成功者ではないけれど、私も自分なりの信念を決めていました。それは、「夢は見るけど、眠らない」というもの。その信念のおかげで、誰よりも早くデスクに座り、誰よりも遅くまで残っていることができたのです。世界のどこかに存在している想像上のライバルが、自分より多く働いていることが怖くて。とにかくToDoをすべて完了させることに必死で、毎日が戦争でした。しかも、連日の敗戦。いま思えば、何をもって「完了」としていいのかすら、わかっていませんでした。とっとと仕事を切り上げてリラックスするためには、いったいどれだけ働けばいいのでしょうか。 正当な1日の労働に対する正当な1日の報酬 「正当な1日の報酬」という言葉を知っていますか? それは、フォードのような会社が、決められた時間内に組み立てラインでどれだけのウィジェットを組み立てられたかを測るための指標です。生産性を時間で割ると、効率になります。ブルーワーカー