大分市教育委員会は31日、市立小に勤務する30代の男性教諭がX(ツイッター)で、子供のいじめ被害に悩む県外の女性を中傷する投稿を繰り返していたと明らかにした。外部からの指摘を受け、市教委が聞き取りをしたところ、教諭は投稿を認め、女性に直接謝罪したという。県教委は市教委からの正式な報告を待ち、処分などの対応を検討する。 【図解でわかる】学校でのいじめ件数、右肩上がり 市教委によると、女性はXで子供のいじめ被害などの状況を投稿。教諭はそれに対し、からかいやさげすみと受け取れる書き込みをしたという。一部報道機関が具体的な内容を報じたが、市教委は「被害者の心情を考慮して発表は控える」との理由で内容を明かさなかった。 1月26日に書き込みを見た人が「小学校教諭が書いたとみられる不適切な投稿がある」と市教委に連絡して事態が発覚。教諭は聞き取りに対し「(投稿が)エスカレートしていった。注目を浴びたかった