台湾東部沖地震で大きな被害が出た花蓮県の山間部で、日本の統治下で建設された古い橋が崩落を免れた一方、隣接している比較的新しい橋が崩れ落ちたと、台湾紙の自由時報(電子版)が5日までに伝えた。インターネット上では、長さなどが異なるため単純に比較できないとの意見もあるが、頑丈さに驚く声も上がっている。 崩落したのは沢のような場所に架かっている長さ約25メートルの橋。すぐ隣に架かっている古い橋はやや短い。古い橋は被災者の避難に使われている。地元当局は、古い橋を補強して小型車が通れるようにする計画だ。
(台北中央社)北部・台北市政府は11日、建設中の多目的施設、台北ドーム(台北大巨蛋)が火災時の避難や排煙に関する審査を受け、内政部(内務省)の正式な認可を取得したと明らかにした。李四川(りしせん)副市長は同日、報道陣の取材に対し、4月にも工事を完成させ、年末までにプレオープンさせたいと期待を寄せた。 台北ドームはスポーツエリアやショッピングエリア、映画館、ホテル、オフィスエリアを併設した施設で、2012年に工事が開始されたが、14年12月に市長に就任した柯文哲(かぶんてつ)前市長が安全性を問題視。市と建設会社の意見が対立し、15年5月から約5年間、工事が滞っていた。 台北ドームのスポーツエリアは約6万人を収容できるとしているが、李氏はプレオープン期間中は約1万人から始め、段階的に人数を増やす考えを示した。また工事の進捗(しんちょく)と企業の誘致については「順調であると思う」と語った。 台北
オランダを拠点とする建築家集団MVRDVは、建物全体がソーラーパネルで覆われた多目的ビル「Sun Rock」を台湾に建築中だ。曲面を多用した特徴的な建物からは、年間約100万kWhの発電が見込まれる。Sun Rockは電力会社Taipowerによって運用され、グリーンエネルギーへの移行を想定した「建物内マニフェスト」として機能する。 Sun Rockの主な目的は、持続可能なエネルギー設備の保存と維持だ。建物のある場所は年間を通して日射量が多く、太陽光を最大限に活用するため、通常のビルとは異なり、丸みのある形状をしている。日中の光を直接受ける建物の南側は、緩やかに傾斜して表面積を確保し、北側は半球形にすることで、朝や夕方の光が当たりやすくした。 建物を覆うソーラーパネルの総面積は少なくとも4000平方メートルになり、発電効率を高めるため、パネルの角度は調整可能とした。こうした設計により、年間
台北101(タイペイいちまるいち、中国語: 臺北101)は、台湾台北市信義区にある超高層ビル。地上101階建てで、名前はこれに由来する。高さは509.2mで、地下は5階まである。 建設段階の名称は台北国際金融センター(たいほくこくさいきんゆうセンター、中国語: 臺北國際金融中心)。7年間の工期を経て、2004年に世界一の超高層建築物として竣工した[注釈 1]。台湾の著名な建築家である李祖原が設計し、施工は熊谷組を中心としたJVと韓国のSAMSUNG C&Tにより行われた。総工費は約600億元。 2004年12月31日、出入口でオープンを祝う式典が催され。また、2005年12月31日の大晦日にはこのビルのある市政府で、カウントダウンイベントが行われ、台北101から電飾と共に2分強の間、「節」などから大量の花火が打ち上げられた。 毎年5月(開催当初は6月)には、このビルの1階から展望デッキのあ
【10月2日 AFP】台湾東部の南方澳(Nanfangao)で1日、橋が崩落した。崩れた橋は、直下に停泊していた漁船の一団を直撃し、6人が下敷きになっている可能性があり、救助隊が懸命な救出活動を行っている。 監視カメラの映像には、全長140メートルのアーチ橋が崩落する瞬間が捉えられている。 さらに、漁船少なくとも3隻の上に橋が落ち、下を通過中だった石油タンカー1隻にも被害が及ぶ様子も映っている。 台湾内政部消防署(National Fire Agency)によると、6人が行方不明となっているとみられ、崩落した建造物の下敷きなった船に閉じ込められている可能性があるという。 同消防署は、救出活動が進められていると説明。また少なくとも12人が負傷し、うち6人がフィリピン人、3人がインドネシア人のいずれも漁師で、さらに1人は石油タンカーの操舵手の台湾人だという。 蔡英文(Tsai Ing-wen)
台湾スターバックスは、リサイクル輸送コンテナで建設した店舗を、アジア太平洋地域で初めて同国東部の花蓮市にオープンさせた。「Nanbin Road(南濱路)」を走る旅行者に便利なドライブスルーであると同時に、店舗構造にコンテナを29個も使っており、同社の30年にわたるサステナビリティの取り組みを受け継ぐものでもある。 床面積320平米・2階建てで、ユニークな外観デザインは、福岡のスターバックス太宰府天満宮表参道店や、オープンを控える東京・中目黒のStarbucks Reserve Roastery Tokyoを手がける著名な建築家・隈研吾が担当。 同氏がデザインにコンテナを使用したのは初めてで、コーヒーの木の葉に着想を得つつ、そこに中国の伝統的な建築構造の「アーチ」を融合させた。コンテナは積み重なるとかなり高さがある空間が生まれ、建築全体に設置されたさまざまな天窓からは自然な陽光が差し込む。
玄関だけで小ぶりの3LDKのマンションに相当する20坪(約66平方メートル)。居住部の広さは180坪(約600平方メートル)で1戸当たり5台分の駐車場を確保し、外観はDNAの二重らせんのような構造…。日本では100%企画が不可能と思われるマンションの施工が、準大手ゼネコン(総合建設会社)の熊谷組によって台湾・台北市で行われている。 気になるのは販売価格だ。日本の場合、10億円を超えると超高額マンションとして注目を集める。それに比べ台北のマンションは割高とはいえ、この物件は格が違いすぎる。現地メディアによると、内装工事を除いた販売価格は日本円で50億〜80億円に達するという報道も。すべてにおいて規格外の物件だ。 バルコニーに庭園 注目の超高級マンションは熊谷組の全額出資子会社、華熊営造(台北市)が施工を進める「陶朱隠園」(タオヂュインユェン)。日本で例えると東京都港区の高級住宅街のような地域
建築家の伊東豊雄氏が設計を手がけた台中の新たなランドマーク「台中国家歌劇院」(台中市西屯区)が23日、落成を迎えた。落成式には馬英九総統、胡志強・台中市長らが出席した。
TOTOギャラリー・間の第150回目の展覧会として、世界を代表する建築家、伊東豊雄氏を迎え、「台中メトロポリタンオペラハウスの軌跡 2005-2014」を開催します。 本展では、建設工事が今まさに最終局面を迎えている「台中メトロポリタンオペラハウス」の、2005年のコンペティションでの最優秀案から今にいたるまでの模型や図面、ドキュメント映像、壁面モックアップを通して、その軌跡を辿ります。 1995年、伊東豊雄氏は「せんだいメディアテーク」(宮城県仙台市、2001年)のコンペティションで、13本の樹状構造体のイメージであるチューブが、全くフラットなスラブを貫入し、支持することで大空間をつくる挑戦的な提案を行い、完成した建物は今も国内外で高く評価されています。 2005年、伊東氏は「台中メトロポリタンオペラハウス」(台湾台中市)のコンペティションでさらに複雑で豊かな秩序を内包する「エマージング
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く