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ブックマーク / tokimaki.hatenablog.com (1)

  • 小説描写におけるシネクドキ(synecdoche―提喩)の役割 - ときまき!

    もっとも地味なレトリックであり、知名度も低いシネクドキ(synecdoche―提喩) 修辞技法として意識されることが少ない分、小説描写ではほとんど無意識的に使われるケースが多いです。 しかし、シネクドキという概念を知っていれば、描写を解剖する際に役立ちます。 マニアックであり実用的とも云い難いですが、顕微鏡を覗くようなつもりでシネクドキについて見ていきましょう。 シネクドキのざっくりとした説明は次の図のとおり。 「花見」で桜を表し、「親子丼」で鶏の親子を表し、「酒」で日酒を表し――などなど、上位概念(類)の言葉を用いて実際には下位概念(種)を表すのがシネクドキの特徴です。(逆のパターンもありますがここでは省略) 重複表現を回避するための役割 早速ですが例文を見てみましょう。便宜的にシネクドキの部分を太文字で表しています。(以下同) その巨大な飛行機はぶ厚い雨雲をくぐり抜けて降下し、ハンブ

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