医療法人「徳洲会」グループからの資金提供問題で、連日、疑惑の釈明に追われている東京都の猪瀬直樹知事(67)。最近では発言内容ばかりでなく、その靴にも注目が集まっている。公務の際に数センチはあるとみられる厚底靴を履いているのだ。資金提供をめぐる疑念が日増しに強まる中、ナゾの一つである上げ底靴を探ってみると…。 五輪関連のイベントやパーティーなど、9月以降、メディアに登場する機会が一段と増えた猪瀬氏。こうした公の場にはいつもスーツに厚底靴という格好で現れ、関係者の中でも「シークレットシューズを履いているのか」と話題になっていた。 だが、その厚底靴の正体は、人気のエクササイズシューズだった。ブランド名は「MBT」(マサイ・ベアフット・テクノロジー)といい、マサイ族の裸足の歩行を再現するという靴。スイスで1996年に誕生し、日本では10年前から販売されている。 「猪瀬さんは3年くらい前から愛用され