地震の影響で土砂崩れが発生したサーキット場で復旧作業をする重機=14日午後、福島県二本松市[時事通信チャーター機より] 福島県沖で13日夜に発生した地震で、福島市の木幡浩市長は25日、死者1人が確認されたと発表した。 【写真特集】宮城、福島で震度6強 亡くなったのは、市内在住の50代男性で、地震による死者は初めて。 木幡市長によると、家族が1人暮らしの男性と連絡が取れなかったため、男性の自宅を23日に訪れたところ、家財の下敷きになっているのを発見。その後死亡が確認された。圧迫による窒息死で、状況などから地震で亡くなったと断定された。
16日未明の最大震度6強の「本震」に始まり、断続的に襲ってきた余震が、熊本、大分両県の大地を深く切り刻んだ。道路の寸断で孤立し、土石流で茶褐色と化した集落。雲が厚く垂れ込め、日没を待たずに降りだした大粒の雨が、自衛隊や警察、消防の救助隊の行く手を遮る。「必ず家族、友人の元へ戻る」。窮地を脱した被災者たちがいる一方で、刻々と犠牲者は増えた。避難所では食料や水などの物資不足という現実もあらわになってきた。 「なんということに…」神職や参拝人、絶句 熊本県民の「宝」、無残な姿 震度6強の激震が学生アパートを押しつぶした。熊本県南阿蘇村の河陽地区。近くにある東海大農学部の学生が多く住む「学生村」で、わずかな差が若者の生死を分けた。「突然どーんと突き上げられた後、何も分からず隙間に逃げ込んだ」。助かった若者は地面にへたり込み、やがて、がれきの中から発見された友人たちの遺体を涙で見送った。 崩れ落ち
ハワイにある太平洋津波警報センターから気象庁に入った連絡によりますと、日本時間の17日午前8時59分ごろ、南米・エクアドルの太平洋沿岸を震源とするマグニチュード7.7の大きな地震がありました。太平洋で津波が発生する可能性があり、気象庁は、日本への津波の影響があるかどうか、調べています。太平洋津波警報センターはこれまでこの地震の規模をマグニチュード7.4としていましたが、データを詳しく解析した結果7.7に引き上げました。震源に近い南米の各地では津波のおそれがあるとして注意を呼びかけています。 エクアドルの報道によりますと、今回の地震で、震源から南東におよそ170キロほど離れた首都のキトや南におよそ300キロ離れたエクアドル最大の都市、グアヤキルでも少なくとも50秒強い揺れを感じたと報じているほか、地震の影響で、停電が起きているほか、家屋や橋が倒壊していると伝えています。また、震源近くのホテル
熊本県益城町平田の無職内村宗春さん(83)は、倒壊した家の下敷きとなり、死亡した。孫娘の愛美さん(24)らが、家のはりなどに挟まれた宗春さんに声をかけると「大丈夫、大丈夫」としっかりした声が返ってきたが、だんだん声が小さくなっていったという。 自宅は木造2階建てで築100年以上だったが、14日の地震ではさほど揺れず、宗春さんも「あとは余震だけだから大丈夫だろう」と話していたという。 益城町平田の西村洋介さん(38)は自宅居間で80代の祖父母と寝ていたときに激しい揺れに遭遇。天井が落下し、生き埋めになった。西村さんは、はうようにして脱出したが、祖父母は6時間後、心肺停止状態で見つかった。 14日夜は祖父母と一緒に近くの公民館で一夜を明かしたが、15日夜になって停電が解消されたため自宅に戻ったという。「余震も落ち着き、ほとんど寝たきりの祖父には慣れた家のベッドの方がいいと考えた。家に戻っていな
気象庁は、16日午前8時30分に熊本県の阿蘇山中岳第1火口でごく小規模噴火が発生した、と発表した。阿蘇山の噴火警戒レベル2(火口周辺規制)は変わらない。有色噴煙が火口から最大で約100メートルまであがった。同庁は、14日以降の一連の地震との関連について調べる。
17日午後2時前、青森県で震度5強の強い揺れを観測する地震がありました。 この地震による津波の心配はありません。 17日午後1時46分ごろ、岩手県沖を震源とする地震があり、青森県階上町で震度5強の揺れを観測したほか、震度5弱の揺れを岩手県普代村で観測しました。 また、震度4の揺れを、青森県の八戸市、三戸町、岩手県の盛岡市、宮古市、久慈市、二戸市、八幡平市、滝沢市などで観測しました。 このほか震度3から1の揺れを北海道と東北、関東、それに新潟県の各地で観測しました。 この地震による津波の心配はありません。 気象庁の観測によりますと、震源地は岩手県沖で、震源の深さは50キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.7と推定されています。
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