日本アジア投資(東京都千代田区)が地元パートナーと共同で香川県さぬき市の東王田池で開発を進めていた、水上メガソーラー発電所「東王田池ソーラー発電所」が2018年7月に売電を開始した。 今回の案件は、同社とって4件目となる水上メガソーラー発電所で、2017年に売電を開始した2カ所の水上発電所、および2018年4月に売電を開始した隣接する「中王田池ソーラー発電所」に続くもの。プロジェクト総額は約8.6億円で、このうち約80%を金融機関からのプロジェクトファイナンスにより調達している。 最大出力は2.4MW(メガワット)で、年間発電量は一般家庭約680世帯分の使用電力量に相当する約301万kWh(キロワット時)を見込む。売電先は四国電力で、FIT価格は36円/kWh(税別)となっている。 水上メガソーラー発電所には、地上に建設する発電所に比べ、複数のメリットがある。例えば、建設に適した用地が限ら