台湾の中央気象署によりますと、日本時間の3日午前8時58分ごろ、台湾東部の花蓮県沖およそ25キロを震源とするマグニチュード7.2の地震がありました。 台湾では日本と同じく最大で7まで震度があり、このうち花蓮県で震度6強の揺れを観測したほか、北東部の宜蘭県などで震度5強、北部の台北市や新北市など広い範囲で震度5弱の揺れを観測しました。 現地ではその後もマグニチュード6.5の揺れを観測するなど、地震が相次いでいます。
能登半島地震で被災した石川県珠洲(すず)市の印刷会社「スズトウシャドウ印刷」が4月1日、営業を再開する。同人誌印刷では全国的に名の知られた会社だが、設備の損傷や断水のため納期が迫った受注物の制作が間に合わない事態に陥った。一時は廃業も考えたというが、SNS(ネット交流サービス)で窮状を訴えたところ、救いの手が差し伸べられた。 地震翌日の1月2日。社内では機械や棚が倒れ、紙や製本済みの受注物が散乱して出荷不能な状態だった。取締役の平野真由美さん(47)はX(ツイッター)で被災状況を報告し「入稿いただいたお客様、できる限りの事をいたしますが、状況によってはご相談の連絡をすることになるかもしれません」と投稿した。 社長を務める平野さんの父が約40年前、同人誌印刷を始めた。北陸では唯一の取扱業者で、業界でも古株だ。国内最大級の同人誌イベント「コミックマーケット」や東京、大阪、福岡で開かれる「コミッ
こちらも生産再開です。 高画質液晶ディスプレーメーカーEIZOの組立工場。 七尾市の工場では断水や天井が剥がれるなどの被害を受け操業を停止していました。 その後、自発的に従業員が集まり1月下旬から復旧作業を進めた結果、3月1日、予定よりも早く全面再開にこぎ着けました。 EIZOエムエス七尾工場 岩本敏工場長: 「動員とかはしていないんですが、自発的に(社員が)会社の掃除にきたい。片付けをしたい。これはもうなんとしても早く工場を再開させていくしかないなと強く思いました」 色彩を正確に表現出来る事からハリウッドの映画制作や医療現場からも高い評価を受けているEIZOのディスプレー。 2021年には映画界に貢献したとしてアメリカアカデミー賞の「科学技術賞」を受賞しました。 会社側も被害の少ない地域から支援物資を集め、断水で洗濯機が使えない従業員のために洗濯機や乾燥機を工場に置くなどバックアップ。
【読売新聞】 能登半島地震の被害があった石川県珠洲市で空き巣をしたなどとして、石川県警珠洲署は18日、大阪市東淀川区、自営業の男(37)を建造物侵入、住居侵入、窃盗の疑いで再逮捕した。 発表によると、男は1月1~17日の間に、珠洲市
腰まで津波、倒壊家屋も避難妨げ 1月1日午後4時10分の地震後、石川県珠洲市では早いところで1分後に津波が到達し、その後、繰り返し押し寄せたとみられる。気象庁によると、同市宝立町の鵜飼漁港周辺の建物に残された津波の痕跡は高さ2・7メートル。生死を分けたポイントは何だったのか。 地震から12分後、大津波警報が出てもなお、浜田恵二さん(88)は海岸から150メートル余りの自宅そばで「もたもたしていた」。過去の経験から「津波が来ても20~30センチだから大丈夫だろう」と考えていた。 一帯は県が2018年に公表したハザードマップの津波浸水想定区域内。最大津波高は6・4メートル、津波到達時間は4~24分だ。浜田さんによると、しばらくして海の方から「ゴー」という音が聞こえ、妻と一緒に内陸に向かった。 途中で津波に追いつかれ、近くの銅像につかまって耐えた。「腰まで津波につかった。もっと高かったら死んでい
今回の能登半島地震の被災地では、被災した人の多くが避難所での生活を余儀なくされています。専門家はこうした環境では、1週間ほどするとインフルエンザなどの感染症が増える傾向があると指摘していて、水が不足している環境では手をティッシュで拭いたり、体調の悪い人はマスクを着用したりといった、できる範囲での感染対策を取るよう呼びかけています。 日本環境感染学会によりますと、避難所には ▽多くの人が集まり、密な環境になりやすいほか ▽水やアルコールが不足して衛生管理が難しくなることから 感染症が広がりやすい環境になり、過去に起きた大きな災害ではインフルエンザなどの集団感染が起きたことがあるということです。 学会の元理事長で、感染症に詳しい東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は、避難生活が始まって1週間ほどすると感染症が増える傾向があると指摘しています。 感染症をきっかけに肺炎で亡くなる人もいるということで
海岸線、250メートル動く 輪島市の漁港付近―東大など・能登地震 2024年01月04日18時59分配信 地震による隆起に伴い、約250メートル海側に移動した海岸線=3日、石川県輪島市(東京大地震研究所提供) 最大震度7を観測した能登半島地震で、東京大地震研究所などは4日、能登半島北西部の現地調査結果を公表した。石川県輪島市の鹿磯漁港で約3.9メートルの隆起が観測されたほか、同漁港近くの砂浜では隆起に伴い、海岸線が海側に約250メートル移動していた。 震源断層、長さ150キロか 輪島市西部が4メートル隆起―政府調査委 同研究所の石山達也准教授らは2日から調査を開始。3メートルを超える隆起は、鹿磯漁港から南側約4キロにわたる海岸沿いで確認された。 また、志賀町赤崎漁港の隆起は約0.25メートルにとどまったものの、漁港施設への津波被害が確認された。倉庫の外壁などの痕跡から、津波の高さは約4.2
台湾外交部は能登半島地震の被災地を支援するため6000万円を寄付すると発表しました。 台湾外交部は4日、能登半島地震の被災者の救助と復興のため、日本政府に約6000万円を寄付すると発表しました。 台湾外交部は会見で「台湾と日本は家族のように困った時は手を差し伸べ合ってきた。日本の有事は台湾有事だと伝えたい」と述べました。 台湾当局は1日に能登半島で震度7の地震が発生した約4時間後には消防隊員や医師など160人を招集し、災害救助隊として被災地に派遣する準備をしていました。 3日午後に日本側から「現段階で需要がありません」と連絡があったため派遣を取りやめたということです。 台湾消防当局は取材に対して「もし要請があれば、すぐに出発する」とコメントしています。
政府は能登半島地震をめぐり自治体の要請を待たない「プッシュ型」支援に取り組む。年始を襲った大規模災害の初動に過去の震災の教訓を生かす。巧妙になる偽情報発信への対策も急務になる。石川県で最大震度7を観測した地震は1日午後4時10分ごろに発生し、大津波警報が出た。首相公邸にいた岸田文雄首相はおよそ5分後に関係府省に対応を指示した。自衛隊は20分後に初動対応にあたる部隊「ファスト・フォース」を立ち
熊本市出身の漫画家尾田栄一郎さんの人気作品「ONE PIECE(ワンピース)」の主人公ルフィの銅像を、熊本県が県庁敷地内に造る計画に異論が出ていることを受け、蒲島郁夫知事は15日の県議会で、県庁のルフィ像に加え、ルフィの海賊仲間「麦わらの一味」のキャラクター像を県内の被災地各地に設置する方針を表明した。さらに、尾田さんから熊本地震からの復興支援として、寄付など計8億円の提供を受けたことも明らかにした。 ルフィ像を巡っては、県庁以外の繁華街や観光地などへの設置を求める意見がインターネット上などで相次いでいた。蒲島知事は「銅像の設置効果を点から面に広げ、復興につなげたい」と説明した。尾田さんや出版元の集英社と協議しているという。 蒲島知事によると、尾田さんからは2016年の熊本地震後、「ルフィ」名義で5億円の義援金と3億円の寄付が寄せられていた。尾田さんの意向に沿い、これまで公表していなかった
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