このハンドブックは、特に活動経験の長い CSIRT が、CSIRT の構築、管理、運用に役立つ参照文書となるよう、CSIRT に共通する課題と思われる事項をまとめ、課題に対する考え方をその運営ノウハウから具体的な事例を交えてまとめました。 現在、コンピュータセキュリティインシデントの対応組織は、設立を宣言している組織だけでも世界中に200チームに上るなか、現在においてもこれから新しいチームを作ろうとする組織があり、対応しようとしている問題に関する支持と理解を得るという同じ困難に直面してきた。「コンピューターセキュリティインシデント対応チーム (CSIRT) のためのハンドブック」は特に活動経験の長いCSIRTが、CSIRTの構築、管理、運用に役立つ参照文書となるようにできるだけどのようなCSIRTであっても共通の課題と思われる事項をまとめ、課題に対する考え方をその運用ノウハウから具体的な事