イオンリテールは16日、開催中の「福井・北陸フェア」で、北陸新幹線の車両に福井県の敦賀港で水揚げされた鮮魚や地酒などを積み込み、首都圏の店舗で販売する企画を実施した。“貨客混載”で運ばれた新鮮な特産品は、即日販売され人気を集めた。 即日販売した商品は、敦賀港で水揚げされたウマヅラハギやヒラメ、ホウボウ、同県永平寺町の酒蔵、吉田酒造の日本酒「白龍然」など。同港で水揚げされた魚は16日の朝に締めた新鮮な魚で、白龍然は同日未明に絞り、ろ過などをせずにそのまま瓶詰めした日本酒。いずれも金沢駅から同日に北陸新幹線で輸送し、東京駅で降ろしてトラックで店舗まで運んだ。 北陸新幹線の延伸に合わせて実施した、16日限定の取り組み。同フェアは関東や北陸信越など270店舗で開催され、うち埼玉県越谷市のイオンレイクタウンと東京都品川区のイオンスタイル品川シーサイド限定で、新幹線輸送された商品を販売した。 商品が届
全国農業協同組合連合会(JA全農)と、日本貨物鉄道(JR貨物)、全農物流(ZLC)は11月1日、米専用貨物列車「全農号」の定期運行を同月から開始すると発表した。 <全農号> 2024年問題への対応として鉄道輸送を取り入れ、米の産地である東北・新潟・北陸地方から東海・西日本の消費地への輸送ルートを確保し、米の安定供給に取り組む。 「全農号」は、これまで計3回の試験運行を実施し、取引先からの発注の確保や、輸送中の米穀の品質確認など、定期運行化に向けた準備を進めてきた。 定期運行の初列車は、11月5日の夜に八戸貨物駅(青森県)を出発し、秋田、新潟、金沢などの各駅で周辺産地の倉庫からパレットやフレコンの形態で米の積込みを行い、6日の夕方に百済貨物ターミナル駅(大阪市)までコンテナ100基分(500トン)の米を輸送する。 <輸送ルート>
栃木県が生産量日本一を誇るイチゴの装飾をあしらったラッピング列車「ベリーハッピートレイン」の出発式が10日、東武宇都宮駅で行われた。県誕生150年を記念し、東武鉄道と県などが実施するプロモーションの一環。来年5月末まで東武宇都宮線の愛称を「いちご王国」ラインとし、本県の魅力を乗客にPRする。 【動画】愛称「いちご王国」ラインになった東武宇都宮線にお目見えした、ラッピング列車「ベリーハッピートレイン」 運行初日のこの日、1日限定で同線が無料になる乗車券が配布された。ラッピング列車は外装や座席シートにイチゴの模様がちりばめられており、つり革は断面がハート形の「とちあいか」をイメージした赤い持ち手になっている。駅名看板も赤とピンクの「いちご王国」仕様に変更した。 出発式には、国王である福田富一(ふくだとみかず)知事や東武鉄道、JA関係者らが出席。福田知事は「多くの皆さまにご利用いただき、栃木の素
JR桜木町駅直結のCIAL桜木町のそば店「川村屋」(横浜市中区桜木町1)が、現在「閉店のお知らせ」をしている。 川村屋閉店のお知らせ 同店は1900(明治33)年に「横浜駅」で、西洋料理店として創業。日本の鉄道は、1872(明治5)年に開業し、当時は初代の「横浜駅」が現在の「桜木町駅」の位置にあった。 2014年にCIAL桜木町が開業するまでは桜木町駅の「駅そば」として親しまれ、CIAL開業時から現在のCIAL桜木町の「停車場ビュッフェ」フロアに入店している。 天然だしを使った手作り汁のそば・うどんを提供。同店のサイトには「明治33年伊藤博文を通じて営業許可を得て開業して以来、桜木町駅と共に歴史を刻んでいる桜木町駅のシンボル的なお店です。天然だしを贅沢に使った『手作り』のお汁が自慢です。出汁取り一筋数十年のおばちゃん達の底力をご堪能下さい」と記されている。 閉店の知らせは店内の各座席ごとに
大阪府岬町で陸上養殖された大阪育ちのヒラメが特急電車で運ばれ、大阪市中央区の高島屋大阪店の名物企画「大阪ええモン」で目玉商品として販売が始まった。水産会社と鉄道会社、百貨店が連携し、いけすから取り上げた鮮度抜群のヒラメが数時間後に店頭に並ぶ。都市近郊の農水産物の新たな流通手法としても注目される。 ヒラメは水産会社の陸水(堺市)が稚魚を香川県から仕入れ、岬町の淡輪漁港内の建物に設置する陸上養殖のいけすで800グラム~1キロに育てて出荷している。 このヒラメは27日~8月2日と同月11~14日、高島屋大阪店地階の鮮魚店に並ぶ。期間中は毎朝、いけすから取り上げてしめ、南海電気鉄道の社員が保冷箱を持って特急サザンに乗り込み、みさき公園駅からなんば駅まで運んで高島屋の社員に届ける。 陸水は昨年8月から新規事業で陸上養殖をスタートさせ、飲食店向けにクエやサーモン、フグなどを出荷してきた。今回は一般消費
今年2月、愛知県名古屋市JR中央本線金山駅近くのJR高架下に鉄板ナポリタンの専門店「とらのこ亭」がオープンした。鉄板ナポリタンとは、その名の通り、熱々の鉄板で食すナポリタン。盛り付けた麺の周囲に溶き卵をかけ回しているのが特徴だ。 イタリアンスパゲティとも呼ばれ、昭和30年代に名古屋市内の喫茶店で生まれた。古くから営業している店では必ずと言ってよいほど用意している。しかし、筆者の知る限り、これまで名古屋市内に鉄板ナポリタンの専門店はなかった。 経営母体はJR東海のグループ会社 早速、店の名物である「昔ながらのナポリタン」を作ってもらった。巷の鉄板ナポリタンよりも麺が太くてモチモチの食感。何よりもケチャップの味がよそとはまったく違う。酸味が少なく、味に深みがあるのだ。筆者がこれまで数え切れないほど食べてきた鉄板ナポリタンの中でも間違いなく上位3位以内に入るだろう。 「喫茶店では野菜と麺を炒めて
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