富裕層のカネ・節税 不動産バブルと株高の波に乗り、6年で45万人も激増した日本の富裕層。国内のお金持ちは自ら財を成した「成り上がリッチ」と、資産を受け継ぐ「親リッチ」に大別され、日本の金融資産の2割を握る。彼ら彼女らは一体どのような金銭感覚を持ち、またどのように資産形成や資産防衛に励んでいるのか。その生態を解き明かす。 バックナンバー一覧 知る人ぞ知る富裕層向けの節税方法がある。それが「不動産小口化」と「太陽光発電×マイニング」だ。国の制度を活用して大きな節税効果が期待できる一方で、そこには高い投資リスクも垣間見える。特集「富裕層のカネ・節税」の#07では、その仕組みと実情について徹底解説していこう。(ダイヤモンド編集部 大根田康介) 富裕層への登竜門となる 不動産投資は3パターン 資産を築き、富裕層への「登竜門」となる不動産投資。その投資スタイルは大きく次の三つに分かれる。 一つ目は、投