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書評に関するkzhvsonicのブックマーク (3)

  • ホームズがクトゥルーの古き神々と遭遇する大胆不敵なマッシュアップ──『シャーロック・ホームズとシャドウェルの影』 - 基本読書

    シャーロック・ホームズとシャドウェルの影 (ハヤカワ文庫FT) 作者:ジェイムズ ラヴグローヴ早川書房Amazon映画も含めたシャーロック・ホームズ関連作品はコナン・ドイルによる正典の他に数多くのパスティーシュ、クロスオーバー、二次創作で溢れかえっているが、その流れに新たに連なっているのが『シャーロック・ホームズとシャドウェルの影』だ。ラブクラフトによって打ち立てられた巨大な世界「クトゥルフ神話」、そしてそこに現れる古き神々とホームズが出会う様を描き出す、大胆不敵なマッシュアップである。 ホームズの持ち味といえばその鋭い観察眼と明快なロジック、腕っぷしが必要になるときはバリツによって事件を解決に導いていくところにあるが、クトゥルーの神々には当然ながらロジックもバリツも通じない。理屈が通じない神々と出会った時、ホームズとワトソンはどのような反応を返すのか──!? と、正直座組を聞いた段階でワ

    ホームズがクトゥルーの古き神々と遭遇する大胆不敵なマッシュアップ──『シャーロック・ホームズとシャドウェルの影』 - 基本読書
    kzhvsonic
    kzhvsonic 2022/08/29
    ホームズもクトゥルーも好きなので買っちゃいそう
  • 『沖縄苗字のヒミツ』 独特な名前の歴史に迫る - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

    芸能・文化 『沖縄苗字のヒミツ』 独特な名前の歴史に迫る2011年5月8日  Tweet 『沖縄苗字のヒミツ』武智方寛著 ボーダーインク・1050円 沖縄の苗字(みょうじ)(姓)は土とは異なる独特の漢字と読み方を使う。仲村渠、目取真、我如古、大工廻…近代以降「ヤマト世」になり、沖縄の苗字は難読・珍奇なものとして、「改姓改名運動」によって変更が試みられた事実はよく知られている。書はこれまでありそうでなかった、沖縄苗字の歴史に迫ったものである。  まず著者は苗字そのものの歴史を解説し、沖縄の苗字がたどった歴史を当時の多様な資料をもとにたどる。土との交流が密になるにしたがい、独特の苗字を持つ沖縄の人々は偏見と差別、生活上での不便を強いられ、土風の「読み替え」が提起されていく。やがてこの運動は教育界や知識人、県外の沖縄出身者に広がっていき、読み替えだけでなく苗字そのものの改姓まで提起される

  • 『想像するちから チンパンジーが教えてくれた人間の心』 松沢哲郎著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    遺書のつもりで書いた――あとがきにこう書かれている。そこまで言わせる事情はなんだろう。 文体は意外なほど軽やかで、綴(つづ)られた内容も難解ではない。悠揚迫らぬエッセイだ。にもかかわらず、驚くほど示唆に富む。長年の研究から得た洞察の集大成にちがいない。 あくびが伝染(うつ)る、視線の先を読む。この程度ならばイヌでもできる。しかしチンパンジーになると、自己を認識し、利他的な行動をとり、気を遣う。ときには他者を欺きさえする。著者の飼育するチンパンジーは、文字を覚えたり、ゲームをしたりと、ひときわ優れた才能を発揮する。 とはいえ、やはりチンパンジーだ。どんなに賢くともヒトにはなれない。何かが足りないのだ。その何かこそヒトをヒトたらしめる要素である。ここに比較認知科学という学問が芽生える。 こうした疑問に答えつつ、は後半でクライマックスを迎える。書は、その要素の一つは想像力だと指摘する。チンパ

    kzhvsonic
    kzhvsonic 2011/04/05
    近所の図書館にはいったら読む
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