第70回江戸川乱歩賞は、2次予選を通過しました21編から、6編が最終候補作として審査されることになりました。最終候補から惜しくももれた作品については、下記に講評を記します。 (予選委員は、1次は講談社文芸第二出版部が担当、2次は香山二三郎、川出正樹、末國善己、千街晶之、廣澤吉泰、三橋曉、村上貴史の7氏です) なお、最終選考の結果はHP「tree」上と6月21日発売の「小説現代」7月号に掲載されます。 最終候補作 「容疑者ピカソ」 相羽廻緒 「陽だまりのままでいて」 雨地草太郎 「ハゲタカの足跡」 工藤悠生 「許されざる拍手」 津根由弦 「遊廓島心中譚」 東座莉一 「フェイク・マッスル」 日野瑛太郎
https://www.kadokawa.co.jp/topics/10952/ まずは、刊行中止という判断がなされたことにホッとしています。 当該書籍はタイトルやキャッチコピーだけでなく、原書の内容にも多くの問題点があることが指摘されており、トランス排除的な言説であることは本文を読むまでもなく明らかです。 私は過去に文章の置き場としてnoteとPixivを使っていましたが、いずれも現在は更新停止しています。 とくにPixivはピクシブ社のトランスジェンダー女性社員へのハラスメントへの抗議の意味合いで更新停止に至っており、今更カクヨムに小説をアーカイブしはじめたのはそういう経緯もあってのことなのですが……、この状況でKADOKAWA系のプラットフォームであるカクヨムを知らん顔して使い続けるのはどうなの? と思わずにはいられず…… KADOKAWAがこれまで差別的な書籍をまったく刊行していな
BLに限らず、ネットにおける小説題材への取り締まり 中国では、2002年から「ネット小説」(ネットで連載・発表する創作、日本では「オンライン小説」と呼ばれることが多い)の性的な描写に目がつけられており、同年、「インターネットにおける出版管理暫定規定」が発表されました。「わいせつや賭博、暴力、犯罪を助長するものを含む内容」という書籍出版社に該当していた管理規定を初めてネット小説にも該当させたのです。 そして、2004年には、「扫黄打非」チーム(わいせつ物を一掃し、非法出版物を打撃するチーム)が「わいせつサイト取り締まり行動」を発足。「起点中文网」(日本では「小説家になろう」に該当するサイト)などの大型ネット小説サイトが自粛し、大量な作品が削除またはミュートされました。 2007年と2009年に、それぞれ「ネットわいせつ小説の重点取締に関する緊急のお知らせ(关于严厉查处网络淫秽色情小说的紧急通
POPなポイントを3行で 「小説家になろう」中国企業・JINKE社とのタイアップ企画 「JINKE小説大賞」で異世界転生作品が応募不可に 「中国での映像化に際し、大掛かりなCGが必要な内容は避けて」 小説掲載数69万以上、登録ユーザ数は160万人以上を擁する日本最大級の小説投稿サイト「小説家になろう」が実施している中国のモバイルゲーム会社「JINKE」(金科文化)社とのタイアップ企画「JINKE小説大賞」が、一部で注目を集めている。 「小説家になろう」の初となる海外企業とのタイアップコンテストで、大賞に選ばれた作品には30万円の賞金と中国での映像化が約束される、というもの。 と、ここまではごく普通のコンテストだが、注目したいのは募集要項欄にある応募条件についての記載だ。 そこには、中国での映像化という前提ならではの禁止事項(縛り)の数々が。 異世界転生モノ禁止! な「JINKE小説大賞」
☆この度、拙作『転生したらスライムだった件』の投稿開始10周年企画としまして、アニメ「転生したらスライムだった件」製作委員会様、マイクロマガジン社様、講談社様、高田裕三先生、ヒナプロジェクト様の協力のもと、『小説家になろう』に特別編を投稿することになりました☆ 開国祭という一大イベントも無事に終わり、魔物の国では穏やかな日常生活が始まっていた。 そんな中、ヴェルドラが漫画『3×3EYES〈サザンアイズ〉』に登場する獣魔術を開発したいと言い出した。 最初は否定的だったリムルまで魔法の開発に乗り気になって、宿敵だった坂口日向まで話に加わり、一行は魔法の聖地と呼ばれる魔塔を目指す事になる。 ※この作品は書籍版に準じており、時系列は9巻終了~10巻の冒頭時点です。 第01話 ☆有給休暇☆ 2023/02/20 00:00(改) 第02話 ☆賢人都市☆ 2023/02/27 00:00(改) 第03
第47回すばる文学賞 受賞作品「みどりいせき」 学校に馴染めず不登校気味の高校2年生の「僕」は小学校時代にバッテリーを組んでいたピッチャーの 春と再会し、知らないうちに怪しいビジネスの手伝いをすることに。隠語と煙で充満する隠れ家でグミ氏やラメちたちとつるみ、不健全で抗いがたい、鮮烈な青春にまみれていく――。 ふぁにーちゃんって呼んで 受賞の言葉にまず驚いた。 「どもう、ステファニーだお このたび、わらいありなみだありのすったもんだのすえ、スーパーすばるちゃん人形を手にしました。次はクリスタルすばるちゃん人形をゲトりたいので、グットシット期待してね。」 な、なんなんだ、この文体は⁉ 続いて受賞作「みどりいせき」を読んで、また驚いた。受賞の言葉×100の自由すぎる文体が完成度をもって最後まで貫かれていたからだ。そして、ペンネームは「大田ステファニー歓人」。 私、大田さんの話していることがちゃん
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