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アラブの春に関するkenken610のブックマーク (472)

  • 国連安保理のシリア非難決議、露中が拒否権

    シリアの抗議運動拠点ホムス(Homs)で、同市に対する無差別爆撃後に行われた合同葬儀に集まる人びと(2012年2月4日撮影、シリア反体制派提供)。(c)AFP/SYRIAN OPPOSITION 【2月5日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)で4日、シリア政府に対し人権侵害の即時停止を要求する決議案の採決が行われたが、ロシア中国が拒否権を行使した。採決の数時間前には、シリア政府軍が抗議運動の拠点ホムス(Homs)を爆撃し、数百人規模の死者が出ている。 シリア決議案への拒否権行使は過去4か月で2度目になるが、これに対し国際社会では怒りの声が巻き起こっている。米政府は拒否権行使に「嫌悪感」を持ったと述べ、フランス政府はホムスでの爆撃を「人道に対する罪」と非難した。 反体制派「シリア国民評議会(Syrian National Council、SNC)」によると

    国連安保理のシリア非難決議、露中が拒否権
  • エジプト首都の衝突、4日目に突入

    エジプト・カイロ(Cairo)の内務省そばで、投げ込まれた催涙弾を機動隊に向けて投げ返すデモ参加者(2012年2月4日撮影)。(c)AFP/KHALED DESOUKI 【2月5日 AFP】エジプト首都カイロ(Cairo)で5日、同国北部ポートサイド(Port Said)でサッカーの試合後に起きた暴動を軍政が阻止しなかったとして発生した抗議デモと機動隊の衝突は、4日目に突入した。 機動隊数百人が内務省部に向かう道路を封鎖し、投石するデモ隊の接近を防ぐために催涙弾を発砲した。機動隊は、衝突の中心地となったマンスール(Mansur)通りにコンクリートブロックの壁を設置し、別の道路では有刺鉄線を張っている。 保健省は4日、2日の衝突発生以降、カイロとスエズ(Suez)で12人が死亡したと発表した。当局が対応しなかったとして問題となったサッカー競技場での衝突では74人が死亡した。 3日には、軍部

    エジプト首都の衝突、4日目に突入
  • 政府軍の「虐殺」で少なくとも217人が死亡、シリア人権監視団

    シリアのカサール(Al-Qsair)で、燃やされるバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領の写真(2012年1月25日撮影)。(c)AFP/ALESSIO ROMENZI 【2月4日 AFP】シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)は4日、シリア政府軍が中部のホムス(Homs)で女性や子どもを含む少なくとも217人を「虐殺」したと発表した。シリア政府の反体制派弾圧に関する国連安全保障理事会(UN Security Council)の決議を目前に控えての惨事となった。 同監視団によると、ホムスのハリディヤ(Al-Khalidiya)地区では迫撃砲により、138人が死亡した。 ホムスは過去10か月間、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領に対抗するデモの拠点となってきた。 ホムスの別の場所では79人が殺

    政府軍の「虐殺」で少なくとも217人が死亡、シリア人権監視団
  • シリア首都近郊で激しい戦闘、離反兵らと政府軍が衝突

    シリア・ホムス(Homs)で、抗議デモ隊に加わるシリア軍離反兵士ら(2012年1月26日撮影)。(c)AFP 【1月30日 AFP】シリアの首都ダマスカス(Damascus)近郊で29日、反体制派と政府軍との激しい衝突が発生した。英国に部を置く「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」のラミ・アブドル・ラーマン(Rami Abdel Rahman)代表はAFPの取材に、前年3月半ばに反体制運動が始まって以降、最大の衝突だと述べた。 シリア人権監視団によると、シリア全土の死者数は同日だけで少なくとも80人に達し、うち半数が民間人という。27日からの死者数は計175人に上っている。 活動家らによると、政府軍はダマスカス郊外のドゥーマ(Douma)やサアバ(Saaba)、イルビン(Irbin)、ハムリヤ(Hamuriyeh)の各地区に対し、重

    シリア首都近郊で激しい戦闘、離反兵らと政府軍が衝突
  • イエメン大統領、治療のためNYに到着

    イエメン首都サヌア(Sanaa)で開かれた支持者らの集会に登場したアリ・アブドラ・サレハ(Ali Abdullah Saleh)同国大統領(2011年2月20日撮影、資料写真)。(c)AFP 【1月29日 AFP】2月に正式に辞任する予定のイエメンのアリ・アブドラ・サレハ(Ali Abdullah Saleh)大統領が28日、大統領府への攻撃で昨年負ったけがの治療のため、米ニューヨーク(New York)に到着した。 サレハ大統領は、イエメンの隣国オマーンから空路出発し、給油のためロンドン(London)郊外の空港に一時立ち寄った後、米国に到着した。大統領の足取りはこの数日間不明だった。 在ワシントンD.C.(Washington D.C.)イエメン大使館のモハメド・アルバシャ(Mohammed Albasha)報道官は「サレハ大統領は今晩、短期の治療のため米国に到着した」と声明で述べた。

    イエメン大統領、治療のためNYに到着
  • アラブ連盟、シリア監視団の活動を凍結 死者数急増

    シリア西部ヤブルド(Yabrud)で行われた反体制デモで、独立旗を掲げるデモ参加者(2012年1月28日撮影)。(c)AFP/LCC SYRIA 【1月29日 AFP】シリア当局の反体制デモ弾圧による死者数が急増する中、アラブ連盟(Arab League)は28日、論議を呼んでいたシリアでの監視団の活動を一時凍結した。死者数はこの4日間で210人を超えた。 シリア監視団の団長を務めるモハメド・アハメド・ムスタファ・ダビ(Mohammed Ahmed Mustafa al-Dabi)氏は27日、中部のホムス(Homs)やハマ(Hama)、北部イドリブ(Idlib)地域を中心に、24日以降「顕著に」治安が悪化したと述べていた。 英国に部を置くシリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)とシリア国営メディアからの報告をAFPが集計したところ、24日

    アラブ連盟、シリア監視団の活動を凍結 死者数急増
  • エジプト、反体制デモから1年 広場に集結した群衆にさまざまな思い

    タハリール広場(Tahrir Square)に集まり、デモ犠牲者の名前が記されたオベリスクを運ぶ民衆(2012年1月25日撮影)。(c)AFP/MAHMUD HAMS 【1月26日 AFP】エジプトのホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)政権打倒につながった反体制デモ発生から1年となる25日、大勢の人々が反体制デモの中心地となった首都カイロ(Cairo)のタハリール広場(Tahrir Square)に詰め掛けた。国を暫定統治する軍最高評議会は壮大な祝賀会を計画する一方、民主化運動家らは未完了の革命を再び起こすと公言している。 ムバラク政権崩壊を実現したデモを率いたイスラム教徒や改革主義者、左派勢力、一般市民が広場に詰め掛け、国旗を振ったり、さまざまなスローガンを記した横断幕を掲げた。政権崩壊後の議会選で選出された人民議会で傘下の自由公正党が第一党となった穏健派イスラム原理主義組織「

    エジプト、反体制デモから1年 広場に集結した群衆にさまざまな思い
  • エジプト軍最高評議会、ガンズーリ元首相に組閣要請

    エジプト・カイロ(Cairo)で会見する軍最高評議会のムハンマド・フセイン・タンタウィ(Muhammad Hussein Tantawi)議長(右)とカマル・ガンズーリ(Kamal al-Ganzuri)氏(2011年11月24日撮影)。(c)AFP/EGYPTIAN MILITARY OFFICE 【11月25日 AFP】エジプトの民放テレビによると、同国を暫定統治する軍最高評議会は24日、ホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)前政権下で首相を務めたカマル・ガンズーリ(Kamal al-Ganzuri)氏に暫定内閣の組閣を要請した。 同評議会は22日、エッサム・シャラフ(Essam Sharaf)暫定内閣の総辞職を認めた上で、さまざまな政治勢力を集めて「救国」政府の樹立に向けた協議を行っていた。 1996~1999年に首相を務め、今年初めの民衆蜂起後はムバラク氏と距離を置いていた

    エジプト軍最高評議会、ガンズーリ元首相に組閣要請
  • シリア、アラブ監視団の活動延長に同意へ

    シリア首都ダマスカス(Damascus)の近郊ドウマ(Douma)で行われた反体制デモの様子(2012年1月23日撮影)。(c)AFP/LCC SYRIA 【1月25日 AFP】シリアは24日、同国の反体制デモ弾圧停止に向けてアラブ連盟(Arab League)が派遣している監視団の活動を1か月間延長することに同意した。監視団の活動には批判も多く、長時間の討議の末決定した。 監視団は、サウジアラビアなどでつくる湾岸協力会議の加盟6カ国が既に要員を引き揚げ、規模を縮小している。アラブ連盟は、今回シリアの同意が得られなければ25日から監視団の活動が拠点周辺に限定されると警告していた。 シリアの国営シリア・アラブ通信(SANA)は「ワリード・ムアレム(Walid Muallem)外相は今夜アラブ連盟のナビル・アラビ(Nabil al-Arabi)事務局長に書簡を送り、監視活動を1月24日から2月

    シリア、アラブ監視団の活動延長に同意へ
  • エジプト、非常事態解除へ 30年ぶり

    エジプトの首都カイロ(Cairo)で、国営テレビを通じて非常事態解除を発表する軍最高評議会のムハンマド・フセイン・タンタウィ(Muhammad Hussein Tantawi)議長(2012年1月24日公開)。(c)AFP/ EGYPTIAN MILITARY PRESS OFFICE 【1月25日 AFP】 エジプトを暫定統治中の軍最高評議会は、約30年間続いた非常事態宣言を25日、解除すると発表した。 エジプト軍最高評議会のムハンマド・フセイン・タンタウィ(Muhammad Hussein Tantawi)議長は24日、エジプトの国営テレビを通じて「暴徒の取り締まりを除き、全国で非常事態を25日午前から解除する」と宣言した。 今回の解除は、ムバラク(Hosni Mubarak)政権崩壊につながった反体制デモが起きてから丸1年に当たる25日に予定されていた大規模な民主化要求デモの阻止を狙

    エジプト、非常事態解除へ 30年ぶり
  • 民政移行へ、人民議会を初招集 エジプト

    カイロ(Cairo)の人民議会で議長に選出されたカタトニ(Saad al-Katatni)氏(2012年1月23日撮影)。(c)AFP/KHALED ELFIQI 【1月24日 AFP】エジプトで23日、ホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)政権の崩壊を導いた民衆蜂起後初めて、選挙で選ばれた人民議会(下院、公選議席498)が招集された。 これまでの人民議会はムバラク政権与党が議席をほぼ独占していたが、新たな議会ではイスラム系の2大政党が議席の4分の3近くを獲得、政治の中心舞台に躍り出た。 初議会では、選挙で第1党となった穏健派イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)」系の「自由公正党(Freedom and Justice Party)」のカタトニ(Saad al-Katatni)幹事長を議長に選出し、副議長には厳格なイスラム原理主義を掲げる「ヌ

    民政移行へ、人民議会を初招集 エジプト
  • モロッコ下院選、イスラム穏健政党が勝利

    モロッコの首都ラバト(Rabat)で、下院選の結果発表を聞き、会見でこぶしをあげる穏健派イスラム主義政党「正義発展党(Justice and Development Party、PJD)」のアブデリラ・ベンキラネ(Abdelilah Benkirane)党首(2011年11月27日撮影)。(c)AFP/ABDELHAK SENNA 【11月28日 AFP】モロッコ内務省は27日、25日に実施された下院(定数395)選の最終結果を発表した。穏健派イスラム主義政党「正義発展党(Justice and Development Party、PJD)」が107議席を獲得して第1党に躍進し、正義発展党が初めて連立政権を率いる見通しになった。 改選前の47議席から大きく勢力を伸ばした正義発展党のアブデリラ・ベンキラネ(Abdelilah Benkirane)党首は首都ラバト(Rabat)の党部で、歓声

    モロッコ下院選、イスラム穏健政党が勝利
  • アラブ連盟、市民殺害続けるシリアに経済制裁

    エジプト・カイロ(Cairo)のアラブ連盟(Arab League)部前で、シリアの民主化を訴える人々(2011年11月24日撮影)。(c)AFP/MAHMUD HAMS 【11月28日 AFP】アラブ連盟(Arab League)は27日、エジプトのカイロ(Cairo)で外相会合を開き、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領が市民への弾圧を続けるシリアに対する経済制裁を決めた。シリアではこの日も、治安部隊の弾圧で23人が死亡したと伝えられている。 即時に発動される制裁の内容は、シリア政府および中央銀行との取引停止、シリア政府が連盟加盟国に保有する資産の凍結。このほかにも、アラブ諸国へのシリア政府高官の渡航禁止、航空機乗り入れの禁止などの制裁措置が、次週の会合で検討される見通し。 アラブ連盟がおなじ中東の国に対し、これほど厳しい経済制裁を科すことは初めて。 シリアへ

    アラブ連盟、市民殺害続けるシリアに経済制裁
  • シリア大統領「市民殺害命じてない」、米ABCインタビュー

    ニューヨーク(New York)でバーバラ・ウォルターズ(Barbara Walters)氏(右)のインタビューに答えるシリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領(2011年12月7日提供)。(c)AFP/ABC News and Barbara Walters 【12月8日 AFP】シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領は7日、米ABCテレビの取材に応じ、反体制派の殺害を命じたことはないと強く主張した。 ベテランジャーナリストのバーバラ・ウォルターズ(Barbara Walters)氏のインタビューに対し、アサド大統領は「殺害や残虐行為を命じたことは一度もない」「われわれは自国民を殺すようなことはしない」「世界のどこを見渡しても、自国民を殺害する政府などない。狂った人物に率いられている場合は別だが」と英語で答えた。 さらに、反体制派

    シリア大統領「市民殺害命じてない」、米ABCインタビュー
  • シリア、地方選の投票を強硬 弾圧の死者は5000人に

    シリアの首都ダマスカス(Damascus)の投票所で、地方議会選の投票をする市民ら(2011年12月12日撮影)。(c)AFP/LOUAI BESHARA 【12月13日 AFP】政府軍による反政府デモ弾圧が続くシリアで12日、地方議会選挙の投票が行われた。一方、国連(UN)は同日、弾圧による死者が5000人を超えたと発表した。 反体制側は前日からシリア全土にゼネストを呼びかけ、選挙の実施に圧力をかけているが、選挙管理委員会は「投票は民主主義精神に乗っ取って行われた。投票率も良好だ」と発表し、選挙の成果を強調。アドナン・マフムード(Adnan Mahmud)情報相は、選挙は先に約束した民主化改革の一環だと主張している。 英国に部を置く「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」によると、地方選があった12日にも、ホムス(Homs)やイドリ

    シリア、地方選の投票を強硬 弾圧の死者は5000人に
  • チュニジア暫定大統領に人権活動家のマルズーキ氏

    首都チュニス(Tunis)で就任式を終えたモンセフ・マルズーキ(Moncef Marzouki)暫定大統領(2011年12月13日撮影)。(c)AFP/FETHI BELAID 【12月14日 AFP】チュニジア制憲議会は12日、人権活動家で世俗派政党「共和国評議会(Congress for the Republic)」のモンセフ・マルズーキ(Moncef Marzouki)党首(66)を暫定大統領に選出した。 引き続き行われた就任式で、マルズーキ氏はコーランに手を置き、涙ながらに、「全国民を代表する大統領になる」と宣誓した。 同氏はフランスで学んだ医師でもある。ジン・アビディン・ベンアリ(Zine El Abidine Ben Ali)前政権下では10年にわたり国外での生活を余儀なくされた。 共和国評議会は10月の制憲議会選で第2党となった。マルズーキ氏は就任式後のインタビューで、第1党

    チュニジア暫定大統領に人権活動家のマルズーキ氏
  • カイロで軍の暫定統治に抗議デモ、8人死亡 299人負傷

    エジプトのムバラク政権崩壊後の軍最高評議会による暫定統治が続いていることに反発し、首都カイロ(Cairo)のタハリール広場(Tahrir Square)近くで治安部隊側に付く人たちに投石する抗議デモの参加者たち(2011年12月16日撮影)。(c)AFP/MOHAMMED ABED 【12月17日 AFP】エジプトの首都カイロ(Cairo)の首相府前で16日、軍最高評議会による暫定統治が続いていることに反発するデモ隊が治安部隊と衝突し、8人が死亡、299人が負傷した。 首相府前で発生した衝突の犠牲者数は当初、死者3人、負傷者257人と報じられていた。国営中東通信(MENA)は17日、エジプト保健省が同日発表した数字に更新した。 AFP特派員によると、治安部隊は17日早朝、首相府前へ移動し、鉄条網のフェンスを立てて道路を封鎖したが、その数時間後には、軍や警察とデモ隊の衝突が再燃した。抗議の参

    カイロで軍の暫定統治に抗議デモ、8人死亡 299人負傷
  • カイロでまたデモ隊と治安部隊衝突、3日間の死者10人に

    エジプトの首都カイロ(Cairo)で、軍の暫定統治に反対するデモ隊と治安部隊の衝突で放火されたエジプト研究所(Institute of Egypt、2011年12月18日撮影)。(c)AFP/MOHAMMED ABED 【12月19日 AFP】エジプトの首都カイロ(Cairo)で18日、軍による暫定統治に反対するデモ隊と治安部隊が衝突した。衝突は16日から3日連続で、これまでに少なくとも10人が死亡、500人あまりが負傷した。 デモ隊はカイロ中心部の議事堂や政府庁舎付近で軍最高評議会による暫定統治を終わらせるよう要求する抗議行動を展開。武装部隊が投入され、検察当局によると未成年者を含む180人以上が身柄を拘束された。 地元紙の一面や動画サイト「ユーチューブ(YouTube)」に、武装警官に衣服を裂かれたデモ参加者女性の写真が掲載されたことから抗議デモはいっそう激化している。「ユーチューブ」

    カイロでまたデモ隊と治安部隊衝突、3日間の死者10人に
  • シリア、アラブ連盟の監視団受け入れへ

    シリア・ダマスカス(Damascus)でアラブ連盟の監視団受け入れを発表するワリード・ムアレム(Walid Muallem)外相(2011年12月19日撮影)。(c)AFP/LOUAI BESHARA 【12月20日 AFP】シリアは19日、反体制派に対するアサド政権の武力弾圧の停止を求めたアラブ連盟(Arab League)の調停案について、履行状況を監視する同連盟の監視団を受け入れることに同意した。 シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権は監視団の受け入れを渋ってきたが、この日、エジプト・カイロ(Cairo)のアラブ連盟部でこの受け入れを盛り込んだ調停案に署名した。同連盟はこれを受け、先遣隊が72時間以内にシリアの首都ダマスカス(Damascus)に入り、当面は1か月間活動すると発表した。 しかし、シリアの反体制派は、政権による署名は欺きだと一蹴している。

    シリア、アラブ連盟の監視団受け入れへ
  • シリアで連続自爆攻撃、政府と反体制派の主張に食い違い

    自爆攻撃を受けたシリア・ダマスカス(Damascus)の治安施設前に出来た穴(2011年12月23日撮影)。(c)AFP/LOUAI BESHARA 【12月24日 AFP】シリアの首都ダマスカス(Damascus)で23日、2件の自爆攻撃があり、44人が死亡、166人が負傷した。政府はこの攻撃を国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)によるものだとしているが、反体制派は政府側による自作自演だと非難している。 内務省は、「2件のテロ攻撃により民間人と治安部隊を含む44人が死亡、166人が負傷した」と発表した。国営テレビは「攻撃の背後にアルカイダがいる」と報じた。 目撃者によると、爆発物を積んだ車両がダマスカスのKfar Suseh地区にある治安施設への突入を試みた後、その近くの軍の情報部門の施設付近でも車が爆発したという。バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領への抗

    シリアで連続自爆攻撃、政府と反体制派の主張に食い違い