「ソサエティー5.0」という日本政府提唱による科学技術政策の基本方針(2016~20年度)がある。狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会から数えて5番目の人間中心の社会に備えての国家戦略がうたわれている。工業社会は動力による産業革命により実現され、情報社会はコンピューターとインターネット、すなわちICT(情報通信技術)により実現された。基本方針では人工知能(AI)と、様々なモノがネットにつなが
サーバホスティングサービス最大手のさくらインターネット株式会社では、働き方についての自社のスタンスを、「さぶりこ」(Sakura Business and Life Co-Creation)と総称。「会社に縛られず広いキャリアを形成(Business)しながら、プライベートも充実させ(Life)、その両方で得た知識や経験をもって共創(Co-Creation)へつなげる」として発信し、注目を集めている。そこには、まず「対話」から始めるという、「後戻りしない働き方改革」のカギがあった。同社の田中邦裕社長に、小室淑恵・ワーク・ライフバランス社長が斬り込む。(まとめ/アスラン編集スタジオ 渡辺稔大、撮影/内藤洋司) わずか1年半でスゴイ成果 なぜ「働き方改革」に踏み出したか? 小室 田中さん!働き方改革したら、残業時間が月平均8時間未満になって、社員の平均年収も1割以上アップ、株価も上がって、育休
昨年、船井総研さんのグレートカンパニーアワードで受賞を頂いたご縁もあって、今年の研究会では「働き方」に関する講演をさせて頂くことになりました。それが、先日おこなわれたので、その講演で使った資料を公開します。 参加される皆さんが、馴染みのあるIT業界ではないということもあるので、なるべくわかりやすく、ということで、イラストも多用した資料にしています。 昨今、「働き方改革」という言葉が先行していますが、見直すべきは果たして本当に「働き方」でしょうか?働き方というテーマで話をしたのですが、働き方は変えたりするものではなく、ビジネスの結果なのではないか、というのが私の主張です。 自分の働き方をどうしたい、社員の働き方をこうしたい、という動機ではなく、どういった仕事をするのか、どういったビジネスモデルにするのか、それを支える組織はどうあるべきか、そこを考えて手を打ち、工夫をしていくべきでしょう。 他
企業リサーチサイト「Vorkers」を運営するヴォーカーズは、「テレワークの今:先進企業 1200人のクチコミレポート」と題した調査結果を7月20日に公表した。Vorkersにおける「ワーク・ライフ・バランス」項目へのレポート回答より、テレワークに関連するクチコミ1212件を対象データとしている。 対象データを業種別に割合を見ると IT・通信・インターネット企業が43.5%と最も多い結果に。テレワークを行うにあたっては情報通信技術が必要不可欠となっており、それを提供する企業が、自ら率先して取り入れていることが伺えるとしている。またテレワークに関する社員クチコミでは、7割以上に制度や活用に対してポジティブな内容が見られる一方で、運用についての課題を挙げる声もああったという。 利点として挙がっていたのは、まず「時間を有効活用して生産性向上」。海外との会議を夜に自宅から対応する、ラッシュアワーや
doda X(旧:iX転職)は、パーソルキャリアが運営するハイクラス転職サービス。今すぐ転職しない方にも登録いただいています。 今の自分の市場価値を確かめてみましょう。 働き方改革の旗印として、「生産性向上」や「長時間労働の是正」が議論されている昨今。しかし・・・ 生産性を高めるためには、労働時間を短くして人件費、つまりコストを削ればいいとだけ考えているようでは、経営者やチームのリーダーとしては「赤点」です。 こう厳しく断じるのは、WebサイトのUI/UX改善支援を行うKaizen PlatformのCEO、須藤憲司さんです。 しかも須藤さんは自身の会社では「単なる時間管理はしても意味がない」と明言。意外な経営方針ですが、会社は創業からの4年間で売上が年平均2.6倍のペースで成長を続けています。 そんな新しい働き方で業績を上げるベンチャー経営者の須藤さんに、独自の「生産性」の捉え方とチーム
複業、リモートワーク、フリーランス、時短勤務、週休3日 色々な形で働き方が変わり始めている昨今です ちょうど先日、この辺りを考える機会があったので調べた内容などを書きたいと思います ======================== 減り続ける労働人口、増え続ける非正規雇用自分が今更いうまでも無い事ですが、労働人口は減り続ける予定です 総務省が発表してるデータですが、みるみる減ってるのが分かりますね じゃあ求人倍率はというと anが出してるレポートで見てみると1.37倍 見事な右肩上がりですね じゃあ平均年収も上がってるのかなー?と見てみると 下がっとるw という事は、安い求人が増えてるのかな?と パートアルバイトの求人倍率は1.72倍まで上昇 ちまたで言われてる通り非正規が増えてそうですね うん、多分そうだなと ただし思ったより年齢層が高い人が増えてる という事は。。。 「若くて安く使える
自宅などオフィス以外の場所で働く「リモートワーク」を認める企業が徐々に増えていますが、それでも“月に何度まで”といった制限がついているケースが大半でしょう。� 「社員全員がリモートワーク主体に」と、ワークスタイルの大変換を実現したのが、倉貫義人氏が率いる株式会社ソニックガーデン。倉貫氏は、『リモートチームでうまくいく』で実際、どのようにリモートで働いているのかを詳しく述べています。 これに興味を示したのが、『チームのことだけ、考えた。』を刊行し、ワークスタイル転換の必要性を強調しているサイボウズの青野慶久社長。なぜ今、リモートワーク導入が求められるのか、成功させるには何がポイントになるのか。活発な意見を交わします。
本稿は、ソニックガーデンの創業者で代表取締役社長の倉貫義人氏のブログに掲載された記事です。モットーは、「心はプログラマ、仕事は経営者」。IT業界の、とりわけソフトウェア開発の業界で〝常識〟とされているビジネスモデルを変えてしまう試みについて解説する著書「「納品」をなくせば うまくいく」を執筆。同社が開発した社内ツール「Remotty」は、本媒体でも紹介しています。 image via. Sonic Garden blog リモートチームとは、物理的に離れた場所で働きつつもチームワークを発揮して、チームで助け合って成果を出していく働きかたです。私たちソニックガーデンでは、リモートチームを5年以上続けてきました。 この記事では、私たちが経験から学んできたリモートチームを実現するときにメンバーが気をつけておくと良いだろうと思う4つの習慣について書きました。 1)仕事に関する「雑談」をして連帯感を
失敗やお粗末な仕事ぶりを見せた部下に、上司はどんな態度で接すべきか。「怒り、叱責、懲罰」よりも「思いやり、共感」を持って対応するほうが効果的であることを、実に多くの研究が示している。 スタンフォード大学の脳神経外科医ジェームズ・ドーティ博士は、ある少年に脳腫瘍の手術を施した時のことを語っている。術中にアシスタントの研修医が、不注意で血管に穴を開けてしまった。そこら中に血があふれ出し、術部が見えない。少年の命に関わる事態である。選択肢はただ1つ、傷ついた血管を手探りで探し当て止血すること。ドーティは運良くそれに成功した。 私たちのほとんどは脳外科医ではないが、部下の大きなミスによって、重要なプロジェクトが台無しになりかねないような状況に直面することは当然ある。そこで問題となるのは、部下が良い働きをしていない時、あるいは過ちを犯した時に上司はどう対応すべきかということだ。 もちろん、部下への不
働きがいのある職場に関する、5つの誤解と真実。職場の魅力度を考えるうえで、従業員の幸福度や組織文化、設備の充実などにしばしばスポットが当たる。しかしそれらを過度に追求すると、職場改善の本質から逸れる危険がある。 こんな想像をしてみよう。今晩あなたが職場のPCから離れ、コートを着て夕食のために帰宅した後、会社は一夜にして「世界最高の職場」へと魔法のような変貌を遂げている。 あなたはどんな変化に気づくだろうか。次に出社した時、何が違っているのだろうか。 私たちは「素晴らしい職場」と聞くと、フォーチュン誌で毎年上位に挙がる数十億ドル規模の大企業をつい思い浮かべてしまう。従業員を快適にする数々の設備がある、広々とした敷地。成功ばかりが続き、垣根のない協力体制があり、従業員は幸福感でいっぱいという夢のような場所。 しかし実際には、こうしたイメージに基づく思い込みの多くは、良い職場のあり方に対する誤解
こないだWebSigモデレータのmtgで和田さんとかとしていた議論を噛み締めながら、頭の中を整理するメモ AWSでサーバ開発周りで起きていることを考える。 AWSが出たことで、サーバのハードウエア障害からおさらばになっただけでなく、構築業務はボタン一つで終わるようになった。撤去も契約も構築もいらない。さらにオートスケールや自動デプロイの手段で、その管理も自動化することができる。 まさに自動化だ。 じゃぁ、すべてのエンジニアは、どうなったのだろうか。 サーバのオペレーションという作業からは開放されたことで起きたことは、フルスタックに近いエンジニアへの要望である。 ・サーバをいじるだけ ・アプリケーションを書くだけ ではなく、AWSを活用し、サーバもセットアップできるし、アプリケーションも書けるし、間を繋ぐデプロイメントやテストも適切に構築できるエンジニアではないだろうか。何故かと言うとこの作
ドワンゴにはエンジニア手当というものがあって、プログラマーの給与水準が全体的に高くなっている。要するに優遇されている。 しかし、プログラミングの知識はエンジニアだけでなく企画者、あるいはデザイナーにとっても重要である。したがって、エンジニアから他の職種へのコンバートも積極的に進めるという方針がドワンゴにはあるのだが、このときにエンジニア手当というのが問題になる。要するにエンジニアをやめて他の職種にいくと給料が下がるのだ。 そのため元エンジニア手当みたいなものを作ろうとかいうような話もあったのだが、それはそれで不公平ではないかという議論もあり、結果として準エンジニア手当というものを創設し、一定の技術スキルがあることが試験で認められれば、元エンジニアだろうが、元からの企画者やデザイナーだろうが、給料が上がるという仕組みを導入することにしたのだ。 これがいまドワンゴ社内で盛り上がっているらしい、
たとえばバーテンダーの仕事。これがコンピューターに代わられる確率は77%—。そんな大胆予測を披露した論文が全世界で話題だ。論文の執筆者が本誌に語った、凄まじすぎる「雇用の未来」。 仕事はほぼ半減する 「コンピューターの技術革新がすさまじい勢いで進む中で、これまで人間にしかできないと思われていた仕事がロボットなどの機械に代わられようとしています。 たとえば、『Google Car』に代表されるような無人で走る自動運転車は、これから世界中に行き渡ります。そうなれば、タクシーやトラックの運転手は仕事を失うのです。 これはほんの一例で、機械によって代わられる人間の仕事は非常に多岐にわたります。私は、米国労働省のデータに基づいて、702の職種が今後どれだけコンピューター技術によって自動化されるかを分析しました。 その結果、今後10~20年程度で、米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高
2017.02.23 特集 【特別対談】時間短縮は手段にしか過ぎない 付加価値のある労働を実現せよ 明治大学大学院グローバルビジネス研究科教授の野田稔氏は、疲れきった身体と頭からは、イノベーションは生まれないと警告する(前編参照)。イノベーションを生み出せるようにするには、まず仕事の無駄を排除し、長時間労働をなくす必要があるという。 野田氏とチームスピリット代表取締役社長の荻島浩司氏との特別対談の後編では、企業内の意識改革や働き方改革をリードする人材の育成、そしてトップの変革まで、人間と労働の間にある深い関係について話が広がった。 備品購入をTeamSpiritでシステム化 工数実績・勤怠実績・経費精算もまとめて管理 個性的な「キモかわ☆にゃんこ」が日本や世界で大暴れする、タワーディフェンスゲーム「にゃんこ大戦争」を開発・運営するポノス。同社の企業スローガンは、「GO FAR BEYOND
「今日はどこにしようか」。東京・丸の内のコニカミノルタ本社。営業担当の石井亜土(50)が朝出勤して最初にするのは、その日に自分が座る席を決めることだ。社内の風通しをよくして事業アイデアを引き出そうと2年半前に始まった「フリーアドレス(自由席)オフィス」。所属の垣根が低くなったことで石井には心強い味方ができた。ある日、席が隣になった商品企画担当の安田克也(53)だ。「知恵を借りると新しい提案が
「1人につき、たった1つの仕事しかしてはならない」–Paypal創業者ピーター・ティールの教え Lecture 14 - How to Operate #3/5 Paypal創業当初の幹部としても名高い、Squareの元COO・Keith Rabois(キース・ラボイス)氏が起業家育成講義に登場。本講義では、キース氏がPaypal創業者ピーター・ティール氏から学んだという生産性を高める方法を紹介します。 人にも会社にもそれぞれの成長速度がある キース・ラボイス氏(以下、キース):人についてみんなが聞く質問は、いつ誰かの上司として人を雇うべきか、いつ人を昇進させるか、あるいはいつ入れ替えればいいのか、というものです。これは、すべての企業が独自の成長率を持っているということと、ひとりひとりの個人も独自の成長率を持っている、と考えることができます。 非常に成功している会社、例えばLinkedIn
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