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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (82)

  • 見事なヒスイの石仮面を古代マヤの王墓で発見、「闇の時代」に光

    翡翠(ヒスイ)のモザイクでできた小さな仮面。目と歯にはウミギクガイの殻が使われ、嵐の神を表している。紀元350年ごろにチョチキタムに埋葬された王の胸の上に置かれていた。(PHOTOGRAPH BY RUBÉN SALGADO ESCUDERO) チョチキタム遺跡は、中米グアテマラのヤシの木が茂る熱帯雨林の中、落ち葉と石の塊に埋もれた場所にある。これまでほとんど知られていなかったこの遺跡は、考古学的な大発見が起こるような場所にはとても見えないかもしれない。ましてや、長い間、研究者たちを悩ませてきた闇の時代の手がかりが見つかるとは、誰も考えなかったはずだ。 しかし、それが現実になった。この場所で、翡翠(ヒスイ)を組み合わせて作ったミステリアスな仮面が発見されたのだ。これまで知られていなかったマヤの王のものだと考えられている。(参考記事:2024年3月号特集「ベールを脱ぐ古代マヤ」) 調査を率い

    見事なヒスイの石仮面を古代マヤの王墓で発見、「闇の時代」に光
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    solidstatesociety 2024/03/07
    ジョジョ
  • 古代の騎馬民族スキタイ人、人の皮で矢筒を作っていた、初の証拠

    スキタイ人の墓から出土した2400年前の皮や毛皮の断片47個のうち、少なくとも2つが人間のものだったことがわかった。(PHOTOGRAPH COURTESY MARINA DARAGAN) 古代ギリシャの歴史家ヘロドトスは、2400年以上前に、騎馬遊牧民のスキタイ人は人間の皮を使って矢筒を作ると書き残した。これまで疑問視されることが多かった記述だが、このたび、それが事実だったことが確認された。2023年12月13日付けで学術誌「PLOS ONE」に発表された論文には、「この調査結果によって、ヘロドトスのおそろしい主張が裏付けられたものと考える」とある。 ヘロドトスによると、スキタイ人は最初に殺した人間の血を飲んだり、頭皮を集めたりしていた。「死んだ敵の右手から、皮や爪などあらゆるものを集め、矢筒のカバーにする者も多い。人間の皮は厚く、光沢があるので、あらゆる動物の皮の中で一番明るく白いとも

    古代の騎馬民族スキタイ人、人の皮で矢筒を作っていた、初の証拠
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    solidstatesociety 2024/02/14
    タイスキはおいしいのに
  • “妖精”ペンギンを突然襲い始めたカラス、経緯は謎、広がる恐れも

    オーストラリア、ビクトリア州のフィリップ島自然公園で、夜、巣穴に帰るコガタペンギン(Eudyptula minor)たち。(PHOTOGRAPH BY TUI DE ROY/NATURE PICTURE LIBRARY) オーストラリア南部に位置するフィリップ島の砂浜に、壊れた笛の音のような悲鳴が響き渡る。声の主は、体長わずか30センチ、体重1.4キロのコガタペンギン(Eudyptula minor)。地下に掘った巣穴からひなを盗み出そうとするミナミコワタリガラス(Corvus mellori)と戦っているのだ。 襲撃の前、カラスは数日かけてコガタペンギンの巣穴を観察する。2羽1組になって、大きな方が親ペンギンの気をそらしている間に、小さな方が巣穴の上から穴を掘り、卵やひなを盗み出す。研究者らが観察していると、親ペンギンを崖から追い落として巣穴を襲ったカラスもいたという。そこまでひどくない

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    solidstatesociety 2024/02/04
    悪ノリかな
  • 仮想の自宅で「物を捨てる練習」、ためこむ人に効果あり、研究

    ためこみ症に悩む一人暮らしの男性。自宅アパートで。(PHOTOGRAPH BY ARNAUD CHOCHON, HANS LUCAS/REDUX) 古新聞や古着をはじめ、たいした価値がないのに物を捨てられず、生活に支障が出るほどためこんでしまう。そんな「ためこみ症」の治療に、片付けの爽快感や恩恵を仮想現実(VR)の世界で体験することが効果的という研究結果が発表された。「シミュレーションによって、ためこみ症の患者が大切にしている物を手放す練習をさせるという研究は、これが初めてです」と、医学誌「Journal of Psychiatric Research」の2023年10月号に掲載された論文の筆頭著者で、米スタンフォード大学医学部精神医学・行動科学教授のキャロライン・ロドリゲズ氏は言う。 ほとんどの人は、捨てられない大切な物を少しは持っている。しかし、精神疾患の一つであるためこみ症では、火災

    仮想の自宅で「物を捨てる練習」、ためこむ人に効果あり、研究
  • アーサー王の師「マーリン」はもとは詩人だった、なぜ魔術師に?

    マーリンがアーサーを見せる 好色なユーサー王が貴族のを誘惑する際に魔法で助けた見返りに、マーリンはユーサーの息子アーサーを誕生時に渡すよう王に求める。エミール・ヨハン・ラウファーが描いたこの油絵では、マーリンが馬の上でアーサーを抱いている。(FINE ART/ALBUM) 魔法の力をもち、時には長い白ひげをたくわえた賢い老人は、魔法使いの典型的な姿だ。このような神秘的な男性は、シェイクスピアの『テンペスト』から『オズの魔法使い』『指輪物語』、そして『ハリー・ポッター』シリーズまで、多くの文学作品に登場する。 しかし、なぜこういう姿が定番になったのだろうか? それは、アーサー王伝説の中心人物であり、最も魅力的な人物の一人「マーリン」のせいだ。中世文学に初めて登場して以来、マーリンは何世紀にもわたって進化し続け、ウェールズの詩人から変幻自在の魔法使いへと変貌を遂げたのだ。 森に逃げ込んだ詩人

    アーサー王の師「マーリン」はもとは詩人だった、なぜ魔術師に?
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    solidstatesociety 2023/11/10
    予言内容からして軍略や政治家ぽい
  • コロナワクチンのつらい副反応は「良いこと」、研究続々

    2023年10月2日、オランダで新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける患者。頭痛や悪寒などの強い副反応は不快だが、ワクチンがより強い免疫反応を引き出して将来の感染に備えているサインなのかもしれない。(PHOTOGRAPH BY KOEN VAN WEEL, ANP/REDUX) 新型コロナウイルスワクチンの副反応におびえる人々に朗報だ。最新の研究によれば、強い副反応はワクチン接種後にウイルスと戦う抗体がより多く作られていることを示していて、良いことかもしれないという。論文は査読前の論文を投稿するサーバー「medRxiv」で2023年10月6日に公開された。 「強い症状を報告する人ほど、抗体レベルが高かったのです」と、この研究を率いた米カリフォルニア大学サンフランシスコ校の臨床心理学者アリク・プレーザー氏は言う。 米ブラウン大学の腫瘍専門医ジェレミー・ワーナー氏は、新型コロナウイルスワクチ

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    solidstatesociety 2023/10/16
    後遺症を無視して評価は難しい
  • つらい記憶のフラッシュバックは「テトリス」をやると減る、研究

    2006年、イラクのアルファルージャで、軍用の金属探知機を膝に乗せ、テトリスをプレイする米海兵隊の兵士。(PHOTOGRAPH BY TOBY MORRIS, ZUMA PRESS/ALAMY STOCK PHOTO) 1980年代に世界的ベストセラーになったコンピューターゲームの「テトリス」を、メンタルヘルスの改善に役立てる研究が進められている。具体的には、テトリスをプレイして、性的暴行や自動車事故、戦争、自然災害、または困難な出産などを体験した後に起こるフラッシュバック(過去に経験したトラウマ的な記憶が自分の意志とは無関係に侵入すること)の回数を減らせる可能性があるという。 世界24カ国で実施した調査によると、人が死ぬところを見たり、愛する人が突然亡くなったり、命が脅かされたりする事故に遭ったりするなどのトラウマ体験があると報告した人の割合は70%を超えていた。だが、その後に睡眠障害や

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    solidstatesociety 2023/10/02
    今はスイカゲーム
  • NASAが宇宙に浮かぶ謎の「?」マークを発見、正体は?

    ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が撮影した新しい画像。背景に、赤く光るクエスチョンマークが見える。(PHOTOGRAPH BY NASA, ESA, CSA) 銀河系で特に注目される2つの星を撮影したところ、画像に謎のクエスチョンマークが写り込んでいた。 このクエスチョンマークは、驚異的な感度を誇る米航空宇宙局(NASA)のジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の近赤外線カメラNIRCamで「ハービッグ・ハロー天体46/47」(HH 46/47)を初めて撮影した最新の画像で発見された。HH 46/47は有名な形成中の星で、頻繁に観測されている。 この2つの星は、私たちの太陽がどのように形成されたかを知る手掛かりとなりうる。地球からの距離は約1400光年と比較的近く、生まれてからわずか数千年の比較的若い星だ。ただし厳密に言えば、HH 46/47はまだ星として「誕生」していない。

    NASAが宇宙に浮かぶ謎の「?」マークを発見、正体は?
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    solidstatesociety 2023/08/15
    叩くとキノコが出る
  • 光合成による水の分解、「最大の疑問」をついに解明、定説覆す

    植物のタンパク質にレーザーで刺激を与え、その結果起こるプロセスをX線で捉えることによって、科学者らは光合成反応に未知の段階が存在することを発見した。画像はX線で透視したハグマノキの葉。(IMAGE BY NICK VEASEY, SCIENCE PHOTO LIBRARY) 光合成は地球の生命にとって不可欠だ。生態系の基礎をになう植物は、これによって自らの栄養を得ている。しかし、光合成がどのような仕組みで行われているのかについては、まだ正確にはわかっていない。 今回、ふたつの新たな実験によって、光合成の中でも特に難しい反応のひとつである水の分解における謎の一端が明らかになった。 水の分子が分解されると、酸素が空気中に放出される。「われわれ全員が依存している、あらゆる高等生物にとって不可欠な酸素は、まさに光合成の副産物なのです」と語るのは、米ローレンス・バークレー国立研究所の化学者で、ひとつ

    光合成による水の分解、「最大の疑問」をついに解明、定説覆す
  • チェルノブイリ被曝者の子、遺伝子に過剰な変異なし、研究

    ベラルーシのミンスクにある甲状腺センターでは、1986年のチェルノブイリ原発事故で発生した放射性降下物に曝露して甲状腺に深刻なダメージを受けた患者の治療が行われている。(PHOTOGRAPH BY GERD LUDWIG, NAT GEO IMAGE COLLECTION) チェルノブイリ原子力発電所の事故から今年で35年。事故が人々の遺伝子に及ぼした影響を徹底的に調べた研究結果が、4月22日付けで学術誌「サイエンス」に発表された。その2の論文で明らかになった詳細は、私たちの不安を和らげるような内容だ。 1986年4月26日の朝、現在のウクライナ北部にあったチェルノブイリ原発の原子炉が爆発・炎上し、史上最悪の原子力事故が発生した。激しい火災で雲のようにわき上がった放射性物質が降下して周辺地域に住む人々の肺に入り、家や畑や牧草地に積もり、べ物などに入り込んだ。ある原子力技術者の言葉を借り

    チェルノブイリ被曝者の子、遺伝子に過剰な変異なし、研究
  • 悲痛すぎるインドの現状、コロナ第二波の原因は「油断」

    インドでは4月22日、新型コロナの1日あたりの新規感染者数が31万人を超え、世界最悪を記録した。それまでは、米国が2021年1月8日に記録した1日あたり30万669人が最多だった。また、26日の新規感染者数は35万人を超え、1日あたりの死亡者数も過去最多の2812人に急増した。 「私たちは完全に油断し、1月にはパンデミックが終わったと思い込み、新型コロナの監視と制御は二の次になっていました」とインド公衆衛生財団(PHFI)のK・スリナス・レディ会長は語る。しかし「大都市だけでなく、小さな都市や村にも、昨年ウイルスにさらされず、感染する可能性の高い人がかなりいたのです」 メディアの報道によると、2020年9月から2021年2月中旬にかけて患者数が減少する中、モディ首相率いるインド政府は専門家による第2波到来の警告を無視した。1月の時点で新たな変異株が確認されていたにもかかわらずだ。 「パンデ

    悲痛すぎるインドの現状、コロナ第二波の原因は「油断」
  • 骨が「ミネラルの電池」に進化、4億年前の魚で証拠発見

    約4億年前に生きていた顎のない甲冑魚(かっちゅうぎょ)。骨細胞を含む骨があり、筋肉に重要なミネラル分を供給することが可能だった証拠が新たに発見された。(ILLUSTRATION BY BRIAN ENGH) 古生代の魚の化石から、骨の進化における大きな転換点が明らかになった。3月31日付けで学術誌「Science Advances」に発表された論文によれば、ヒトの骨にあるのと同様な骨細胞がおよそ4億年前に発達し、いわばミネラル分の「電池」として機能していたという証拠が確認された。 ヒトなどの脊椎動物の場合、骨は主に体内の支えとなると同時に、絶えず損傷を修復して自らを維持しながら、血流に重要な栄養素を供給している。対して、ごく初期の骨は大きく異なっていた。魚の体を保護する殻の役割を果たしており、むしろコンクリートのようなものだった。骨がなぜこれほど進化を遂げたのかは大きな謎だが、初期の魚の表

    骨が「ミネラルの電池」に進化、4億年前の魚で証拠発見
  • 中世の暗殺教団「アサシン」は実在したのか 通説を検証

    シリア、マサイフに残るニザール派の要塞跡。「アサシン派」との蔑称で呼ばれることもあるニザール・イスマイル派。中世、要塞化された城を拠点に活動していた。(PHOTOGRAPH BY AGEFOTOSTOCK, ALAMY) かつて中東には暗殺者の秘密集団があり、一帯を支配していた――これは事実とは違う伝説で、十字軍時代の年代記やビデオゲームのために脚色を加えて作り上げられたものだ。 一方で「Assassin(アサシン、暗殺者)」という言葉は、「ニザール・イスマイル」というイスラム教の一派に対して使われていた蔑称に由来するものだ。彼らはイスラム教シーア派から分派した秘密主義の集団で、短命だが政権を樹立した。このニザール派について、もう少し詳しく見ていこう。 ニザール派の起源は、西暦632年に起こったイスラム教最初の分裂にまでさかのぼる。預言者ムハンマドの後継としてだれがイマーム、すなわち指導者

    中世の暗殺教団「アサシン」は実在したのか 通説を検証
  • 地名の付いた料理は、本当にそこの名物なのか?

    ウクライナのキエフ。金色のドーム屋根の教会と曲がりくねったドニエプル川が見える。(PHOTOGRAPH BY LEONID ANDRONOV, GETTY IMAGES) 「ベイクド・アラスカ」「ロンドン・ブロイル」「シンガポール・ヌードル」と、都市や国の名前が付いた「ご当地料理」は数々ある。さぞかし、その土地で古くから親しまれている料理と思うだろう。 だが実は、現地とは関係なく、料理に地名が付けられる例も少なくない。例えば、アイスクリームケーキの「ベイクド・アラスカ」は1867年、米国がロシアからアラスカを買収したことを記念し、ニューヨークのシェフが考案したものだ。 料理の名前はたいてい、お客さんの心を動かすために付けられる。「消費者の価値観と共鳴する何かを生み出したい、ライバルに差を付けたいと考えるのです」と、米パシフィック大学で歴史を研究するケン・アルバーラ氏は話す。「土地との結

    地名の付いた料理は、本当にそこの名物なのか?
  • 人工肝臓で脂肪肝の再現に成功、医療への応用に光

    培養液に入れられた人工ミニ肝臓。医学研究において、多くの課題を解決すると期待されている。(PHOTOGRAPH BY NATHANIEL LANGER, UPMC) 見た目は人間の肝臓のようだが、物より少し小さいその肉の塊は、ヒトの細胞から作られた人工の肝臓だ。実験室で作られたものとしては最も複雑な臓器だという。肝臓と言えば、消化を助け、有害な物質を解毒するなど、多くの重要な役割を担っている。(参考記事:「「汗をかいてデトックス」はウソだった、研究報告」) 研究チームが小さな臓器を作った目的は、病気にするためだ。その結果が、8月6日付けで学術誌「Cell Metabolism」に発表された。 肥満が増えるにつれて、肝臓に脂肪が蓄積する非アルコール性の脂肪肝が増えている。悪化すれば、肝不全に陥る病気だ。米国だけでも、現在8000万~1億人の患者がいるものの、病気がどのように進行するのかはよ

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    solidstatesociety 2019/08/09
    人工レバ刺し狙えそうかな
  • クラゲの大量発生に利点? 実は多くの動物の餌に

    針のついた触手を持つブヨブヨのゼラチン質の塊、というのは、あまり魅力的な材には思えないかもしれない。だが、海洋生物に関する最新のレビュー論文によれば、多くの動物が日常的にクラゲを間としてべているのだという。それどころか、クラゲのカロリーに依存しているものもいるというのだ。 クラゲはかつて、その栄養の乏しさから、物連鎖の中の行き止まりのようなものだと考えられてきた。そのうえ、気候変動や乱獲、富栄養化、環境改変等によるクラゲの爆発的な増加に対し、科学者たちが警鐘を鳴らしてきた。(参考記事:「今夏、クラゲ大発生の理由は?」) 「クラゲに対して、非常にネガティブな見方が出てきていたと思います。『気を付けないと、やられるぞ』と言うようなね」と、北アイルランド、クイーンズ大学の生物学者であるジョナサン・ホートン氏は話す。 しかし、ホートン氏が共著者となった、先日の学術誌「Trends in E

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    solidstatesociety 2019/01/24
    海月スイーツ説で土産物つくれそう
  • 9割の食塩からマイクロプラスチックを検出

    インドネシアのマドゥラ島では、伝統的な天日製塩で塩が作られている。新たな研究によって、この地域で生産される塩はマイクロプラスチックの含有量が特に高いことがわかった。(PHOTOGRAPH by Ulet Ifansasti, Getty Images) 数年前、海塩からマイクロプラスチックが初めて見つかった。しかし、調味料として身近な塩に、プラスチック微粒子がどのくらい含まれているかについては、分かっていなかった。新たな研究で、世界の塩の9割にマイクロプラスチックが含まれているというショッキングな結果が報告された。(参考記事:「研究室 忍び寄るマイクロプラスチック汚染の真実」) この研究は、韓国の研究者グループと環境保護団体「グリーンピース東アジア」の合同チームが、塩に関する既存研究を活用してまとめたものだ。塩に含まれるマイクロプラスチックが地理的にどう広がっているか、プラスチック汚染

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    solidstatesociety 2018/10/23
    エビデンスが遅れてるのは、そこまで体内蓄積に影響するのかって数字が得られてないってことだろうけど、排出量を先に調べると都合が悪いのかしらね。
  • 【動画】海ぶどうを真似るウミウシ、実は5種 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    沖縄名物の「海ぶどう」。だが、海にいるその海藻をよく見てほしい。つぶつぶの海ぶどうの間に、緑色のケープをまとったかのようなウミウシが完璧に隠れていることがある。 驚異的な擬態をするこのウミウシは、数十年にわたり1種しかいないと考えられていた。しかし、最新の研究によって、実は1種ではなく5種いること、それらは独自の遺伝的性質をもつ新たなグループであることが判明した。(参考記事:「キリンは1種でなく4種との報告、遺伝子解析で」) 藻類に擬態するウミウシ、Sacoproteus smaragdinus。長年、アオモウミウシ属と考えられてきたが、新しく記載されたウミウシ4種と共に新属に移された。(PHOTOGRAPH BY LEENA WONG)

    【動画】海ぶどうを真似るウミウシ、実は5種 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
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    solidstatesociety 2018/10/19
    味は
  • 恐竜時代の琥珀からカタツムリが体ごと見つかる

    この9900万年前の琥珀の中で発見されたカタツムリは、軟部が残るものとしては最古のものになった。(Photograph by Lida Xing, China University of Geosciences, Beijing) 琥珀の中で化石化した9900万年前の小さな陸生巻貝――いわゆるカタツムリの頭部と足、目(体からつきでた部位「眼柄」という)が発見された。この標は直径5ミリほどの大きさしかないものの、恐竜時代に生きた陸生巻貝の姿をはっきり確認できる。(参考記事:「9900万年前のカエル化石発見、熱帯雨林産で最古」) カタツムリはミャンマー北部で採取された小さな琥珀(天然樹脂の化石)の塊に含まれていた。2016年に個人の化石収集家から購入したものだ。あまり保存状態はよくないが、もう1匹のカタツムリの殻も含まれていた。この琥珀は、現在、中国広東省潮州の德煦古生物研究所に所蔵されてい

    恐竜時代の琥珀からカタツムリが体ごと見つかる
  • 地球温暖化の影響は想定より深刻、IPCCが警告 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    地球温暖化をい止めるために、森林破壊を防ぐべき場所として、新しい報告書はブラジルが鍵となる国のひとつだという。(Photograph by John Stanmeyer, National Geographic Creative) 世界の平均気温が産業革命前と比べて1.5℃上昇した場合、その影響と負担はこれまでの想定をはるかに超えるものになるだろうと、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が警告を発した。6000件におよぶ調査研究に基づいたこの「1.5℃の地球温暖化に関する特別報告書」は、韓国の仁川で開催されたIPCCの総会で10月8日に公表された。 世界の平均気温はすでに産業革命前から1℃上昇している。この10年間には、世界中の国や地域が、記録的な嵐や森林火災、干ばつ、サンゴの白化、熱波、洪水に見舞われてきた。報告書によれば、気温の上昇が1.5℃に達した場合、状況は大幅に悪化す

    地球温暖化の影響は想定より深刻、IPCCが警告 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
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    solidstatesociety 2018/10/12
    サムネ注意