警告が解除されるまで水を使わないよう求めている。マイケル
7月17日、米カリフォルニア州に住むカップルが、干ばつを受けて芝生の水やりを控えたところ、市当局から景観を害したとして罰金の可能性があるとの警告状を受け取った。写真は2月撮影(2014年 ロイター/Noah Berger) [17日 ロイター] - 米カリフォルニア州に住むカップルが、干ばつを受けて芝生の水やりを控えたところ、市当局から景観を害したとして罰金の可能性があるとする警告状を受け取った。 カップルは、ロサンゼルス近郊グレンドラ市在住のマイケル・コートさんとローラ・ホイットニーさん。芝生の一部が枯れて茶色くなったとして、60日以内に緑に戻さなければ100─500ドル(約1万─5万円)の罰金を科す可能性があると市から通達されたという。
新興国の人口増加などで世界的に市場の拡大が見込まれる水に関連するビジネスを強化するため、大手商社の「丸紅」は、産業革新機構と共同で、ポルトガルの水道事業会社を買収する方針を固めました。 関係者によりますと、大手商社の「丸紅」は、官民ファンドの産業革新機構と共同で、ポルトガルの水道事業会社「AGS」を買収する方針を固めました。 買収金額は100億円規模に上るとみられ、丸紅と産業革新機構がそれぞれ50%を出資する方向です。 AGSはポルトガルの18の都市で上下水道事業を展開し、民間業者としてはポルトガル最大手で、ブラジルでも水道事業を展開しています。 丸紅はこれまで、チリや中国など5か国で上下水道や水処理など水関連のビジネスに参入していて、今回の買収によってヨーロッパでも本格的に水ビジネスを展開することになります。 水ビジネスは、人口増加や経済発展などに伴い飲料水や工業用水の需要が伸びている新
最近、大気汚染や土壌汚染など、とかく中国の環境問題が様々な面で指摘されている。そして、その中でも最も「ヤバイ」と考えられているのが水問題だ。 中国水科院水資源所の王浩所長は昨年、「北京が今直面している水問題は、世界中の他の水不足問題を全て合わせたよりも危機的である」と発言し物議を醸した。しかも、専門家らによればこの発言は決して誇張ではなく、事実をありのままに話したに過ぎないという。 中国の一人当たり水資源量は世界平均の約4分の1程度しかない。しかも広大な土地に人と水資源が均等に分布しているわけではないのだ。大規模な農耕地を持ち、全人口の40%が暮らす北部地方の降水量は、全体降水量の12%にすぎない。そして、残り約80%の雨が集中する南部では、工業の発達により水質汚染が急速に進んでいる。このバランスの悪さが中国の水不足を更に深刻なものにしているのは間違いない。 中国は急速な経済発展を成し遂げ
中国・江西(Jiangxi)省にある中国最大の淡水湖・ハ陽湖(Poyang Lake)で、干上がった湖底から姿を現した明王朝時代の石橋に沿って歩く人々(2013年11月2日撮影)。(c)AFP 【1月3日 AFP】中国・江西(Jiangxi)省で、長江(揚子江、Yangtze River)南岸にある中国最大の淡水湖・ハ陽湖(Poyang Lake)が干上がり、湖底から明王朝時代の石橋が姿を現した。中国紙・新京報(Beijing News)が3日、報じた。 御影石で造られた約400年前の石橋は長さ2930メートル。ハ陽湖はかつて4500平方キロの面積を誇ったが、近年は水量が減る一方で、昨年11月には中国中央テレビ(China Central Television、CCTV)で、面積が1500平方キロを下回り、湖に生息する生物が減少し、漁業で生計を立てている近隣住民の70%が生活の危機に瀕して
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く