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ブックマーク / ameblo.jp/tonakai-no-hitorigoto (33)

  • 『心と体の秘密 ・・・ 苦痛がハーレーに変る時』

    十才からスポーツ中心の生活を送るようになったわたしですが、やがて物心つくようになると、心と体というものの関係を考えることが多くなりました。それこそフリースタイルスキーを始めて大きな怪我をしてからは、人生の一つの目標が 「心と体」 の関係を理解することのように感じてきました。 六十才に近づいて難病に罹ったり、発作性めまい症や肩の拘縮、そして極めつけのギックリ腰などを経験して、ようやく少しだけ心と体のほんとうの関係を理解し始めたように思います。 そんな物事の裏側に秘められたほんとうの関係について、今日は書いてみます。 まず五十八才の時、後縦靱帯骨化症という難病に襲われ、手術をすることになりました。医学的な説明としては、こんなものが妥当と考えられました。 「若い頃からスキーで無理をして、特にエアリアルで大きな転倒を繰り返してきたので首に負荷が掛り、骨化症になった」 でも、今のわたしなら、ほんとう

    『心と体の秘密 ・・・ 苦痛がハーレーに変る時』
    stealthinu
    stealthinu 2019/08/08
    ストレスを自分の深層心理が体の不調として表すことで止めようとしている話。角皆さんの腰痛の話で語られてることと同じ件。心と身体は科学が考えるよりもより密接に関わっているのではということ。
  • 『伊藤みきさん引退』

    あれは先週の金曜日だったでしょうか? 日を代表するモーグルスキーヤーである伊藤みきさんから、こんなメッセージをいただきました。 「角皆さん、お疲れ様です。お元気ですか。 私は、昨シーズンを持って、現役選手を引退することに決めました。 角皆さんのモーグルレッスンに入ってから、23年間もモーグルが出来ました。 こんなに魅力あるスポーツに出会えたことに、当に感謝してます。 ありがとうございます」 文章はまだ続いていますが、ここから先はプライベートな内容なので、人に許可を得て、上記だけを載せさせていただきました。 これを読んでまず思ったのは、彼女の膝の怪我や、腰痛との葛藤のことでした。 自分にも経験がありますが、後遺症の残る怪我というのは、選手にとって大きな障碍となります。ですから、彼女がどれほどの苦しい想いを経験し、それらを乗り越えてきたのか、想像するだけで胸が痛くなりました。 そして、こ

    『伊藤みきさん引退』
    stealthinu
    stealthinu 2019/05/15
    伊藤みきさんの引退について角皆さんが書かれてる。忘れられない選手、というところで亡くなってる方が多いのが悲しい。
  • 『日本大学アメリカンフットボール事件について』

    大学アメリカンフットボール部の事件について、書くことをずっと躊躇っていました。 理由は二つあります。 一つは、自分の辛い記憶につながる内容がいくつかあること。 もう一つは、こうしたことについて書くと、しばしば心が冷たくなるようなメッセージや反論をいただくことがあるからです。 しかし、やはり自分のここまで生きてきた道を振り返って観るとき、このことについて書き残さない選択肢はないようにも信じられます。ですから、この事件について自分が感じてきたことを、少しまとめてみます。 まず、五月六日に起こった事件について初めて知ったのは、フェイスブックでした(七日の早朝)。アメフトが好きな友人が、「これ (反則タックル) はダメだろう」 という内容で、「この行為は酷すぎる」 と載せていたのです。その時は日大の選手が反則行為をしたとしか捉えていませんでした。 やがて、いろいろな情報が伝わってきて、組織ぐる

    『日本大学アメリカンフットボール事件について』
    stealthinu
    stealthinu 2018/05/31
    『「特攻する勇気」 と同じかそれ以上に 「間違っていると主張する勇気」 が大事なのだ』上意下達に反論する勇気と、それが普通にできる組織が必要
  • 『ゆっくり、それとも速く?』

    幸いなことに60才を超えて、たくさんの方にレッスンを受講していただいている。ほんとうにありがたいことだ。 そんなレッスン中、わたしがいちばん口にする言葉は「ゆっくり滑ってください」ではないだろうか? モーグルやフリースタイルスキーという経歴を持つわたしだから、「速く」 滑ることを要求されると思っている方も多い。しかしふつうなら、わたしはごく低速からレッスンをスタートさせるし、途中でもゆっくり滑ることを求めることが多い。 それには理由がある。 長いこと指導を続け、滑りを見ていると、そのスキーヤーの身体意識を感じられるようになってきたからである。うまい下手にかかわらず、その人が自分の躰の内側で、どのように感じているのかを、見ているわたしも感じるのである。 そして、そんな身体意識はほんの少しスピードが上がっただけで、大幅に失われてしまうことが多い。 テクニカルやクラウンプライズを持つ上級スキーヤ

    『ゆっくり、それとも速く?』
    stealthinu
    stealthinu 2018/04/03
    スポーツに於いてもスピード化、効率化が求められる世界だがそれがほんとうに良いことかという話。モーグルで自己矛盾のようなことを感じるのもこれが根本の理由なのだろうな。
  • 『オリンピックを観て思ったこと・・・』

    今回もオリンピックから大きな刺激と感動をいただきました。 個人的な経験もあり、わたしはオリンピックに相反する二つの気持ちを持っています。英語のアンビヴァレントという語がもっとも近いような気持ちです。 そんな複雑な気持ちで観ることの多いオリンピックですが、これまで感じなかった大事なことを、今回感じました。 それについて正直に書いてみます。 自分がいちばん驚いたのは、スラローム(アルペンスキー)にまったく面白みを感じなかったことです。 見ていて「美しくない」と思いました。 かつてスキーをはじめ、一生懸命取り組んでいた頃、スラロームはフリースタイルスキー以上に面白く、興奮し、刺激を受けた競技でした。 当時、日はプロレーサーたちの全盛期で、デュアルと呼ばれる賞金レースが頻繁に開催され、エネルギッシュな活動が行われていました。そんなプロレースでチャンピオンだった園部さんのスクールに、自らお願いして

    『オリンピックを観て思ったこと・・・』
    stealthinu
    stealthinu 2018/03/05
    『正直スラロームは、モーグルと同じくらいニッチな世界に入り込んでしまった』『日本におけるエアリアル人口は、そのまま競技人口です。たぶん近い将来、モーグルもそうなる』競技の先鋭化による蛸壺化。
  • 『高速化によるスキー場の危険度アップ』

    その昔、スキーバブルと言われた時代、頻繁に 「スキー場は危ない」 と感じた記憶があります。たくさんのスキーヤーが狭いコースを滑り、その中をスピードコントロールできていない滑り手が駆け抜けていくのですから。 現在、韓国のスキー場に行くと、その頃の日以上に混んでいますし、危なさを感じます。 日がスキーバブルだった頃、ヨーロッパや北米のスキー場に行くと、スキーヤーがほんとうにコントロールして滑っていました。それに加えて、かなり空いていたので、「ずいぶん違うものだ」 と感じた記憶があります。 それから30年がすぎ、今となれば日のスキー場は比較的空いていると感じる日も多くあります。しかし空いているにもかかわらず、危なさが増しているように思えるのはなぜでしょう。 今年の正月、わたしの拠地エイブル白馬五竜はなかなか盛況でした。 多くの一般的スキーヤーが時速30キロから40キロくらいで滑っていまし

    『高速化によるスキー場の危険度アップ』
    stealthinu
    stealthinu 2018/01/11
    『今日観られるような高速化を進めることはレースでもモーグルでも普及の観点からふさわしくないと感じてしまいます。スポーツ自体の魅力を削いでしまうように信じられるからです。』
  • 『モーグルやスキーについて想う・・・・・・』

    わたしがスキーを始めた頃、スキー界はアルペン一色でした。 それは1970年代後半のことで、プロスキーヤーによる賞金レース(デュアル)が盛んにおこなわれていました。その賞金を目当てに、世界中からプロレーサーたちが集まってきました。賞金額は1位になれば百万円以上があたりまえ。数百万というレースもあったように思います。そんなレースが、ワンシーズンに数多くおこなわれていたのです。 わたしの友人たちや、師匠も参戦していました。 この時代、アルペンスキーで有力な若手選手なら、すぐメーカーから声が掛かり、用具提供のみならず金銭契約も可能でした。日を代表するような有力選手なら、一千万円を超える契約金もあったと聞いています。 その時代は同時に、アルペンの草レース(非公式レース)が華やかな時代でした。スキー雑誌などマスメディアが媒体となるレースなら、何百人という参加者が集まりました。岩岳学生大会も、ほんとう

    『モーグルやスキーについて想う・・・・・・』
    stealthinu
    stealthinu 2017/05/02
    確かにモーグルの草大会はほんと減った。僕も出てない。そしてアルペンのレース。ジュニアしか知らんけど今もゆるやかに衰退してってると思う。どっちも地元の子がやらんのだものな…
  • 『認められるということ・・・・・』

    いきなり余談からはじめて申し訳ないが、『ライ麦畑でつかまえて』 というは一時期、わたしの聖書だったことがある。そんな 『ライ麦畑でつかまえて』 を書いたサリンジャーには 『フラニーとズーイ』 という物語もあり、こちらも大好きなものだ。そして、今日の話はここから始まる。 フラニーとズーイの中に、フラニーがこんな言葉を話すシーンがある。 「…もうエゴ、エゴ、エゴにうんざりなのよ。自分のエゴにも他人のエゴにも。なにかひとかどの地位に着こうとか、なにかすごいことをやろうとか、人々の注目を集めようとか、そんな人たちにうんざりなの。・・・・・・もう、ほんとうにうんざりだわ・・・・・・」 物語の中で、フラニーが恋人に話す台詞である。 フラニーは女子大生で、美人で、頭がよく、演劇部のスター。そんな彼女が 「誰もが、何かになりたがり、必死に競争する姿」 に気分が悪くなるのである。そして、「なぜ人は普通であ

    『認められるということ・・・・・』
    stealthinu
    stealthinu 2017/04/18
    『人間の生は、他者からの承認をめぐる闘争』これはネットやってるとよくわかるよね。mixi疲れとかFB疲れとか、はてブみたいなのですら。人は承認欲求から逃れられない。
  • 『外圧への具体案は?』

    先日書かせていただいた 『スキー界に起こっている外圧について』 に、たくさんのみなさまからご意見をいただきました。ほんとうにありがとうございます。 厳しいものから、温かな眼差しのものまで、さまざまなご意見をいただきました。 こうした意見をいただくことができて、ほんとうに嬉しいです。なぜなら、考えたり意見を表明したりすることは、前に進むために必要なことだ・・・と感じるからです。 「具体的な提案を知りたい」 というご意見もいくつかいただきました。 ほんとうは、こうした質問が来ないように以下のように書いておいたつもりなのです。 ・・・・・・だから、まずわたしの役割としては自分の知識と経験をここに書かせていただくこと。それくらいで、どうかご勘弁いただきたい・・・・・・。 その理由は、具体案はいつも角が立ち、それを理由に表に出ざるを得なくなるからです。 しかし、尊敬する友人が言うように 「具体案を出

    『外圧への具体案は?』
    stealthinu
    stealthinu 2016/11/17
    確かに日本のレッスン費用は安いのよね。ただ、スキーバブル期の大量の生徒のグループを適当なイントラが教えるっていうスタイルだとあのくらいの金額じゃねえ?という気もする。あれは「プロ」な仕事ではなかった。
  • 『スキー界に起こっている外圧について』

    トランプ氏が大統領になった。 日との関係がどう変化するかわからないが、わたしは 「日の官僚のなかには、アメリカと癒着していると思われる人が多い」 と感じてきた。そんなアメリカ寄りの方々が従ってきたのは、俗に 『軍産複合体』 と呼ばれる組織、人脈であったように思う。 9.11で怪しい動きをしたブッシュ親子も、あれだけ 「チェンジ」 と叫んだオバマも、軍産複合体に動かされてきたところが大きかったのではないだろうか。 果たして、トランプ氏が勝ったことでアメリカは変わるのか。そして日には、どんな影響があるのだろう。 政治の世界から日のスキー界を振り返ると、ニセコや白馬エリアにおいて、否応のない外圧によって変化が始まっている。 具体的には海外のお客様の増加と、海外からのスキー&スノーボードスクール、インストラクターの進出である。 白馬を観るなら、現在もっとも成長しているのは英語によるスクール

    『スキー界に起こっている外圧について』
    stealthinu
    stealthinu 2016/11/11
    この問題、特に白馬では顕著ではないかと思う。あ、ニセコのほうがすごいのかな?ただじゃあ保護するのがいいのかって言うとそれも違う気がするし。
  • 『手術から五日目』

    手術から五日目はなかなかおもしろい一日でした。 朝前に体操して、朝後もう一度体操・・・・・・自分でかってに創った生命力が高くなる体操・・・・・・をしようと一階に下りると、土砂降りの雨。そこで、ひさしの下で雨に当たらず、まあまあスペースのある場所に行こうと、トレーニング場の外に出ました。みんなのトレーニング姿を横目に見ながら、誰もいないスタジオの前に立つと、スタジオの入り口からレオタード姿の女性が走ってきたのです。 妙齢の女性のレオタード姿というのは、なかなか刺激の強いもので、まるで見てはいけないもののような気がして少し移動しようとしたところ、彼女がわたしに一生懸命手を振っているではありませんか。 驚きながら、しっかり見ると、なんと障害者水泳の第一人者、ちあきさんでした。 服を着ていると細くて小柄な彼女ですが、レオタード姿はさすが第一人者というだけあって、見応えのあるものです。 ガラス越

    『手術から五日目』
    stealthinu
    stealthinu 2013/09/26
    『聴き手が頷いてくれるからこそ、話し手が良い話をすることができる』良い話を聞ける聞き手でありたい。
  • 『持つべきものは・・・・・・』

    わたしは今年の六月から、首のヘルニアに悩んできました。 最初は軽い痛みと痺れからはじまり、七月の終わりにはかなりの痛みとなってしまいました。 かつて、もう三十年も前のことですが、首のヘルニアに苦しんだ経験があります。エアリアルの転倒から右腕の痺れが続き、医師の診察を受けました。ヘルニアがあると言われましたが、この時は牽引と首のストレッチによって数週間で回復しました。 そんな経験から、今回も牽引とストレッチで何とかしようと考えていたのです。 事実、八月に入ると、わずかですが痛みは薄れ、可動範囲も増してきたように思えました。 ただ、なかなか出口が見えないと感じていたことも事実です。 わたしには信頼できるスポーツドクターがいます。 親友とも呼べる望月先生です。 少し良くなってきたような気もして、「何か良いストレッチでもアドヴァイスしてくれないかなあ?」 と連絡してみました。最初はメールで連絡した

    『持つべきものは・・・・・・』
    stealthinu
    stealthinu 2013/09/02
    角皆さんまた手術するんだ… 手術は成功する、と思っているので、リハビリがんばってください。望月先生もお元気そう。
  • 『心情を吐露すると・・・・・・』

    フリースタイルスキーに出逢うまで、わたしはずっと一つのものにしか成りたくありませんでした。そのためにも大学には行かず、世界旅行に行こうと考えていたほどです。 いろいろな事情から大学に行くことになり、そこでフリースタイルスキーに出逢い、取り憑かれ、狂ったようにスキーを滑ってきました。 もしフリースタイルスキーに出逢わなかったら、これまで生きてこれたかどうか、少し不安になるほどです。 フリースタイルスキーに出逢うまで、わたしが成りたかったのは、作家です。 ものを書いて、それを職業とすることが、わたしの少年時代の夢でした。 ですから、チャンスさえあれば、スキー雑誌に原稿を書き、モーグルやフリースタイルスキーのを出してきました。 しかし、物書きとしていちばん書きたかったのはフィクションです。 1998年にノンフィクション 『流れ星たちの長野オリンピック』 で潮賞をいただいたとき、「これで、夢が叶

    『心情を吐露すると・・・・・・』
    stealthinu
    stealthinu 2013/05/13
    角皆さんが書いた小説。Kindleでの販売。こうやっていろんな出版形式が増えて自由に「出版」が出来るのはいいことだな。
  • 『淋しいお知らせ』

    重要なお知らせがありますので、『F-style メールマガジン』 をブログに貼り付けさせていただきました。 どうか、お読み下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━クロスプロジェクトグループ━━━━ ☆F-style メールマガジン☆      特別号 2012/09/07号 http://x-pg.com http://tsunokai.com/             編集 角皆優人 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 淋しいお知らせです。 十年間にわたり、皆さまにご愛顧いただいた白馬五竜エアフィール ドですが、今月をもって閉鎖することになりました。 これまで、ほんとうにありがとうございました。 十月からは白馬におけるウォータージャンプ施設はさのさかに統一 させていただきます。 移行の詳細はブログやホームぺージなどにも発表されていますが、 以下のようになります。

    『淋しいお知らせ』
    stealthinu
    stealthinu 2012/09/07
    五竜のウォータージャンプは閉鎖でさのさかに一本化。この狭い地域に2つもウォータージャンプあるのは確かに無駄だと思うが、一般への間口の広さを考えると五竜のほうを残したほうが良かったのではとも思う。
  • 『野田総理』

    ブログネタ:この人とは価値観が合わないと思ったとき 参加中 文はここから 10年後、いったい野田総理はどのように評価されるのだろう。 これを書いているのは6月26日の朝。もう半日ほどで増税法案採決の時となる。 故橋龍太郎元総理は過去を振り返って、こんな文言を残している。 「私が内閣総理大臣の職にありましたとき、財政の健全化を急ぐ余りに、財政再建のタイミングを早まったことが原因となって経済低迷をもたらしたことは、心からお詫びいたします。そして、このしばらくの期間に、私の仲のよかった友人のなかにも、自分の経営していた企業が倒れ、姿を見せてくれなかった友人も出ました。予期しないリストラにあい、職を失った友人もあります。こうしたことを考えるとき、もっと多くの方々がそういう苦しみをしておられる。当に心のなかに痛みを感じます」 消費税を増税した結果、日経済を何年にも渡って停滞させてしまったこと

    『野田総理』
    stealthinu
    stealthinu 2012/06/26
    『日本政府は、GDPの60%近くを使っている。だから、単純に考えたなら税率60%というとんでもない国』そうなのか?!びっくりしたんで確認してみる。
  • トナカイの独り言

    二週間ほど前「クロイツェル・ソナタ」について書いた。「クロイツェル・ソナタ」は、ほんとうに素晴らしい曲で、数々の芸術家に影響を与えてきた曲でもある。レフ・トルストイの同名の小説はベートーヴェンの曲に触発されて書かれたとされているし、ヤナーチェクはトルストイとベートーヴェンの両者に刺激され、弦楽四重奏を残したと云われている。 圧倒的な何かを持つのが、第九番となる「クロイツェル」である。 しかし、わたしが一番好きなヴァイオリン・ソナタは「クロイツェル」ではなく、第五番となる「スプリング」で一八O一年に発表されたものだ。 この年、ベートーヴェンはジュリエッタ・グッチャルディと恋に落ちた。第十四番となる月光ソナタ(ピアノ)が、この翌年に発表されている。 ベートーヴェンはジュリエッタに求婚して振られたとされているが、最新の研究ではその逆に近い状態で、ジュリエッタは終生ベートーヴェンを想い、頼っていた

    stealthinu
    stealthinu 2012/03/12
    『新聞はたくさんの人に読まれ、信頼を置かれています。そんな世界で、あれほど簡単に事実を操作することができるのです。ウソを書かずとも、意図して事実を歪曲することができるのです。』
  • 『ピーク パフォーマンス / 最高の演技とは』

    陸上競技や水泳というタイムを判断基準とする競技の根底には、たぶん「人と競う」という要素が大きく存在しているのだろう。他人より優れたいと願うのは、ほぼ万人の自然な姿であり、資主義の原点の一つと云えるのかもしれない。 今回、不思議なテレビ番組に招待された。 番組名はまだ書けないが、ある特殊な条件下での真剣勝負である。 同じ条件下での第一弾は陸上競技だったそうだ。その第二弾が水泳編で、水泳の四泳法において、二つのチームが対決するというものだ。個人対決と同時にメドレーリレーもやる。わたしは片方のチームのバタフライ種目を担当することになった。 この番組の打ち合わせ以来、番組スタッフからずっと要望され続けた言葉がある。それは「ぜったい相手に勝つ」とか「負けるはずがない」とかの言葉である。競争原理の原点を確認し、番組のヴォルテージを上げようという趣旨なのだろう。 日のスポーツ番組の放送において、この

    『ピーク パフォーマンス / 最高の演技とは』
    stealthinu
    stealthinu 2012/02/15
    『ピークパフォーマンスを望むのなら、「勝敗にこだわる余裕などない」ということ』
  • 『これまでと これからの レッスンやキャンプなど』

    今シーズンになってエフ-スタイルのレッスンやキャンプにご入校いただいた皆さま、ほんとうにありがとうございます。今シーズンはさまざまな実験的試みにトライしていますが、なぜかこれまでにない熱気を感じる年となっています。 特に、先週おこないました 『ニューラインを極める』 には、多数のみなさまにご入校いただき、ありがとうございました。かつてのモーグルブームというものを想起させるほど、エネルギーに満ちていました。 ブームではなく、地についた魅力を持つスキーの世界を確立していきたいと、わたしなりに模索しております。あえて言えば 『スキー道』 というところでしょうか。昨年までエフ-スタイルで使っていた 『コブ道』 とも共通するところかもしれません。『古武道』 のような奥深い世界を、しっかり確立したいと願っております。 さて、今週末には二つのキャンプがあります。 まず土曜日に 『エアのステップ1&2』

    『これまでと これからの レッスンやキャンプなど』
    stealthinu
    stealthinu 2012/02/09
    おおお!ビック小林さんがくるキャンプとは。小林さんすごい懐かしい。いいもりにいらした時のことを思い出す。すごいパワフルなのにフリーで滑ってる時の繊細なタッチの滑りの印象。
  • 『恫喝する松本大臣』

    1990年代初頭のバブル崩壊以降、日政治家と官僚の行動にはがっかりするものばかり…。 これほど長い間、能力に比し低迷を続ける国も珍しいだろう。そんな低迷する日だが、3月11日以降の対応には、怒りを通り過ぎ、悲しみすら感じてしまう。 そんな中で7月3日、宮城県庁を訪れた松龍復興担当大臣の発言がTVニュースで流された。 これほど驚いたことも、珍しい。 以下が簡単な会話である。 松大臣「(村井知事が)先にいるのがスジだよな」 笑顔で現れた村井知事が握手を求めようとするが、これを拒否。 要望書を受け取ると、松大臣が発言した。 「(水産特区は)県でそれコンセンサスを得ろよ。そうしないと我々、何もしないぞ。だからちゃんとやれ。今、あとから自分が入ってきたけど、お客さんがくるときは、自分が入ってからお客さんを呼べ。いいか。長幼の序がわかっている自衛隊なら、そんなことやるぞ。分かったか」 村井

    『恫喝する松本大臣』
    stealthinu
    stealthinu 2011/07/05
    『いちばん困ったのは、権威を盾にした日本人の発言を、相手にどう伝えるかだった。そのまま訳した場合、相手が先進国の人である場合、よほどの事情がない限り、人間として相手にされなくなるからだ』目に浮かぶ
  • 『大人の夢』

    古い友人が、フェイスブックに娘の動画を投稿してくれました。その友人ワールドカップで優勝経験のある世界的フリースタイルスキーヤーです。そして彼の娘は現在、世界でもトップクラスのジュニアモーグル選手です。 たったワンシーズンを映した動画を観るだけで、大きな成長ぶりと上達ぶりに驚かされます。 モーグル選手をめざす子どもたちを指導しながらいつも感じることですが、子どもたちの成長スピードは想像を絶します。特に小学校高学年から高校生までの伸びは、大人では考えられません。 わたしの友人にとってもそうなのですが、ふつう「夢は子どもたちのもの」。大人は子どもの夢をかなえてやる立場になります。 しかし、ほんとうにそれだけで良いのでしょうか? 先進国と呼ばれる国々の閉塞感の一つは、「大人が夢を追いかけられない」もしくは「夢を追いかげづらい」現状から生まれているのではないでしょうか。 アメリカでかつて、よく年齢

    『大人の夢』
    stealthinu
    stealthinu 2011/05/15
    確かに大人になってもなんらかの夢を持ち続けていたいと思う。大きなものでなくてもやっぱなにかないとね。