FV-E991系電車(FV-E991けいでんしゃ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)の試験用の水素式燃料電池駆動電車である。「HYBARI」(ひばり)の愛称を持つ。 概要[編集] 燃料電池式電車として二酸化炭素の排出ゼロ(ゼロ・エミッション)を目指して開発された車両で、2030年度の導入を目標に[3]2022年3月下旬から実証実験が行われる予定[4][5]。JR東日本の燃料電池式電車としては、2008年に登場したクモヤE995形電車に次ぐ(ただしクモヤE995形は無車籍)ものとなる。 屋根上の水素貯蔵ユニットから高圧水素を燃料電池装置へ供給し、空気中の酸素との化学反応により発電をする。愛称の「HYBARI」は「HYdrogen-HYBrid Advanced Rail vehicle for Innovation(変革を起こす水素燃料電池と主回路用蓄電池ハイブリッドの先進鉄道車両)」から名称