シリアの北西部のイドリブ(Idlib)で発生した2件の爆発で破壊されたトラクター。国営シリア・アラブ通信(SANA)提供(2012年4月30日撮影)。(c)AFP/SANA 【5月1日 AFP】シリア北西部のイドリブ(Idlib)で4月30日、治安部隊が入っている居住地区の建物を狙った2件の爆発事件があり、人権団体によると20人以上が死亡した。 シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、狙われたのは空軍の情報機関が入っている建物と、軍の別の情報機関が入っていた建物で、死亡者の大半は治安要員だった。 シリアの国営シリア・アラブ通信(SANA)は、これらの「自爆攻撃」の背景に「テロリスト」がいると報じた。シリアのテレビ局は、2件の爆発による犠牲者は複数の民間人を含む9人で、この他に約100人が負傷したと報じた。 今回の事件は、4月12日