環境省は17日、日常生活の二酸化炭素(CO2)排出量を計算できる同省運営のサイト「CO2みえ〜るツール」(http://mieeeru.go.jp)が不正に改ざんされた、と発表した。今月3日以降にアクセスしたパソコンから個人情報などが流出する恐れがあるとして、注意を呼びかけている。 環境省によると、管理を委託している民間企業のサーバーに、改ざんされた記録が残っていた。サイトを表示すると別のサイトに誘導され、情報流出などにつながる不正なウイルスに感染する恐れがあったという。サイトを閉鎖した15日昼までに国内から延べ350人がアクセスしていた。閲覧した人に、ウイルス対策ソフトで異常がないか調べ、パソコンを最新の状態にアップデートするよう呼びかけている。 民間調査団体が15日、国内の少なくとも285サイトに同じ危険の疑いがあることを公表。内閣官房情報セキュリティーセンターが環境省サイトが含ま