【読売新聞】 クマによる人身被害やシカの食害が深刻化する中で、捕獲にあたるハンターの高齢化が進んでいる。環境省はクマを計画的に捕獲し、頭数を管理する「指定管理鳥獣」に追加したが、現場で対応するハンターの6割が60歳以上だ。市町村職員
【読売新聞】 クマによる人身被害やシカの食害が深刻化する中で、捕獲にあたるハンターの高齢化が進んでいる。環境省はクマを計画的に捕獲し、頭数を管理する「指定管理鳥獣」に追加したが、現場で対応するハンターの6割が60歳以上だ。市町村職員
シジュウカラ(四十雀、Parus minor)は、シジュウカラ科シジュウカラ属に分類される鳥類。 分布[編集] 日本を含む東アジア、ロシア極東に分布する。 近縁種の通称ヨーロッパシジュウカラ(Parus major)が、ユーラシア中部・西部・北アフリカに生息する。アムール川流域では2種が交雑なしに共存している[4]。 日本では4亜種が留鳥として周年生息する。 形態[編集] 全長は約14.5cm[5][6](13 - 16.5cm)で、スズメぐらいの大きさである。翼開長は約22 cm[6][7]。体重は11-20g[3]。種小名 minorは「小さな」の意だが、シジュウカラ科の中では大型種である。 上面は青味がかった灰色や黒褐色、下面は淡褐色の羽毛で覆われる。頭頂は黒い羽毛で覆われ、頬および後頸には白い斑紋が入るが、喉から胸部にかけて黒い斑紋に分断され胸部の明色部とは繋がらない。喉から下尾筒
全長14.5cm。体重は14gくらいです。日本ではほぼ全国に分布していますが、北日本に多く、西日本には少ないようです。平地から山地の林にすみますが、市街地、住宅地で見ることも多い鳥です。木の穴に巣をつくりますが、人工的な狭い穴にもよくつくります。「ツツピン ツツピン」と鳴いて、鳥の中でもいち早く春を告げるシジュウカラは、市街地でもおなじみの鳥です。四十の雀と書いてシジュウカラ。たくさん群れるから、という説や、スズメ40羽分の価値があったことから名付けられたという説もあります。 ある男が、死んでしまったシジュウカラを寺へ持って行き、出てきた小坊主に、あの世への引導(いんどう)を渡してほしいと頼みました。小坊主が「これは何ですか」ときくので、「これはシジュウカラという鳥です」と答えると、小坊主は「なにシジュウカラ?人間でさえ人生わずか50年(五十年)というのに、なんじは小鳥のぶんざいでシジュウ
インドネシア・スマトラ島北部にあるグヌン・ルスル国立公園に生息する雄のオランウータン「ラクース」(2022年6月23日公開)。(c)AFP PHOTO/SUAQ Foundation 【5月3日 AFP】顔にけがをしたオランウータンが、自ら薬草を塗って傷を治そうとする様子が観察されたとの報告が2日、科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に掲載された。野生動物が薬草を用いて積極的に治療を行う姿が体系的に記録された初めての事例だという。 2022年、インドネシア・スマトラ(Sumatra)島北部にあるグヌン・ルスル国立公園(Gunung Leuser National Park)で追跡調査の対象となっていた雄のオランウータン「ラクース」が、顔に傷を負った。 3日後、研究チームはこのオランウータンが、ツヅラフジ科の「フィブラウレア・ティンクトリア」と呼ば
全く違う形に変化する不思議な深海魚「フクロウナギ」 深海は90%以上が未知で、奇妙な生物のオンパレード。 「フクロウナギ」という魚に遭遇した際の映像が話題を集めていました。 Reddit/Existing-Mark-2191 EXTREMELY UNUSUAL Fish spotted on the ocean floor pic.twitter.com/Cg4AHuOEQ9— Nature is Amazing ☘️ (@AMAZlNGNATURE) March 28, 2024 最初は巨大なオタマジャクシのように膨らんでいましたが、最後はウナギ。 フクロウナギという名にふさわしい変化。 海外掲示板のコメントをご紹介します。 ●それはポケモンだろ!! ↑ハンテール。 ↑「!」 ●陸上動物の多様性と海洋動物の多様性の違いには仰天させられる。 たまに鹿のような新種が発見されても感心はするが、
心電図を記録する装置などを付けたアカウミガメ=岩手県大槌町(2021年夏に撮影、東京大の斎藤綾華さん提供) ウミガメが潜水すると急激に心拍数が少なくなり、水深140メートルを超えると1分間で2回になることもあったとの研究結果を、東京大のチームが1日までに発表した。 チームによると、クジラやペンギンでは、呼吸を止めて潜水している時の心拍数が深さによって変わることが分かっていたが、ウミガメは甲羅があるため測定しにくく、十分なデータがなかった。ウミガメも同様と分かったことで、肺で呼吸する動物が海で生きていくための仕組みの理解につながるとしている。 データから心拍数を導き出すと、海面で呼吸している時は1分間に平均21回だったのが、潜水を始めると13回に低下。水深140メートルより深い場所では2回まで下がっていた。いずれの潜水でも、開始から数分以内に大幅に低下したという。 クジラやペンギンが海中で心
気候変動、地球温暖化によって干ばつ・洪水・山火事といった自然災害が深刻化するなか、生物学者たちはビーバーが果たす役割に注目している。 NASAやESAが運用する人工衛星のデータによると、ビーバーが戻ってきた地域では、彼らが作るダムのおかげで木々や草木が育ち、温暖化による自然災害が緩和されていることがわかったのだ。 ビーバーは最前線で地球を守る救世主的としての役割を担ってくれているのだ。
栃木県の小山市は12日、同市下生井の渡良瀬遊水地で営巣している国の特別天然記念物コウノトリの卵から、少なくとも1羽のひながふ化したと推定されると発表した。同所では5年連続。 親鳥のペアは昨年と同じで、8歳の雄「ひかる」と5歳の雌「レイ」。市によると、11日に地元の観察者らの報告などで親鳥が餌を吐き出す行為を確認。兵庫県立コウノトリの郷公園に映像を送り、12日にふ化推定と判断された。産卵推定日は3月10日。 浅野正富(あさのまさとみ)市長は「5年連続のひな誕生をうれしく思う。今年は栃木市でも産卵確定が発表され、遊水地内2カ所での誕生に期待を寄せている」。渡良瀬遊水地コウノトリ・トキ定着推進協議会の青木章彦(あおきあきひこ)会長は「今年もふ化した喜びを皆さんと分かち合いたい。巣立ちの時まで遠くから温かく見守ってあげてください」とコメントした。 市などは遊水地周辺の小学生に考えてもらったひなの愛
ふ化場の水槽に入れられたマスノスケ(キングサーモン)。米カリフォルニア州オロビルで(2021年5月27日撮影、資料写真)。(c)Patrick T. FALLON / AFP 【4月6日 AFP】米北西部オレゴン州で先週、絶滅危惧種に指定されているサケの一種、マスノスケ(キングサーモン)の稚魚を輸送していた大型トラックが山岳地帯で転覆し、数万匹が近くの小川に逃れた。当局が明らかにした。 事故が起きたのは3月29日。全長16メートルのトラックが転覆したのは、稚魚たちにとっては運よく、小川の真横だった。 オレゴン州米魚類野生生物局(Oregon Department of Fish and Wildlife)は、「トラックが転覆し、約7万7000匹の稚魚が小川に流れ込んだ」としている。 運転手は軽傷だった。 残念ながら、2万5000匹は川にたどり着けず、車内や土手で死骸が回収されたという。 キ
ヤマネは眠ったまま冬を越す冬眠動物だ。体温を下げ、代謝率を低くして、消費エネルギーを節約し、貯めておいた脂肪を消費して春まで生き延びる。 春がやってくると、勢いよく飛び出してエサをとり、生殖活動をする。 ところが、中央ヨーロッパに生息するオオヤマネは、11ヶ月もぶっ続けで眠り続けることがあることが研究で明らかになった
太平洋のシャチには、「オーシャニック(外洋)型」と呼ばれる第4のタイプが存在する可能性がある。画像は、米国カリフォルニアのモントレー湾を泳ぐオーシャニック型のシャチ。(PHOTOGRAPH BY SLATER MOORE PHOTOGRAPHY) シャチは通常、海岸線沿いにとどまる傾向にあるが、大海原をわたり、クジラなどの大きな獲物をとる新しいタイプの群れが新たに見つかったかもしれない。学術誌「Aquatic Mammals」に2024年3月14日付けで発表された研究によると、米オレゴンやカリフォルニアから遠く離れた外洋で、何度もシャチが目撃されているという。多くは大陸棚よりずっと沖合で、水深は約4500メートルに達する場合もある。 「少なくとも北太平洋では、これまでに外洋のシャチを対象とした本格的な研究が行われた例はありません」と、研究リーダーを務めたカナダ、ブリティッシュ・コロンビア大
大阪公立大学(大阪公大)は3月21日、サッカーのプレースキルが異なる21人の男子大学生(高スキル群7人、低スキル群7人、未経験群7人)を対象に、サッカーにおけるパス選択場面を画像で提示し、反応にかかった時間と、パスを出す/出さないと判断した場面それぞれの脳波を測定した結果、高スキル群の選手は、他の群に比べて速く安定した反応を示しただけでなく、パス選択を判断する時に、反応抑制(パスを出さない)処理に関わる神経活動が強く働いていたことが示され、サッカー選手が速く安定した反応をするためには、パスを出さないなど、しようと思ったことをやめることを判断する脳の働きも重要であることが明らかになったと発表した。 同成果は、大阪公大 都市健康スポーツ・研究センターの松竹貴大助教らの研究チームによるもの。詳細は、神経科学に関する全般を扱う学術誌「Brain Sciences」に掲載された。 サッカーでゴールを
東北大学は3月25日、紅ズワイガニの殻に含まれる不溶性の食物繊維の一種「キトサン」から作られたナノファイバー(ChNF)組織を制御し、厚さナノメートルサイズのシート材に半導体特性と蓄電特性が発現することを見出したと発表した。 同成果は、東北大 未来科学技術共同研究センターの福原幹夫学術研究員、同・橋田俊之特任教授、東京大学の磯貝明特別教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、物理学に関する全般を扱う学術誌「AIP-Advances」に掲載された。 半導体は、シリコンに代表される元素半導体と、ヒ化ガリウム(GaAs)や「π共役ポリマー」のような化合物半導体に代表されるものの2つに大別される。いずれも鉱物から金属精錬したものや人工の化合物であり、生産工程での所要エネルギーや環境負荷が大きいことが課題だ。 そうした中で研究チームは、絶縁体と認識されている紙・セルロースをナノサイズの微細構造体とし
ホタテの貝殻を焼いて粉末にしたものを家畜の糞に混ぜ込むことで、家畜が持つ薬剤耐性菌を減らせることを、酪農学園大学(北海道江別市)らのグループが発見した。家畜動物に使える抗生物質は種類が少ない上、ヒトと動物が同じ感染症を発症する「人獣共通感染症」が起こった場合に感染抑制できなくなるリスクがあり、家畜の薬剤耐性菌を環境中に放出しないことが求められていた。今後、産学連携で粉末の商用化を目指すという。 ホタテの貝殻を約700度で焼き、粉末状にしたものを家畜の糞便に混ぜ込む手法を採用した(右上の写真は臼井優教授提供) 薬剤耐性菌はヒトの場合も、院内感染など大きな社会問題となっており、一部の病院では抗生物質を減らすために薬剤師主導で投薬制御が実施されている。薬剤耐性菌はヒトだけでなく動物にとっても問題があるとされてきた。ヒトと動物はあまり同じ病気にかからないとされるものの、一度共通して感染すると、狂犬
北海道は25日、ヒグマの保護・管理に関する有識者検討会で、2022年時点の個体数が1990年比で約2・3倍の推定約1万2千頭(中央値)に上り、「絶滅が危惧される水準にはない」と明らかにした。その上で、人里での目撃や農業被害が深刻化しているとして頭数を減らす方針を示した。 北海道は個体数減少を受けて90年3月に「春グマ駆除」を廃止して以降、保護重視の政策を続けてきた。検討会座長で酪農学園大(江別市)の佐藤喜和教授は「共存策から絶滅策に変えるわけではない」と強調した。 北海道によると、23年度は道内で9人がヒグマに襲われ、2人が死亡。道警への目撃通報は4055件で、22年の2240件を大きく上回った。22年度の農業被害額は2億7100万円。23年度の捕獲数は1300頭を超え、過去最多となる見通しという。
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