関東大震災から9月で100年となるのを前に、混乱の中で虐殺された朝鮮人を追悼する動きが韓国で起きている。「朝鮮人が放火した」「毒を流した」との流言が発端となった事件の経緯を解明し「祖先の名誉を回復したい」との思いが強い。国会では真相究明を図る法案も審議中だが、日韓協力を優先する尹錫悦政権下で進展は不透明。社会の関心も低調なのが現状だ。 「当時、放火や暴動が起きていたのかどうか私は知りません。ただ、本質は多くの無関係な人が虐殺された問題でしょう?」
小池百合子都知事は18日の記者会見で、朝鮮人虐殺の犠牲者を含む関東大震災犠牲者への哀悼の意を示す考えをあらためて示す一方、虐殺の歴史認識については明言を避けた。 9月1日の虐殺追悼式典への追悼文送付を今年も見送る理由と、虐殺の歴史についての認識を尋ねる質問に対して小池知事は「(1日に開かれる震災の)慰霊大法要において、関東大震災、大戦で犠牲になった全ての方々に哀悼の意を表している」と述べた。 その上で「震災による極度の混乱下で犠牲となられた方々」との表現で、朝鮮人虐殺犠牲者が含まれるという意向をにじませ、あらためて「全ての方々に対し慰霊する気持ちを表すということで、私自身は対応してきた」と説明した。
杏林大学の田久保忠衛名誉教授(萩原悠久人撮影)戦後78年を迎えて日本は戦後78年を迎えたが、いまの日本は国際的にどのような地点に立っているのだろうか。事実上は米国の被保護国の立場に陥っているのを忘れ、一国平和主義を正当化する頓珍漢(とんちんかん)な時代が続いた。軽武装・経済大国の戦後を肯定し、「敗(ま)けてよかった」などと世を謳歌(おうか)する雰囲気が半世紀前には日本を覆っていた。政・財・官・学・言論界まで「太った豚」の状態に満足していたのを思い出す。 国際社会に対する軍事面での貢献は念頭にない。自分勝手な看板を掲げケロリとしていた日本がすさまじい衝撃を受けたのは、1990~91年、イラクのクウェート侵攻に端を発した湾岸戦争だった。ブッシュ(父)大統領主導の下に約30カ国が参加した軍事力で簡単にイラクを打倒した。日本は石油の多くを湾岸から買い求めていたにもかかわらず、軍事的行動には加わらず
自民党の麻生副総裁は訪問先の台湾で講演し、中国が軍事的な圧力を強める中、台湾海峡の平和と安定の重要性は世界の共通認識になりつつあるとした上で、日本や台湾、アメリカなどが「戦う覚悟」を持つことが地域の抑止力になると強調しました。 台湾を訪れている自民党の麻生副総裁は、8日、台北市で開かれた国際フォーラムで講演しました。 この中で麻生氏は、中国が台湾への軍事的な圧力を強めていることについて「台湾海峡の平和と安定は日本はもとより、国際社会の安定にとっても重要だ。その重要性は、世界各国の共通の認識になりつつある」と指摘しました。 その上で「今ほど日本、台湾、アメリカをはじめとした有志の国々に非常に強い抑止力を機能させる覚悟が求められている時代はないのではないか。戦う覚悟だ。いざとなったら、台湾の防衛のために防衛力を使うという明確な意思を相手に伝えることが抑止力になる」と強調しました。 最後に麻生氏
ジャニーズ事務所の創業者ジャニー喜多川氏(2019年死去)の性加害問題を巡り、被害者らを聴取した国連人権理事会の作業部会の委員が、政府に透明な捜査の確保と被害者の救済が必要と指摘したことについて、松野博一官房長官は7日の記者会見で「作業部会の見解は、国連や国連人権理事会としての見解ではなく、法的拘束力を有しない」と述べた。 松野氏は「個別の被害は事案ごとに裁判等で判断され、個別事業者における事案は事業者で適切に対応されるべきものだ」とし、政府として被害者や事務所、芸能界やメディアの関係者を調査するつもりはないとの見解を示した。 「ジャニーズ性加害問題当事者の会」副代表の石丸志門(しもん)さん(55)はこの日、立憲民主党のヒアリングに参加。本紙の取材に、「政府は、韓国のように主体的にジャニー氏の被害者や事務所、芸能・音楽・企業・メディア幹部を聴取し、業界全体でセクハラ・パワハラが撲滅できるよ
東京電力福島第1原子力発電所=2020年12月8日、福島県大熊町(本社ヘリから、納冨康撮影)東京電力福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出に関して、中国は日本からの輸入水産物への放射性物質の検査を強化した。これまでの任意でのサンプル検査から全量検査に切り替えたのだ。その結果、鮮魚などが通関できずに事実上輸入がストップする事態が発生している。さらに香港は海洋放出されれば輸入を禁止する方針も打ち出している。 狙いは「対日外交カード」か中国と香港は合わせると日本の水産物輸出の約4割を占め、最大の輸出先だ。事態が長引けば、日本の漁業関係者への深刻な影響は避けられない。中国は「人民の健康と海洋環境に責任を負うため」と正当性を主張するが、明らかに科学的根拠に基づかないものだ。しかもそもそも処理水の海洋放出はまだ始まっていないにもかかわらず、検査を厳しくしており、「外交カード」とする意図を露呈している。
映画「バービー」の米国のX(旧ツイッター)公式アカウントが、ファンらが投稿した原爆投下を想起させる画像に好意的な反応をしていた問題で、日本語吹き替え版でバービー役を務める俳優の高畑充希さん(31)が2日、自身のインスタグラムに「今回の件は本当に本当に残念です」などと思いをつづった。 この日はグレタ・ガーウィグ監督やプロデューサーのデイビッド・ヘイマンさんが来日しての舞台あいさつが東京都内で開かれ、登壇した高畑さんは、イベントでは問題に言及しなかったが、インスタグラムに「今回のニュースを耳にした時、不甲斐なさが押し寄せてきました」と投稿。「他人事ではなく考えてもらえるにはどうしたら良いんだろう、と。声を上げ続けるしかないのかな、と。モヤモヤする中で今日という日を迎えてしまいました」と打ち明けた。
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福島第一原発にたまる処理水を薄めて海に放出する計画をめぐり、外務省はインターネット上で臆測による誤った情報が出回っているとして、科学的根拠に基づいた情報発信に努めるなど、「偽情報」対策に力を入れていくことにしています。 福島第一原発にたまる処理水を基準を下回る濃度に薄めて海に放出する計画をめぐっては先月、韓国のインターネットメディアが「日本政府がIAEA=国際原子力機関に多額の政治献金を行った」と伝えているのを、外務省の「偽情報対策チーム」が見つけ「事実無根」と反論しました。 外務省は処理水の放出計画に関して、今後も臆測による誤った情報が出回ることも予想されるとして、対策に力を入れていくことにしています。 具体的にはAI=人工知能を使って情報収集を行い、事実に基づかない情報を見つけた場合には削除を求め、反論するとしています。 またアメリカ政府や韓国政府とも連携して、科学的根拠に基づいた情報
Published 2023/07/17 16:12 (JST) Updated 2023/07/17 16:21 (JST) 6月21日に閉会した通常国会で、100年前の関東大震災で起きた朝鮮人や中国人らへの虐殺を巡る質疑が2回あった。いずれも野党議員が軍隊や警察などの関与を示す公文書を基に見解をただしたが、政府は「記録が見当たらず、答えるのは困難だ」との答弁に終始。識者は「史料への評価を避け、関与を否定したいのでは」と指摘する。 1回目は5月23日の参院内閣委員会。立憲民主党の杉尾秀哉氏が、虐殺された人の遺骨の隠蔽に触れた朝鮮総督府警務局の文書の写しを示し、虐殺の関連記録の精査を求めた。この文書は国立国会図書館に所蔵される。 だが谷公一国家公安委員長は「政府内に事実関係を把握できる記録が見当たらない」と述べ、精査しない意向を表明。7年前の熊本地震で出回った流言を持ち出して論点をすり替え
まずは小野寺五典(@itsunori510)の、2023年7月10日11時45分のツイートを紹介しよう。 #福島原発処理水 海洋放出の件。#韓国野党 議員は現地を視察しても、IAEA事務局長が訪韓し説明しても、科学的データを全否定して日本を非難。韓国の2基の原発は2021年に福島の約6倍のトリチウムを海洋放出しているのに。誠意が通じない、説明、反論しても仕方ない相手にはやはり #丁寧な無視 ですね。 https://t.co/lBtq7Y1Unr — 小野寺 五典 (@itsunori510) 2023年7月10日 すごいな。「反論しても仕方ない相手にはやはり #丁寧な無視 」か。 となると、宮城県議会*1や、全漁連*2も同様になるね。 もし違うというなら、日本人得意の、韓国に対する憎悪と認定していいだろう。 そもそもは、事故を起こしたのは、日本の東京電力であり、韓国に対しては、土下座して
松野博一官房長官は13日午前の記者会見で、東京電力福島第1原子力発電所の処理水海洋放出を巡り、香港政府が日本の水産物の輸入規制を強化する姿勢を示したことに関し、「極めて遺憾だ」と述べた。「科学的根拠に基づき、規制の早期撤廃と規制強化を行わないことを強く求める」とも語った。
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インタビューに応じるリトアニアのオーレリウス・ジーカス駐日大使=6月29日、東京都港区元麻布のリトアニア大使館(酒巻俊介撮影) 東京都港区元麻布にあるリトアニア大使館には自国旗に加え、ロシアによる侵略が続くウクライナと、ロシアに制裁措置を取る欧州連合(EU)の旗が掲げられている。ロシアへの対決姿勢を鮮明にする背景には、リトアニアに刻まれた旧ソ連時代の負の記憶があるからだ。当時を知るオーレリウス・ジーカス駐日大使(44)は「まるで刑務所」と振り返り、ロシアとの間で領土問題を抱える日本に警鐘を鳴らす。 苦い記憶受け継ぐリトアニア大使館は、麻布十番駅から徒歩約15分の高台にある。レンガ造りの建物にかかる「EMBASSY OF THE REPUBLIC OF LITHUANIA」の銀板が印象的だ。 大使館には黄、緑、赤の3色のリトアニア国旗がはためく。この三色旗は、18世紀から続いた帝政ロシアの支
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