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山崎元に関するmasato611のブックマーク (16)

  • 第111回 長期投資は儲からないのか? - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ

    2009年10月02日 第111回 長期投資は儲からないのか? カテゴリ:カテゴリ未分類 「必ず儲かる」わけではない 最近、ある編集者から「長期投資は儲からない」というタイトルでを書かないかという提案があった。この場合、長期投資は、主に株式への長期投資を指している。証券会社の社員としては「長期投資なら(たぶん)儲かります」という一言は否定せずに取っておきたいところなので、気の進まない企画だが、としては売れそうなインパクトのあるタイトルだと思った。 確かに、現時点までの日の株価を見る限り「長期なら必ず儲かる」というイメージは湧きにくい。 20年前を振り返えると、1989年9月末の日経平均は3万5千円台だった。バブルのピーク近くの株価と現在の比較だから、相当に不運なケースを計測していることになりそうだ。しかし、20年というと、個人の人生にとっては相当に長い。身近なところに反例があることは

    第111回 長期投資は儲からないのか? - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ
    masato611
    masato611 2009/10/05
    仮に高成長のA国の金利が4%、低成長(たぶん低インフレ)B国の金利が2%とすると、両国の株式のリスク・プレミアムは共に6%となり、投資家にとってのリスクに対する評価がA国・B国で同じくらいと仮定すると、投資と
  • 弟九十九回 市場の効率性と伝統ファイナンス・行動ファイナンス - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ

    2009年04月03日 弟九十九回 市場の効率性と伝統ファイナンス・行動ファイナンス カテゴリ:カテゴリ未分類 ■「ウォール街のランダム・ウォーカー」の功罪 最近、筆者は「ウォール街のランダム・ウォーカー」(バートン・マルキール著、井手正介訳、日経済新聞出版社)をよく参照する。このは1970年代から定評のある投資の解説書で、現在の翻訳は2007年に出た原書の第9版がもとだ。一つには、同書のような個人投資家向けの投資の理論・実践両面の読み応えのある解説書を作りたいと思うから読むのだが、もう一つの理由は、運用の世界でよく聞くけれども、よく考えると違和感のある話のいくつかについて、このが影響しているのではないかと気がついたからだ。 詳しくは別途書こうと思うが、運用期間が長くなるとリスクが縮小するという記述(翻訳書394ページ以下)はファイナンスの議論としては誤りなのだが(注1)、困ったこと

    弟九十九回 市場の効率性と伝統ファイナンス・行動ファイナンス - 山崎元のホンネの投資教室:楽天ブログ
    masato611
    masato611 2009/04/04
     インデックス・ファンドが良い投資対象なのは、市場が効率的だ(市場で形成される株価は正しい)からではない。コストが安いからであり、アクティブ運用が平均的には上手く行かないし、どのアクティブ・ファンドが
  • 『1997年--世界を変えた金融危機』と『反骨のコツ』(共に朝日新書)

    「1997年--世界を変えた金融危機」(竹森俊平著、朝日新書)を買いに行って、ついでに「反骨のコツ」(團藤重光著、伊東乾編)も買って来た。 前者は、日経ビジネスアソシエの連載コラムを「ナイトの不確実性」をネタに書くために買って来たもので、ほぼ期待通りに面白かった。 フランク・ナイトの意味での「不確実性」と「リスク」のちがいは、行動ファイナンス方面の論文では随分前から取り上げられているテーマで、この中間の「曖昧」と定義される状態も含めて、人間は不確実性が増すことを忌避する傾向が報告されている(筆者も「年金運用の実際知識」で取り上げた)。これを投資の理屈にごくストレートに応用すると、「ネグレクティド・ファーム・エフェクト」絡みの超過リターンの一部がこの効果で説明できよう。多くの人にとっても投資人にとっても何をやっているのか訳の分からない、誰もリサーチしていない銘柄は、大きなプレミアムを伴っ

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    masato611 2008/01/03
    ナイトは、「利潤」というものの源泉を、大数の法則を用いた対策が可能で競争者の多い「リスク」の状況にではなく(こちらの利潤はゼロに近づく筈だ)、確率など計算できない「不確実性」の状況へのチャレンジである
  • 投資銀行業界はどうなる?

    サブプライム関連の損失がどんどん明らかになっている。大損した投資銀行の中には海外から資を受け入れる会社もある。ぱっと目に付くだけでも、それぞれ円換算すると兆円単位の損失を発表した後で、シティグループがアブダビ投資庁から、UBSがシンガポール政府投資公社から、モルガンスタンレーが中国投資から、それぞれ自己資になる資金の注入を受けることが報じられている。一つのミスで資増強が必要になるとは、案外だらしがないとも思うが、最近の彼らのビジネスは大きな資を持っていない勝負にならないし、何より損失が兆円単位とあっては仕方がないのだろう(それに、損失はまだ膨らむ可能性があるし)。 シティグループといえば、先般「週刊SPA!」の「経営者オブザイヤー」の対談(メンバーは、須田慎一郎氏、山一郎氏と私の3人)の「ワースト部門」で、私が「日をなめているとしか言いようのないシティグループ」(受賞対象者はプ

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    masato611 2007/12/23
    もちろん優秀な狩人たちが揃っているから、いずれは新しいカモを見つけて来るだろうが、当面、狩人の数が多すぎる可能性はあろう。
  • 逃げた(?)投信協会長(週刊ダイヤモンド「金融商品の罠」)

    現在発売中の「週刊ダイヤモンド」(6月16日号)は、「金融商品の罠」が特集タイトルだ。先般出した、「『投信』の罠」が好評だったことを受けて、さらにパワーアップを目指した、金融商品の特集号である。 私は、残念ながら「『投信』の罠」には、何も書いていないが、今回は、「商品開発の手練手管 人間心理のツボを巧みに突いた ずる賢い商品の跋扈に警戒!」というタイトルの3ページほどの原稿と「山崎元氏が問う! 日の投信業界はなぜダメか はびこる三つの大問題」という1ページの文章を書いている。 ご興味のある方は、是非、雑誌を読んでいただきたいが、前者は、たとえば毎月分配型ファンドのように、投資家にとって経済合理的には明らかに損な商品が、なぜよく売れるかを、主に行動ファイナンスで説明したもので、後者は、投資信託協会長である樋口三千人・大和証券投資信託委託社長に宛てた手紙の文章だ。 ここでは、後者に関わる経緯

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    masato611 2007/06/19
    ここまでやってくれるとは・・・さすがです。
  • 堀江氏、村上氏、折口氏を比較する

    傘下のコムスンが起こした問題で、グッド・ウィル・グループの折口代表が批判の矢面に立っている。どのぐらい続くか分からないが、一時のライブドア堀江元社長、村上ファンドの村上代表並の「極悪人」扱いに見える。政治的な影響は、年金問題から関心が逸れて与党に有利なのか、年金の次は介護と、国民の(特に投票率の高い高齢者の)関心の高い問題で行政の不手際が続けて起こって、野党に有利に働くのか、どちらなのか分からないが、ここでは、介護でGWGが起こした問題や政治問題ではなく、ビジネスマンとしての、3人の印象を、ごく簡単に比較してみたい。 (1)基思想、(2)ビジネスの着眼点、(3)人の個人的な強み、(4)ビジネス上の弱点、という視点で見てみよう。 ●堀江氏 (1)拝金主義。お金で自分をアピールしたい。 (2)主たる商品・手段は「株式」。良くも悪くも株式市場を徹底的に利用し、株式市場でのイメージを重視した。

  • 会社は2年で辞めてもいい

    5月19日の土曜日に、日経済新聞グループが主催する「転職フェア」で1時間ほどスピーチをしてきました。会場は、六木ヒルズのアカデミーヒルズで、11時30分から12時30分までの1知時間でした。このイベントには多数の参加者(主に20代の若者)があり、講演会場の椅子は満席で、後ろに立ち見の聴衆が多数いる、という講演しやすい環境でした(講演のノウハウによると、人と人の間が空くような状況は、講演がやりにくいそうです)。 話の内容は、「時間は貴重なので、20代の転職は、躊躇するな」という転職を後押しするメッセージと、「28歳までに自分の『職』を決めて、35歳までに自分の『人材価値を』確立しよう」という、大まかなキャリア戦略の考え方でした。人材価値は、ある仕事の能力があって、その能力が実際の仕事で証明されているという条件があれば、確立します。ビジネスパーソンの能力的な全盛期は、たぶん30代の前半で

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    masato611 2007/05/22
    同年代間の格差には敏感でも、世代間の不公平に対しては、いかに鈍感
  • 日本企業が、外国企業に買収されるとどうなるか

    三角合併との関係なども含めて、オーマイニュースの連載(17日火曜日に配信予定の「山崎元の経済用語の新常識」)に書いた話題なので、ご興味のある方は、そちらも参照して頂けると幸いだが、外国企業に日企業が買収されると何が起こるだろうか。 たとえば、時価総額1兆円の上場事業会社があるとする。発行株数10億株、株価は1000円としよう。この企業が外国企業の買収提案を受けて、買収されると、どうなるか。 経営権を取得しようとするとき、コントロール・プレミアムという上乗せを加えた株価で買収を提案することが多い。幾ら、という理論があるわけではないが、3割くらいが多いという。一株、1300円株価で換算した交換比率で、外国の市場に上場されている株式を対価として渡す、というような、提案があったとしよう。(株式対価の場合は、現金対価の場合よりも、より大きなプレミアムが必要かも知れないが) 既存の株主は、上場企業同

  • 日興コーディアルグループ上場維持の決定に思うこと

    東証は、大方の予想に反して、日興コーディアルグループの株式の上場を維持することを決め、同銘柄を、管理ポストから元に戻した。この問題については、他の媒体に改めて書くことがあるかも知れないのだが、今の時点で、幾つか気付いた点を述べておく。 東証は、「組織的な不正であったことの確証が持てない」という理由で上場維持の決定を説明している。また、有価証券報告書の訂正額が、上場廃止に当たるほどではない、とも述べている。 (1)しかし、先ず、金融庁の指摘をすんなり認め、課徴金5億円を支払った時点で、日興コーディアルグループは十分クロと判断してもいいのではなかろうか。どのみち確証に辿り着きようのない調査で、余計な時間を費やさなくとも、日興コーディアルグループに一度だけ弁明の機会を与えて、これでシロと立証できなければ、即刻、「整理ポスト」(上場廃止銘柄をしばらく取引する場所)で良かったはずだ。 上場は、証券取

  • 「世界同時株安」についてのメモ

    株価は今日(3月5日)も大きく下げています。今回の「世界同時株安」について、私は、商売柄、原稿を書いたり、コメントしたり、ということが複数あります。同じ事は、なるべく書きたくはありませんが、あちらこちらに話が散らかっているので、現時点までに思いついたことを幾つかメモしておきます。 (1)今日配信のJMMにも書きましたが、日銀は(岩田副総裁を除く8人の政策委員は)、動きが急であることにドキドキしつつも、この株価暴落に満足でしょう。インフレ率がほぼゼロ、失業率が4%、GDPは均すと約2%くらい、という時に、利上げを急ぐ理由は、「円キャリー取引拡大を抑制すると共に資産価格を抑える」といった目的以外にはあり得ません。資産価格は、株価で見る限り、「安くはないが正常の範囲」でしたし、物価がマイナスになってデフレ期待が再台頭するリスクを冒してまで、利上げすることは不適切だった、というのが、2月の利上げに

  • 金融機関とつきあう3つの心得 : 山崎流マネーここに注目 : トレンド : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    「貯蓄から投資へ」というのは、筆者の記憶にあるだけでも、もう20年ぐらい使われているキャッチフレーズだ。しかし、このキャッチフレーズが長く存在したということは、一面、預金などの貯蓄商品から、株式や投資信託などの投資商品に、なかなか個人の資金が向かわなかったということでもある。しかし、銀行窓口を通じた投資信託や保険の販売が拡大していることもあり、「貯蓄から投資へ」は、いよいよ当に動き出したように見える。 また、ゼロ金利が解除された現状は、「貯蓄から投資へ」をより必要とするものになった。昨年までのデフレで、「金利がゼロ」という状態は、実は普通預金でもタンス預金でも、貯蓄さえしていれば、時間の経過と共にお金の実質的な使い道が増えていたのだから、「貯蓄向き」の環境であった。 ところが今は、わずかながらでも消費者物価はプラスに変化しており、普通預金の金利では、インフレ率に追いついていない。金融資産

  • レポート情報/ホンネの投資教室 2007年2月2日 楽天証券

    株式投資を始めようとする方から受ける質問で多いのは、「成長性のある会社を教えて下さい」というものだ。雑誌の記者や編集者から、「株式投資をするような視点で、10年先、20年先に成長している企業を選んで、これから就職する大学生に勧めて下さい」などという、大層なご質問をいただくこともある。質問者は、株式投資をする人は、企業の成長を見通すことができる(或いは、「できなければならない」)と思っているらしいのだが、これは、買い被りを伴った誤解だと思う。 はっきりいうと、企業の5年先など分かるものではない。ある程度の数字を具体的に考えることができるのは、2年先くらいがせいぜいではないだろうか。株式投資を考える上では、3年先も「遠い将来」であり、難しいし、意味がない。 しかし、株式投資が、「将来の、ソニー、ホンダを見つけよう」というようなキャッチ・フレーズで語られることは多い。やはり、成長株への長期投資

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    masato611 2007/02/04
    成長株が高いパフォーマンスを実現するのは、これまで予想されていた利益よりも、高い利益予想が出たとき、つまり、収益予想の上方改訂があった時だ。
  • 「ダーウィンの悪夢」で、豊かさと幸福を考える

    JMMで村上龍さんが「ダーウィンの悪夢」を撮ったフーベルト・ザウパー監督との対談を載せておられたので興味を持って、この映画を観に行ってきました。渋谷のシネマライズでやっていましたが、平日の午後5時15分からの回で、客の入りは30-40人くらいだったでしょうか。これから、ご覧になる方は、多分余裕を持って観ることできると思います。 映画は、ヴィクトリア湖にかつて誰かが放流したナイルパーチという肉の大きな(1m以上のものが多い)魚が、湖の在来種の魚をべて大いに増えて、このナイルパーチを加工して、欧州・日に輸出する加工産業とこの魚を捕る漁業が発達し、湖の周辺が変わったことを描いたドキュメンタリーです。 小型のカメラを使ったと思われるインタビューが多用されていて、映像そのものは正直なところぱっとしませんが、輸出用に加工して残った魚の、頭と骨を集めた場所のシーンには(現地の人は、魚の身の部分は高

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    masato611 2007/01/26
    「豊か」が「良い」あるいは「善い」を直接損なう場合があること、あるいは、両者を別々のものとして扱うことが出来ない場合があることについて、よく考えてみるべきなのかも知れない
  • 株価のボラティリティー拡大と「魔の30分」

    ここしばらく、株価の動きが上下共に激しい。これは何故だろうか。 明らかになりつつあるのは、大証とサイメックスの日経平均先物は動いているが、現物の株式の売買が止まっている12:30~13:00の「魔の30分」の影響が大きいということだ。 典型的な流れは以下のようなものだ。 ① 機関投資家のまとまった売り買いは前場の終値をベースに昼休みに取引されることが多い。証券会社は、「前場終値マイナス何ベーシスで売り(或いは、プラス何ベーシスで買い)」というような注文を受け、場外取引が成立する。 ② たとえば「売り決め」を受けた証券会社は、株価が下がるとまずいので、12:30から開いている主に大証で日経平均先物を売って、リスクをヘッジする。 ③ 東証の昼休み中に先物価格が動いているので、13:00に東証が開くと、先物と現物の株価の乖離が拡がっており、裁定取引のオーダーが入る(たとえば先物買い戻しの、現物売

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    masato611 2007/01/25
    先物と現物でオープンしている時間にズレ。裁定取引が大規模に入るのは、殆ど自明であって、容易に想像できることだ。絶対とまではいえないまでも、株価の変動を後押しするような裁定取引が入りやすい市場運営。
  • CBDT

    今、「決め方の科学 事例ベース意思決定理論」(イツァーク・ギルボア、デビッド・シュマイドラー著)というを読んでいる。一年近く前に近所の大学の生協書籍部で買って読まずにいただ。 事例ベースの意思決定理論は「CBDT」(Casa Based Decision Theory)と略されるが、簡単に言うと、人間は過去の事例との類似性に基づいて意思決定しているとして、意思決定を説明する理論だ。 これに対して、これまで経済学の世界で主流だったのは期待効用理論・EUT(Expected Utillity Theory)だ。こちらの方は、将来起こりうる事象の全てに効用(自分の評価)と生起確率を割り振って、効用の期待値を最大にするように行動するというものだ。ポートフォリオ理論をはじめとして、「行動ファイナンス」以前の投資理論は基的にEUTの枠組みの上に出来ている。 CBDTでは、たとえばある問題に対する

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    masato611 2007/01/25
    人間は過去の事例との類似性に基づいて意思決定している。人間は自分の経験に基づいてものを決めやすいし、習慣に強力に左右される。
  • 人口減少は問題か?

    予定よりも早く日の人口が減少に転じたと新聞各紙が大きな見出しで報じました。しかし、人口減少は問題なのでしょうか? 人口減少が問題だ、という理由は、①将来の稼ぎ手が減り高齢者を面倒見る若手が減る、②国力(GDP?)が落ちる、③モノや不動産などが売れなくなったり余ったりする、ということのようです。 しかし、①は高齢者がそれなりの資産を貯えていれば物を買うこともサービスを買うことも出来るし、技術の発達で生活は便利になっていますから、大きな問題ではありません。今の年金制度のように、高齢者が若者から収奪する(賦課方式の場合、個人と個人の受給/負担を較べるとそうなります)構造を温存しようとすると確かに若年人口の相対的減少は問題ですが、これは人口減少ではなく、もともとアンフェアで場当たりな制度の方に問題があります。 ②国力が落ちるに至っては、「GDPオリンピック」を応援するかのような、下らないナショナ

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    masato611 2007/01/25
    人口減少それ自体が問題だという理解は不適切です。
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