まえがきこんにちは。漫画家の矢野トシノリです。 今は特定の出版社で連載せずにSNSで個人連載して生活してる漫画家です。この文章は最近知り合った新人の子に向けた内向けの文章なのですが、昨今の問題から迷う人に少しでも指針になればと思い公開することにしました。 あくまで私見と伝聞によるものですが 一応商業での連載(商業単行本発刊15冊)、個人での活動を続けている プロ活動歴15年の感覚なので参考にしていただければ幸いです 商業連載と個人連載の違いお金編【原稿料】 商業…1ページ8000円〜10000円が平均 最近では高額化の傾向。 個人…0円 当然ながら描いただけではお金にはならない。 【収入源】 商業…上記の原稿料+単行本印税(価格の10%) 大手だと電子の単話売り、広告費などもあるが 基本は上の2つのみ。 会社から支払われる。 原稿料はアシスタント代に消えることが多いので 実際のところ単行本
2024年2月10日に行われた、真船一雄先生のスーパードクターKシリーズ通算100巻記念のトークショーに参加してきました。 以下はそのレポートになります。 個人の記憶とかんたんなメモに依拠したレポートになりますので、不充分なものであることをご了承の上お読みください。 ※以下スーパードクターKをSDKと表記します ※2024年2月12日にコミックナタリーにより詳しいイベントレポが公開されました。 ↑こちらのレポートに含まれなかった質疑応答もありましたので、このnoteはこのまま残しておくことにします。 ※2024年2月19日にmixaliveサイトにて読者質問の一問一答が公開されました https://online.mixalivetokyo.com/blogs/k2comment/k2_comment トークショーはクエスチョンへの歴代編集者の回答があり、それに対して真船先生がコメントして
芦原妃名子先生が亡くなられて以降、漫画家や脚本家側から連日多くの発信がなされている。 一方でこの事件の鍵を握るプロデューサーなどテレビ局や出版社側からの発信はあっただろうか? とりわけ当事者である小学館と日テレの対応に注目が集まっているが、さっぱり音沙汰がない。 そんななか、小学館が先月こっそり削除した記事を見つけた。 https://adpocket.shogakukan.co.jp/adnews/7059/ アーカイブは以下である。 大人女性の心をつかむ豊富で多彩な漫画が、タイアップにも活躍します。『プチコミック』須藤綾子編集長インタビュー | 小学館AD POCKET 『セクシー田中さん』掲載誌である「姉系プチコミック」などを手掛ける、「プチコミック」編集長によるインタビュー記事である。 新編集長就任に伴い昨年12月にUPされたPR記事のようだ。 このなかでは、渦中のメディアミックス
日本テレビ系ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さんが亡くなられました。 とても悲しいです。 漫画を原作とした映像化のトラブルということで、僕の名前を思い出す人も多かったようです。 日テレ「セクシー田中さん」だけではない…意外と多いテレビ局と原作者のトラブル、「海猿」は未だ二次使用できず、「のだめ」で揉めたTBS 再放送もない「海猿」 「テレビ業界で最も騒がれた原作者とのトラブルは、連ドラだけでなく4度も映画化された佐藤秀峰氏の漫画『海猿』です。 最初にドラマ化したのはNHKで、国分太一の主演で02年に放送された『海猿~うみざる』(BS hi)でした。 その後、04年にフジが伊藤英明の主演で映画『海猿 ウミザル』を公開し、翌年に放送された連ドラ『海猿 UMIZARU EVOLUTION』は平均視聴率13・2%を記録。 映画2作目『LIMIT OF LOVE 海猿』は興収7
「ブラックジャックによろしく」二次利用フリー化から10年が経ちました。 ブラックジャックによろしく 完全版「ブラックジャックによろしく」は二次利用規約に従う限り、商用・非商用の区別なく、事前の承諾を得ることなく無償で複製し公衆送信し、また、どのような翻案や二次利用(外国語版、パロディ、アニメ化、音声化、小説化、映画化、商品化など)を行うことも可能です。 僕と佐藤漫画製作所は、二次的著作物に関して原著作物の著作権を行使しません。 また、著作者人格権(同一性保持権)を行使しません。 「ブラックジャックによろしく」フリーダウンロードページ 二次利用がフリー化されたのは2012年9月。 当時大きな話題となり、様々なパロディや商品が登場しました。 それにより作品は拡散し、今も新たな読者を生み出し続けています。 10年間を総括します。 「ブラックジャックによろしく」二次利用結果報告(2012/9/15
絵柄ってなんでしょうね? 先日、某ゲーム会社の依頼で描いたイラストがボツになりました。 資料(同系統他ゲーム画像の束)を渡され、「自由に描いてください」とのことでした。 で、本番を提出したら「佐藤秀峰とわかる絵柄で描いてください」と描き直しを命じられた次第。 僕は佐藤秀峰なので、「佐藤秀峰の絵柄で描く」という意味がよくわからなかったので、お仕事をお断りしました。 こちらは僕の初連載作品「海猿」1巻の画像。 原稿用紙にGペンと証券用インクで描いていました。 この頃は、新井英樹さんや高橋ツトムさん、曽田正人さんに絵柄が似てると言われることが多かったです。 最終12巻の頃の絵柄はこんな感じ。 まだデジカメが普及しておらず、鏡を机の前において、自分で表情を作りながらそれを見て描いていました。 25歳で描き始め、27歳で描き終わりました。 続く「ブラックジャックによろしく」1巻の頃。 まだまだ完全ア
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