SMAPの草なぎ剛容疑者(34)が23日に公然わいせつ容疑で現行犯逮捕されたのを受け、CM界やテレビ界にも大激震が走った。 広告代理店のキャスティングに関する相談役を務めたこともある芸能評論家の肥留間正明氏(59)は、「SMAPはいまや日本一のテレビタレントという位置づけなので、草なぎ容疑者個人としてもギャラは5000万円ほどか。グループでは1億2000~5000万円、また楽曲のみの場合はタイアップ戦略としても見なければならないが、それでも5000万円はくだらないのでは」と推定する。同氏の概算から算出すると、CMの打ち切りによって少なく見積もっても4億2000万円のギャラが吹っ飛んだことになる。 しかし、肥留間氏によると企業側の損害はこの程度ではまったく済まない。「企業のCM戦略を考える場合、タレントへのギャラはほんの一部に過ぎない。テレビ、新聞、雑誌、駅のポスターなど総合するとCM1本で