「カエデかモミジか」に想う 以前、「カエデかモミジか」を問うテレビ番組がありました。 前提条件は無く、 赤く紅葉したハウチワカエデらしい葉を1枚見せて、 これは「カエデ」か「モミジ」かいずれの葉かを問う内容でした。 何人かの人達に質問していましたが、 「もみじの葉は尖った部分が5枚から7枚で、切れ込みが深い。 カエデは、葉が裂片9枚以上、切れ込みが浅い。」から カエデである、という説明でした。 後の解説時に、比較用のモミジとして、ヤマモミジが提示されました。 実は、ヤマモミジでもカエデと答えて、なんの問題もないのです。 百歩譲って、次のような質問にすれば、違和感は少なかったでしょう。 「園芸業界では」という前提条件を明確に示した上で、 比較すべき2枚の葉を見せて、 どっちをモミジと呼び、どちらをカエデと呼ぶ 「習慣」があるか、ご存知でしょうか、という言い方です。 ~~~~~ 実は、その番組