韓国・奉化の国立白頭大幹樹木園にある種子貯蔵庫センター内のトンネルで、種子サンプルを見せる研究員(2021年5月21日撮影)。(c)Jung Yeon-je / AFP 【6月21日 AFP】韓国南東部・奉化(Bonghwa)郡の山中。核爆発にも耐えられるように設計されたトンネル内に5000種類近い野生植物の種子が保管され、気候変動や自然災害、さらには戦争が起きた場合に絶滅しないよう守られている。 研究者らは、人口増加、環境汚染、森林伐採などが原因で植物の絶滅が恐るべき速さで進んでいると警告する。 国立白頭大幹樹木園(Baekdudaegan National Arboretum)にある種子貯蔵庫センター(Seed Vault Center)には、4751種類の野生植物から採取された10万近い種子が保管されている。「この世の終わりのような惨事」が起きても失われることはないと、同センターのイ