弘前大学大学院理工学研究科の石山新太郎教授(量子ビーム科学)らが、セメントの構成成分である安価な物質(C12A7)を使って、目に見えない遠赤外線の一種「テラヘルツ波」を可視光に変換することに成功した。テラヘルツ波の検出・制御が容易になり、先進がん治療などの医療分野や情報通信技術への応用が期待される。
青森県産業技術センター食品総合研究所(八戸市)は31日、同センターが開発したサバの脂肪分と魚種の自動選別技術を公開した。八戸市で水揚げされる「八戸前沖さば」のブランド力向上と、水産加工業の人手不足解消が期待され、11月に実証試験を始める。 脂肪分の判別は果物の糖度を測定する技術を応用。サバに近赤外線を当てて透過させ、光の吸収量を基に脂肪分を測定する。1000匹以上のサバのデータを解析し、精度を高めた。 魚種はマサバとゴマサバに選別する。約2000匹の画像データを取り込み、装置で読み込んだ画像に背びれや体長などの要素を加えて識別する。精度は通常の目視と同程度という。 従来、脂肪分を調べるには魚体をつぶす必要があった。1日24匹が限界で1匹の測定結果を全量に適用していた。マサバとゴマサバは見た目が似たものがあり選別にばらつきがあった。 自動選別機を使うと1分間に最大100匹の処理が可能。魚を傷
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