ブラジル・ペルナンブコ州カボデサントアゴスチーニョのイタプアマビーチで、原油をすくい上げながら浜に上がる少年(2019年10月21日撮影)。(c)AFP / Leo Malafaia 【11月28日 AFP】ブラジル北東部パライバ(Paraiba)州の海岸に最初に原油が漂着したのは、8月の終わりだった。それ以降、北東部9州で漂着を確認、海岸、砂洲、マングローブといった手付かずの自然が汚染され、海洋生物が被害を受けた。ブラジル史上最悪の原油流出だ。 原因はまだ分かっていない。だが、ギリシャ船籍のタンカーがこの惨事を引き起こしたとみられている。被害を受けた地域は、報道機関の大半が拠点とする各州都から遠く離れているため、この被害の写真を入手するために、AFPのリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)支局は、地元の才能ある写真家たちを探し出した。彼らの話を紹介しよう。 ■ペルナンブコ(Pe
モロッコ東部ベルカンヌの山岳地帯にあるタフォラルトの村で、地下水をくみ上げる「送水ポンプ」を動かす発電機に電力を供給する太陽光パネル(2016年10月31日撮影)。(c)AFP/FADEL SENNA 【12月2日 AFP】モロッコ東部の乾燥した山岳地帯の人々は、水の価値を嫌というほど分かっている。 環境団体「人間と環境(Homme et Environnement)」を率いるナジブ・バチリ(Bachiri)氏は、「電気が通っていないので、農民は農業用水を雨水かディーゼル発電機でくみ上げた地下水のいずれかに頼るしかないと語る。 最近までは近くのアルジェリア国境を越えての密輸が横行していたおかげで、発電機用の燃料だけは安く手に入った。しかし2013年にアルジェリア当局が不法取引の厳重な取り締まりは始めてからは、燃料価格は3倍に跳ね上がった。 悪いことは重なるもので、さらに、モロッコ政府がディ
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