2023年3月18日、相模鉄道と東急電鉄を結ぶ新路線が西谷~日吉間に開業し、相互直通運転を始める。相鉄にとっては、19年11月に開始したJR埼京線との直通運転(相鉄・JR直通線)に続く、悲願の都心乗り入れ。神奈川県の県央部を走る相鉄沿線から都心へは横浜で乗り換えるのが一般的だったが、これによりアクセスが格段に向上する。ただ、東急沿線や都心から相鉄沿線へと向かうニーズは少ない。このため、首都圏では久々となる新線開業の割に、いまいち盛り上がりに欠けるのが現状だ。
2001年12月1日に運転を開始した湘南新宿ラインが明日、20周年を迎えます。 関東を都心主要駅を経由して南北に縦貫するこの系統の登場は画期的で、現在まで他社線を含めた首都圏の鉄道輸送に大きな影響を与えました。 細々と走っていた各線の列車 湘南新宿ライン開業前から運行されていたスーパービュー踊り子号の池袋発着。現在もE257系で同様の運転が見られる。 現在「湘南新宿ライン」の愛称で運転される線路は、北から東北貨物線(大宮〜田端)・山手貨物線(田端〜大崎・品川)・品鶴線(ひんかくせん;品川・大崎〜鶴見)といった路線名称が存在します。 これらの路線の歴史はいずれも非常に古く、いずれの路線も貨物列車と旅客列車を別の線路で運転する「貨客分離」を背景に建設されています。山手貨物線は1918年から1925年にかけて・東北貨物線は1927年から1932年・品鶴線は1929年に開業と、いずれも戦前に建設さ
2021年9月に長津田より東急線に入線し、10月には都営三田線志村車両検修場に深夜回送されていた相鉄21000系の21101×8(21101F)。 24日終電後、都営三田線・東京メトロ南北線を経由し、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線へ入線。浦和美園車両基地に到着しています。 各社局で試運転を続ける21000系 志村車両検修場へやってきた21101×8(10月18日・筆者撮影) 2022年下半期の開業を目標に建設が進められている東急・相鉄新横浜線では、日吉駅から東急東横線・東急目黒線への直通運転が予定されています。 このうち、相鉄の目黒線直通用新形式として登場した車両が21000系です。2021年度に4編成が投入されるほか、最終的には9編成体制となることが経営計画から読み取れます。 2021年6月に最初の編成となる21101×8が日立製作所笠戸事業所(山口県・山陽本線下松駅付近)にて落成し、甲種
11月30日に相鉄・JR直通線が開業するのにともない、相鉄線と直通運転を開始する埼京線のダイヤが変わる。今回の埼京線ダイヤ改正では、相鉄からの直通列車が新宿、列車によっては大宮や川越まで向かうことが注目されているが、それだけではなく、埼京線そのもののダイヤも大きく変わる。 新しいダイヤでは、早朝時間帯に新宿に到着する列車を増やし、同時間帯のりんかい線直通列車も増やす。夕時間帯にはダイヤをパターン化するほか、夜間は新宿発川越行の最終列車の発車時刻を繰り下げるという。 一部区間では減便に そんな中、沿線住民に注目されているのは、池袋―大宮間で日中時間帯のダイヤをパターン化し、運転間隔を均等化するという部分だ。 とくに武蔵浦和―大宮間では、これまで最大で16分の間隔が開いていたところを、おおむね10分間隔にするという。これは一見、いいことのように見える。しかし運転本数は、これまで1時間あたり快速
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