今季から全12球団がノーマスクの声出し応援を解禁したことで、球場は活気にあふれている。声出し応援はコロナ禍に突入した2020年から実に4年ぶりだ。 同時に各球団からは、チームや選手を侮辱する野次などに対する注意喚起が相次いでいる。 先月14日は阪神が公式サイトに《【重要】応援に関するお願い》のタイトルで、《「選手を誹謗中傷するようなヤジ」や「侮辱的な替え歌」は絶対にお止めいただきますようお願いいたします》と、異例の注意勧告を掲載。翌15日は中日が公式サイトで同様の呼びかけを行った。 こうした取り組みは、ネット上でも大きな支持を集めている。 《ヤジや下品悪質な応援が無くなれば、安心して子供を連れていけると考える親御さんも出てくるかも》《どんどんクリーンになっていいと思う》《野次は端から見ていて気分良いものではないからね》 一連の流れに胸をなでおろしているのが、巨人の坂本勇人(34)ではないか
正月恒例の箱根大学駅伝には、走者に車で帯同する医者の他に、各中継所(鶴見、戸塚、平塚、小田原、芦ノ湖=折り返し地点、大手町=ゴール)にも2~6人の医者がいる。医者は全員、順天堂大学医学部のOBだ。関係者が言う。 ■寒い中、報酬なし 「昭和の頃はスタートとゴールにしか医者がいなかった。ゴールの医者は読売新聞社の産業医だったが、2011年からの本社ビル建て替えで対応できなくなった。昭和のある年に途中棄権者が出て、医者がいないことが主催の学連(関東学生陸上競技連盟)で問題になった。学連と順大医学部OBの宮川(政久)先生が医学部を持つ大学に協力を求めたが、どこも手を挙げなかった。寒いし、正月だし、報酬もなく、大会の白いコートと帽子がもらえるだけですからね。 そこで宮川先生が『順大でやろう』と立ち上がり、医学部同窓会神奈川県支部のメンバーに声をかけて対応するようになったのが、確か第68回大会(199
野球部元コーチによる部員への準強制性交致傷事件、柔道部員ののぞき、野球部監督(59)のパワハラと、さながら「ワルの巣窟」だ。甲子園に出場したこともあるスポーツ強豪校の大阪偕星学園高校(大阪市生野区)の野球部員が、監督の財布から計約100万円を抜き取り、自主退学していたことが分かった。 今年7月、野球部の寮に住む部員4人が、監督が寝泊まりする寮の部屋に置いてあった財布から、数万円を盗んだ。部員らはその後も複数回、チョコチョコと現金を抜き、一気に約40万円を抜き取ったところで監督に気付かれ、事件が発覚。監督は警察に被害届を出し、4人は自主退学した。 「監督は普段から部員たちに『オレはいつもこんだけ金を持ってんねん』と自慢し、財布を広げて100万円ほどの札束を見せびらかしていた。大金が入った財布を部員に預けることもあったそうです。部員たちは他の野球部員に飯をごちそうしたり、寮にウーバーイーツを届
東京五輪開催を46日後に控えた7日、JOC(日本オリンピック委員会)の幹部が飛び込み自殺――というショッキングなニュースに衝撃が広がった。 7日午前9時20分ごろ、東京都品川区の都営地下鉄浅草線中延駅で、JOCの経理部長、森谷靖さん(52)が2番線ホームから線路に飛び込み、普通列車にはねられた。森谷さんは病院に搬送されたが、2時間後に死亡が確認された。森谷さんはスーツ姿で、遺書は見つかっていない。 ■ネット上ではさまざまな憶測が 世論の多くが東京五輪の中止を求める一方、政府は強行開催に突き進んでいることから、ネット上ではさまざまな臆測が入り乱れている。 〈「経理部長」職ということは、既に帳簿が「紛失」したりとか、表に出せない事情や事態が山盛りあるのでは……?〉〈公にはできない秘密を隠し続けることが耐えられなかったのか〉 先月26日に行われた衆院文科委員会では、東京五輪組織委員会が広告代理店
17日から各家庭に2枚ずつ“アベノマスク”の配布が始まった。非難ごうごうのニュースをそらすためか、安倍首相は16日、一律10万円給付に加え、緊急事態宣言の全国拡大と“ちゃぶ台返し”を連発。肝いり策の悪評を封じたい思惑は、厚労省の不自然な対応からもうかがい知れる。厚労省は、なぜか…
ドキュメンタリー番組「情熱大陸」に出演するなど、頻繁にメディアに取り上げられていた国立極地研究所の田辺優貴子助教(41)が、出張費の水増しやカラ出張を43回行い、文部科学省の補助金や科学研究費助成事業(科研費)を含む約132万円を不正に受け取っていた。極地研を所管する情報・システム研究機構の調査で発覚し、25日付で田辺助教を懲戒解雇処分とした。 田辺助教は2012年から今年3月末までの7年の間に、ネット上で発行された航空機の領収書やクレジットカードの明細書の金額を改ざんし、出張費の水増しや架空の出張費、通信費を請求していた。今年2月、極地研の事務職員が不正に気付き、チョロまかしがバレた。 「ある航空会社の領収書はかつて『往復運賃』と明記されていたのですが、現在は『FLEX』という表記に変わっています。事務職員は毎日、他の職員の精算書類にも目を通していますから、田辺助教の領収書だけ旧来の形式
大橋巨泉さん(2016年死去)は生前、深く考え込みながら「人間が生まれてくる意味は結局、子供を産み育てることなんです」と語っていた。宇宙の真理、平和といった解決不能な事象も、後世の人に答えを託すしかないという意味だった。 一方、「為せば成る」の米沢藩主・上杉鷹山は人口増こそが富の源泉という考え方で、困窮する藩財政から出産手当金と子だくさん家庭に、児童手当を支給したものだ。 この先達の考えに逆行した意識が国内で高まっている。退職の意向が明らかになったNHKの青山祐子アナウンサー(46)がネット上で猛批判にさらされているのだ。彼女は12年3月の第1子を皮切りに、17年2月までに4人の子(2男2女)を出産。およそ6年間にわたり産前産後休暇と育児休業を取得し、現在も育休中。批判の多くは「育休中にもらった給与を返還しろ」「公務員ならまだしも民間ではありえない」といった内容。出産自体には賛同を示しつつ
日産自動車の「GT―R」で自動車専用道路を時速280キロで走行したとして、大阪市城東区の自称投資家、川西智弘容疑者(35)が5日、大阪府警城東署に道交法違反(速度超過)の疑いで書類送検された。 川西容疑者は1月12日午前4時10分ごろ、東大阪市の自動車専用道路「第2阪奈道路」を法定速度の時速60キロを220キロ上回る280キロで運転し、その様子をユーチューブに投稿。リミッターを外してナンバーを折り曲げ、テープで固定し、スタートしてから4秒で100キロを計測、13秒で200キロに達し、29秒で300キロを記録した。 調べに対し、「10回以上違法走行をした。車の性能を試し、他人に見せたかった」と供述しているという。これ以外にも猛スピードでパトカーの追跡を振り切ったり、パトカーを後ろから抜き去ったり、信号無視をする動画を投稿。
東京五輪に向けて物流の統制が始まった。 今月1日、東京・千駄ケ谷一帯のマンションなどにアンケート用紙が投函された。「東京2020大会競技会場周辺にお住まいの方々へ」と題した宅配便への意識調査で、差出人は「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」と記されている。 内容は「(2年後の五輪で)選手や観客等が予定した時間に競技会場に到着できるようにするとともに、同時に、市民生活や社会経済活動も維持することを目標としています。しかし、競技会場周辺では、選手や観客等による混雑が想定されていることから、周辺道路の混雑の緩和のための方策について検討を行う必要があると考えております」というもの。 その上でEC(インターネットを利用した商品・サービスの購入)による宅配便の利用について「宅配便をどの程度利用していますか」「再配達となる割合はどの程度ですか」などの質問が列記されている。 このアンケート
野党が共闘して都知事選を戦うために、土壇場で出馬を取りやめた宇都宮健児氏(69)。しかし、選挙戦に入っても、宇都宮氏は一度も鳥越俊太郎の応援演説に立ってない。どうして、街頭に立たないのか、28日夜、本人に電話で真意を聞いた。 ――鳥越事務所には「宇都宮さんは鳥越さんの応援をしないのか」という問い合わせが殺到しているそうです。先日、宇都宮さんの支援者の集会が開かれたそうですが、鳥越さんを応援するかどうか、結論は出たのでしょうか。 女性人権問題(週刊誌報道)について、こちらが要求したことと鳥越氏側からの回答が一致しなかったので、宇都宮選対としては「判断できない」ということです。 ――宇都宮さんの個人的な判断で、例えば「鳥越さんが(週刊誌報道に関する)裁判で負けたら都知事を辞めてもらう」という前提で、街宣車で「(鳥越氏と)政策は一致している」と応援演説をなさる可能性はないのですか。 あの~、それ
急成長を遂げ、慈善活動にも力を入れていた不動産会社には“裏の顔”があったのか――。 30日、プライムエージェント社(東京・新宿)の元従業員9人が、小林傑前社長と上村友弥社長に対し、未払い賃金の支払いやパワハラに対する損害賠償3643万円を求め、東京地裁に提訴した。 訴状によると社長2人は従業員に対し、執拗なパワハラを行い、耐えかねた社員が退職を希望すると、その月から給料を払わず源泉徴収票の交付を拒絶し続けたという。 08年に設立されたプライム社は、従業員20人で、マンション販売や経営、コンサル業務などを行っている。民間調査会社によると、売り上げは14年の約13億円が、昨年は40億円に拡大、今年は60億円を予想し、右肩上がりに成長中だ。 小林前社長が代表を務める親会社のプライムホールディングスは、社会貢献に積極的で毎年カンボジアを訪問。芸人の猫ひろしらと孤児院への支援を行っていた。
小6の娘を知人に淫行させた母親(37)が児童福祉法違反で、さらに性的暴行をした無職の中路悠史容疑者(36=岐阜市)が強姦容疑で、12日、それぞれ岐阜県警に逮捕された。娘を差し出した母親もクズだが、強姦した男は国体にも出場した空手家だったというから鬼畜だ。 逮捕容疑は昨年11月11日午後8時半ごろ、母親が自宅アパートに中路容疑者を招いて、娘を引き合わせ、中路容疑者が強姦した疑いだ。 「当時、娘の父親は仕事で不在だった。娘は『無理やりさせられた』と話しているそうです。関係者から県警に情報提供があり、中路容疑者のスマホを調べると娘の裸の画像が見つかったといいます。中路容疑者はすでに児童買春容疑で逮捕・起訴されています」(捜査事情通) この男、高校生の時は国体に出場し、最近まで子どもたちに空手を教えていたという。
「巫女さんのくせに」という暴言や「保育園落ちた」ブログに対する対応など、自民党の女性軽視がオンナの怒りを買っている。そんな中、自民系無所属で二階派に属する長崎幸太郎衆院議員(47・山梨2区=当選3回)のトンデモ女性観が物議を醸している。 コトの発端は、週刊新潮(3月31日号)の記事。同じ号で乙武洋匡氏の「5人と不倫」問題が炸裂し、長崎議員の記事はあまり目立なかったが、「カネと女」の問題について実名の告発文が政界に出回っている、という内容だった。 記事掲載前、この告発文について週刊新潮の取材を受けた長崎議員は、3月22日付の「回答書」を新潮社に送付したもよう。ただ、それだけでなく、地元の一部支援者などにも「回答書」と同じものを配布した。自身の潔白を弁明しようとしたようなのだが、その文面があまりにア然とするものだったため、地元でにわかに広まり、「これはちょっと酷い」「女性を侮蔑している」と囁か
「経歴詐称」でコメンテーター辞任に追い込まれたショーンK。テンプル大卒も、パリ第1大留学も、ハーバードMBAも、すべてウソだったというのだから、今までバレなかったのが不思議なくらいだ。恐らく、海外の経歴なら誰も調べないと高をくくっていたのだろう。 今「ショーンKと同じよう…
東京五輪エンブレムの盗用を否定しても、次々と“パクリ”疑惑が出てくる佐野研二郎氏(43)。サントリーの景品デザインを巡っては、ネットで「パクリどころか、コピペでは」と火ダルマ状態だ。日刊ゲンダイは、佐野氏が2008年に設立したデザイン事務所「MR_DESIGN」(東京・神宮前)…
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