原爆投下後を連想させる風景の中、笑顔ではしゃぐ映画「バービー」のミーム。公式アカウントは英語で「思い出に残る夏になる」と返信していた=X(ツイッター)から 原爆投下という悲劇をネタにしないで――。日本で8月11日に公開を予定するバービー人形の実写版映画「バービー」(米国で7月21日に公開)の米国の公式X(ツイッター)に、日本語のアカウントから批判が相次いでいる。 「バービー」と、原爆を開発した物理学者の半生を描いた映画「オッペンハイマー」の画像を加工・合成したミーム(ネタ画像)がネット交流サービス(SNS)に多数投稿されており、公式アカウントが一部の投稿に好意的なコメントをしたためだ。 両作品は米国で同日公開され、タイトルを組み合わせた「バーベンハイマー(Barbenheimer)」という造語が生まれるなど、社会現象化している。