超伝導で送電ロスを95%以上削減、プラント向けの次世代省エネ技術に成果:省エネ機器(1/2 ページ) NEDOと昭和電線ケーブルシステム、BASFジャパンが、民間プラントの実系統に三相同軸型超電導ケーブルシステムを導入する実証試験を完了したと発表。昭和電線ケーブルシステムが中核になって開発した三相同軸型超電導ケーブルシステムをBASFジャパンの戸塚工場に導入し、約1年間安定稼働させ、商用化に向けた技術実証を確認したという。 NEDO、昭和電線ケーブルシステム、BASFジャパンは2021年12月6日、民間プラントの実系統に三相同軸型超電導ケーブルシステムを導入する実証試験を完了したと発表した。プラント内における大幅な送電ロスの削減効果が得られた他、商用化に向けた技術実証を確認できたという。昭和電線ケーブルシステムは今後、2026年までの市場導入を目指して開発を継続する方針だ。 この実証はNE