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ブックマーク / www.gentosha.jp (12)

  • 「ここまで暴露してよいのだろうか。生々しい筆致に鳥肌が消えず、読んでいて背筋が凍りっぱなしだった」|白い巨塔が真っ黒だった件|アルパカ内田/大塚篤司

    白い巨塔が真っ黒だった件 2023.09.05 公開 ツイート 「ここまで暴露してよいのだろうか。生々しい筆致に鳥肌が消えず、読んでいて背筋が凍りっぱなしだった」 アルパカ内田/大塚篤司 『白い巨塔が真っ黒だった件』に、ブックジャーナリストのアルパカ内田さんこと、内田剛さんからアツいレビューが届きました。内田さんは「何に震えた」のか!? *   *   * 人は生きているうちに一体何度、病院に行くのだろうか。そして一体何人の医者のお世話になるのか。超高齢化社会となった今、その頻度はますます高まっており、これまで以上に、人々の暮らしと医療は切っても切り離せない関係になっている。 いまや「衣住」よりも生活に欠かせないのは、「衣住」よりも医療だ。まさに「医住」の時代ともいえるほど、誰にとっても医療問題は誰にとっても実に切実なテーマなのだ。 個人的な話で恐縮であるが、これを書いている僕はコロ

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    kazgeo 2023/09/09
  • 伊集院光さん衝撃コメントに青ざめる講師…「100分de名著」の舞台裏|名著の予知能力|秋満吉彦

    「100分de名著」(NHK Eテレ)で取り上げる作品を九年にわたり選び続けてきたプロデューサー、秋満吉彦さんが最も戦慄を覚えたのは、現代社会のありようを言い当てる「名著の予知能力」でした。5月31日に発売された新書『名著の予知能力』は、まったく新しい名著の読み方を提案する書。 講師が青ざめるとき――シェイクスピア「ハムレット」(2014年12月放送) 日を代表する……いや国際的にも高い評価を受けているシェイクスピア研究の第一人者の顔が青ざめていた。モニター越しに見えた表情なので、スタジオ照明の加減もあり、やや誇張が入ってしまっているかもしれない。もっと正確にいえば、表情がこわばっていた。次の句が継げないでいる。明らかに挙動がおかしい。 東京大学大学院総合文化研究科教授・河合祥一郎さん。「ハムレットは太っていた!」「謎解き『ハムレット』」といった著作に惚れ込んだ私が、「ハムレット」解説講

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    kazgeo 2023/06/19
  • 世界的ベストセラーが明らかにした、実は「世界はどんどん良くなっている」という事実|逆境を生き抜くための教養|出口治明

    逆境を生き抜くための教養 2023.06.18 公開 ツイート 世界的ベストセラーが明らかにした、実は「世界はどんどん良くなっている」という事実 出口治明 脳出血で倒れ、失語症・右半身まひという後遺症を抱えながら、懸命なリハビリを経て、大学の学長職に復帰した出口治明さん。その支えになったのは、それまでに読んできた1万冊以上のから得た「知の力」「教養」でした。新刊『逆境を生き抜くための教養』の一部をお届けします。 *   *   * 「大きな目」で見れば世界は良くなっている 『ファクトフルネス』(ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド著/日経BP)というが、日を含めて世界中でベストセラーになりました。僕も大事にしている「ファクト」や「数字」に基づいて、人がつい抱きがちな世の中に対する間違った思い込みを正すです。 そこで取り上げられている思い込みのひとつ

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    kazgeo 2023/06/18
  • 夫婦別姓の法制化を望む人々が、家族破壊者でも個人主義者でもない理由|事実婚と夫婦別姓の社会学|阪井裕一郎

    事実婚と夫婦別姓の社会学 2023.06.05 公開 ツイート #3 夫婦別姓の法制化を望む人々が、家族破壊者でも個人主義者でもない理由 阪井裕一郎 夫婦同姓が法律で規定されている日(民法750条及び戸籍法74条1号)。別姓にするなら、いまは「事実婚」にならざるを得ませんが、「“選択的”夫婦別姓」でも法改正がなかなか進まないのはなぜなのか。その背景にある様々な議論の枠組を分析・整理し、議論のもつれをやさしくほぐした書籍『事実婚と夫婦別姓の社会学』(阪井裕一郎著、白澤社刊)より、一部を抜粋してお届けします。 ※記事中に出てくる表記——(名前、年代、ページ数)は、書の引用参考文献です。幻冬舎plusの記事内では文献掲載を省略しています。/書の注釈も省略しています。/太字は幻冬舎plus編集部によります。 *   *   * 「個人主義」という批判を考える 次に問題化したいのは、同姓原則論

    夫婦別姓の法制化を望む人々が、家族破壊者でも個人主義者でもない理由|事実婚と夫婦別姓の社会学|阪井裕一郎
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    kazgeo 2023/06/06
  • ドイツでは「親同士」も「親子」も姓が違うのが普通|夫婦別姓 家族と多様性の各国事情|田口理穂

    夫婦同姓が法律で強制されているのは今や日のみ。 別姓が原則の中国韓国・ベルギー、別姓も可能なイギリス・アメリカドイツ、通称も合法化したフランス。各国で実体験を持つ筆者達がその国の歴史や法律から姓と婚姻、家族の実情を考察し「選べる」社会のヒントを探る書籍『夫婦別姓 家族と多様性の各国事情』より、一部を抜粋してお届けします。 *   *   * 別姓、同姓、片方だけが連結姓、の3つの選択肢があるドイツ 2021年秋まで16年間首相を務めたアンゲラ・メルケル(67歳)は夫婦別姓である。実はメルケルという姓は、東ドイツ時代に23歳で学生結婚したときの元夫の姓。5年後に離婚したが、物理学の博士号を持つ研究者としてキャリアを積んでいたため、旧姓に戻さなかった。45歳で再婚した際に別姓としたが、メルケルがもし新しい夫の姓に改姓していたら、今のようなキャリアが築けただろうか。再婚して7年後に首相とな

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    kazgeo 2023/05/28
  • 「越える」と「超える」の使い分け NHKの放送現場ではどうしてる?|NHKが悩む日本語|NHK放送文化研究所

    NHKが悩む日2023.05.02 公開 ツイート 「越える」と「超える」の使い分け NHKの放送現場ではどうしてる? NHK放送文化研究所 「赤ちゃんパンダの数え方は『1匹』? 『1頭』?」 NHK放送文化研究所・用語班には全国のNHK放送局からのことばの相談が日々集まります。時代とともに移り変わることばに、知識や見識を持ち寄って激論を交わし、限られた時間で答えを出すこの「ことばの専門家チーム」の名回答を厳選した書籍『NHKが悩む日語 放送現場でよくあることばの疑問』より、一部を抜粋してお届けします。 *   *   * Q.「100歳をこえて生きる」という場合の「こえる」の漢字表記は、「越える」「超える」のどちらでしょうか。 A. 解釈によって、どちらも使えます。「越える」は、場所、時間、点などを通過するときに使い、「超える」は、ある一定の数量、基準、限度などを上回るときに使い

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    kazgeo 2023/05/06
  • 大天才が自費出版した評判作を読んでみた!いしいひさいち『ROCA』|マンガ停留所|中条省平

    今回の作品は、いしいひさいちの『ROCA 吉川ロカ ストーリーライブ』です。 まぎれもない巨匠であり、一部のファンから大天才として熱狂的に礼讃される、あのいしいひさいちが1冊1000円(梱包料と送料は別)で自費出版しているマンガです。

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    kazgeo 2022/10/01
  • [pick up]なぜ彼らは上官の理不尽と同調圧力に抵抗することができたのか?|敗軍の名将|古谷経衡

    敗軍の名将 2022.08.14 公開 ツイート [pick up]なぜ彼らは上官の理不尽と同調圧力に抵抗することができたのか? 古谷経衡 ※この記事は2021.10.12に公開されたものの再掲です 戦争という狂気の時代に、上官の理不尽な命令に抵抗し、信念を貫いた指揮官がいた――古谷経衡さんがインパールほかすべての戦跡を現地取材し、牟田口廉也の部下だった佐藤幸徳ら4名の決断と行動をたどった『敗軍の名将 インパール・沖縄・特攻』。書から「はじめに」をお届けします。 *   *   * 同調圧力と理不尽への抵抗 圧倒的な火力を誇る米軍の前に、バンザイ突撃を繰り返して屍の山となる日兵。密林の中で敵の空襲から逃れながら、飲料水すら事欠き物資欠乏状態で餓死する日兵。太平洋戦争における日兵と日軍のイメージは、おおむねこのような形で繰り返し映像や物語として語られてきた。一方でここ20年ほど、あ

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    kazgeo 2021/10/12
  • 新聞が弱体化したから“文春砲”が目立つようになった!?|今、新聞をどう読むか?|石戸諭/プチ鹿島

    今、新聞をどう読むか? 2017.04.12 公開 ツイート 第1回 新聞が弱体化したから“文春砲”が目立つようになった!? 石戸諭/プチ鹿島 新聞をキャラづけしたり、社説を「大御所の師匠からの言葉」とたとえたり、一気に新聞をおもしろく感じさせてくれる読み方が話題のプチ鹿島さんの『芸人式新聞の読み方』。その読み方を実際の新聞記者はどう思うのでしょうか? 元毎日新聞記者で、現在は、BuzzFeed JAPANで活躍する石戸諭さんと語り合いました。全4回でお届けします。 (構成:福田フクスケ 撮影:菊岡俊子) 新聞社は今も最強のジャーナリスト養成機関 鹿島 僕はふだん“時事芸人”と呼ばれるほど新聞の読み比べをしているんですが、実際に毎日新聞の記者として現場にいた“中の人”と会えるのは貴重な機会。ぜひいろいろ検証したいので、よろしくお願いします。たとえば今回の『芸人式新聞の読み方』では、朝刊各紙

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    kazgeo 2017/04/13
  • 「日本会議」は政権を牛耳る黒幕なのか?<新春対談4>菅野完/古谷経衡 - 幻冬舎plus

    『 日会議の研究 』(扶桑社新書)で、「日会議ブーム」の先鞭をつけた菅野完さんと、『 左翼も右翼もウソばかり 』(新潮新書)などの著作で気鋭の論客として注目される古谷経衡さん。問題意識や関心領域は重なるところが多そうなお二人ですが、実は今回の対談が初顔合わせ。 いまお二人に語り合っていただくならこれしかない! ということで、「日会議」「憲法改正」「天皇退位」の3大テーマで、ガッツリ議論していただきました。 第1回は「日会議」。その実体は? そしてその影響力とは? (構成:岡田仁志 写真:牧野智章) * * * ■実体は弱小団体だが侮ってはいけない理由 古谷  菅野さんの『日会議の研究』、大変おもしろく読みました。今日はお話しするのをとても楽しみにしていました。よろしくお願いします。 日会議(*1)は、僕の中では老人ホームみたいな印象の存在だったんですよ。僕は数年前まで「

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    kazgeo 2017/02/08
  • ダサいものが勝つ時代をどう受け止めるか|「埼玉」からみえる地方と消費のゆくえ|中沢明子/速水健朗

    自分の身の丈にあった“ちょうどいい買い物”をするのは難しいものです。中沢明子さんの著書『埼玉化する日』(イースト・プレス)をめぐる対談前編は、『都市と消費とディズニーの夢』の著書もある速水健朗さんと「マス消費」「高感度消費」をキーワードに話題が広がりました。どちらかを選ぶのではない、両方を享受できる場はあるのでしょうか? 買い物好きが書く「消費論」があってもいい 速水 ほとんどの人たちは基的に、都市に関するイメージの悪さが60年前のレベルから変わっていなくて、それはたぶん都市の広報活動がうまくいってないからなんですよ。今ってどんどん集積に向かっているので、当は都市生活をみんな便利だと思っているんだけど、なんとなく都市化は悪だっていう感じ、後ろめたさもあるみたいな。 中沢 私としては、そういうハイコンテクストな、高感度で、常に時代の最先端の中に身を置くような中にずっと居続けるライフスタ

    ダサいものが勝つ時代をどう受け止めるか|「埼玉」からみえる地方と消費のゆくえ|中沢明子/速水健朗
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    kazgeo 2015/03/19
    新・消費論。中沢さんの勇者ッぷりが泣ける。
  • 永平寺の修行僧が365日、お粥を食べる理由|心が疲れたらお粥を食べなさい|吉村昇洋

    永平寺で修行をつみ、現在、広島の禅寺で副住職を務め、精進料理のブログ「禅僧の台所」も人気の吉村昇洋さんが、『心が疲れたらお粥をべなさい』という書籍を刊行しました。禅的生活の心得を説く書から一部を抜粋してお届けします。 普段の生活に禅的意識を取り入れてみる 「あぁ、何か頭がガンガンするし、寒気もする。のども痛いし、何もべたくない」 こんな風邪の症状を、あなたも経験したことがあると思います。 「何もべたくない」と思っても、何か栄養をとらなければいけません。布団の上で思うのは、「ちょっと休んだら、お腹に優しいお粥でもべようかな……」なんてことではないでしょうか。 私の修行した福井県の山間にある世界屈指の禅道場、曹洞宗大山永平寺では、毎日の朝ご飯にこの“お粥”が出されます。もちろん、修行僧が皆、風邪気味なわけではありません。1年365日、バリエーションはあるものの、必ず朝にいただく

    永平寺の修行僧が365日、お粥を食べる理由|心が疲れたらお粥を食べなさい|吉村昇洋
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    kazgeo 2014/10/04
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