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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (8)

  • 221年ぶりに周期ゼミの2集団が同時に大量発生、江戸時代以来

    セミのなかには、毎年姿を現すものもあれば、一定の周期でしか姿を現さない「周期ゼミ」もいる。2024年の春は、米国の南東部から中西部で、周期ゼミの2つの大きな集団が同時発生する見込みだ。(PHOTOGRAPH BY REBECCA HALE, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 2024年の4月下旬から6月にかけて、米国の南東部から中西部で、200年の時を超えて大自然の交響曲が奏でられる。周期ゼミの2つの集団が221年ぶりに同時に姿を現しはじめるのだ。「今年はとても重要な年になるでしょう。神秘的で驚くべき出来事です」と、「虫博士」として知られる米ミズーリ大学のタマラ・リオール氏は言う。(参考記事:「17年ゼミの大発生始まる、動物たちの反応は?」) 221年ぶりなのは、2つの集団の周期がそれぞれ13年と17年だから。前回同時に姿を現したのは1803年のこと。米国大統領はトーマス

    221年ぶりに周期ゼミの2集団が同時に大量発生、江戸時代以来
  • オオカミを群れのリーダーにさせる寄生虫、研究で明らかに

    寄生虫がオオカミの行動に影響を与えていることを示す研究が初めて発表された。(PHOTOGRAPH BY SHUTTERSTOCK, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) オオカミに独立を決意させたり、群れのリーダーであることを主張させたりする要因は何だろうか。この疑問は長年、科学者の興味を引いてきた。2022年11月24日付けで学術誌「Communications Biology」に発表された最新の研究によれば、寄生虫トキソプラズマ(Toxoplasma gondii)に感染したオオカミは、感染していない個体に比べて、群れのトップに立つ可能性が高いという。 この発見は、何が動物の行動に影響を与えるかについて、より幅広く考えることを迫るものだと、研究に参加したキラ・カシディー氏は考えている。氏は米モンタナ州の非営利団体(NPO)イエローストーン・ウルフ・プロジェクトの野

    オオカミを群れのリーダーにさせる寄生虫、研究で明らかに
  • ガンを防ぐ「ゾンビ」遺伝子、ゾウで発見

    大きな体と長い寿命を持つにもかかわらず、ゾウがガンになる確率は驚くほど低い。研究者たちは、その理由を解明し、人間のガン治療に役立てたいと考えている。(PHOTOGRAPH BY MICHAEL NICHOLS) 人間は30兆個ほどの細胞からできている。これらの細胞に加え、さらに多くの微生物が協調することで、心臓が脈打ち、消化系が機能し、筋肉が動いて、人間は活動する。細胞は時間とともに分裂し、新しいものが古いものに置き換わる。しかし、この細胞の入れ替えの過程において、遺伝子のコピーに失敗するのは避けられない。多くの場合、この変異がガンのもとになる。(参考記事:「「体内細菌は細胞数の10倍」はウソだった」) ということは、細胞の数が多い大きな動物ほど、ガンになる確率が高いはずだ。この理屈に基づけば、小型哺乳類の数百倍も細胞の多いゾウは、ガンになる確率がかなり高いことになる。しかし、実際はそうで

    ガンを防ぐ「ゾンビ」遺伝子、ゾウで発見
    takun71
    takun71 2018/08/20
    人類がガンを克服したら更に長寿になっちゃうなあ
  • トキソプラズマが人の脳を操る仕組み

    トキソプラズマ症を引き起こす寄生虫トキソプラズマ(緑色)をとらえた透過型電子顕微鏡(TEM)の着色写真。 Image from Moredun Scientific Ltd./Science Source/Photo Researchers チェコの進化生物学者ヤロスラフ・フレグル(Jaroslav Flegr)氏は、大胆な主張によってここ1年ほどメディアの注目を集めている。トキソプラズマというありふれた寄生虫が、われわれの脳を“コントロール”しているというのだ。 トキソプラズマは通常はネコに寄生する。巧みな戦略をとることで知られ、ネコからネコへ感染するのにネズミを媒介とし、寄生したネズミの行動を変化させてネコにべられやすくすることで新たな宿主に乗り移る。 ネコにべられやすくするため、トキソプラズマがネズミに引き起こす行動の変化は、反応時間が遅くなる、無気力になる、危険を恐れなくなると

    トキソプラズマが人の脳を操る仕組み
    takun71
    takun71 2018/07/25
    めっちゃ賢く、ポジティブにしてくれる寄生虫とかないっすかね
  • 第2回 カマキリは人生の師匠

    それを見たとき、「ああ、生物というのは飢えていないと来の魅力は失われるんだな」と実感しました。えさを捕ることを面倒臭がるカマキリのかっこ悪さといったら! ──ハングリーでないと、野生の生物の来あるべき美しさは損なわれる、と感じたのですね。 そうなんです。人間もまたしかり、です。 衣足りて満足しちゃってから、どのようにハングリー精神を保ち続けていくか……そこが人間の妙味なのですが、精神的にハングリーであり続けることがどれだけ大切か、僕はそれをカマキリから学びました。 ──香川さんの「カマキリ愛」の理由が、多少なりともわかった気がします。昆虫の生き様が私たちに教えてくれることの一端も。 人生を見つめる高校時代、カマキリが教えてくれたことは大きかったですね。そして何より、カマキリが身近にいる暮らしは楽しかったです。 今だに、庭でオオカマキリを飼っている夢を見ます。 (つづく) 展では、世

    第2回 カマキリは人生の師匠
    takun71
    takun71 2018/07/18
    「ああ、生物というのは飢えていないと本来の魅力は失われるんだな」 なるほど。。
  • 【動画】奇妙すぎる深海イカを発見、新種か

    米海洋大気局(NOAA)の調査船オケアノス・エクスプローラーが無人探査機を使って、珍しいイカの姿を映像に収めた。正体は今のところ謎に包まれている。(解説は英語です) メキシコ湾の深海で、奇妙な姿をしたイカが発見された。新種の可能性がある。 4月17日、米海洋大気局(NOAA)の調査船オケアノス・エクスプローラーの無人探査機が、メキシコ湾西部で動画を撮影した。きわめて珍しいこのイカは、体は深い赤色で腕は短く、オウムガイそっくりの泳ぎ方をする。 「海底に暮らすかわいらしいタコは、たくさんいます」と語るのは、米コネチカット大学のイカ専門家サラ・マカナルティ氏。「でもこのイカは、色はコウモリダコみたいで、体勢がびっくりするほど奇妙。それに泳ぎ方もオウムガイそっくりです」(参考記事:「コウモリダコの穏やかなスローライフ」) 「なんじゃこりゃ、とまず思いました」と言うのは、NOAAの生物学者でイカの専

    【動画】奇妙すぎる深海イカを発見、新種か
  • 「最強生物」クマムシ、衝撃のDNA構成が判明

    クマムシは驚くべき能力の持ち主だ。渇水などの過酷な状況でも生き抜くことができる。(PHOTOGRAPH BY ROBERT PICKETT, VISUALS UNLIMITED/CORBIS) 水生の無脊椎動物であるクマムシは地球上で最もたくましい動物と考えられている。緩歩(かんぽ)動物と総称されるこの小さな生物は、凍えるような寒さや長期の渇水、大量の放射線に耐えられるだけではない。知られている限り、真空でも生き延びられる唯一の動物だ。(参考記事:「宇宙生物学とクマムシと私」) この目に見えないほど小さな怪物の体は何でできているのだろう? クマムシは存在自体が驚きだが、この疑問の答えも衝撃的だ。 さまざまな生物のDNAをミックス 11月23日付の科学誌「米科学アカデミー紀要(PNAS)」に掲載された論文によると、クマムシには全体の17.5%にも相当する大量の外来DNAが含まれているという。

    「最強生物」クマムシ、衝撃のDNA構成が判明
    takun71
    takun71 2015/12/02
    他の生物のDNA取り込むとかスゲー
  • モテないオスにもチャンスあり、カエル研究で判明

    パナマにて、メスの背中にしっかりと乗るオスのトゥンガラガエル。2匹はこうして、産卵のために泡の巣を作り出す。(Photograph by James Christensen, Minden Pictures/National Geographic) メスのトゥンガラガエルの耳に甘く響くのは、低音で速いオスの歌声だ。 だが最新の研究によれば、メスに好かれる声を持たないオスにも望みはあるようだ。自分よりも魅力に欠けるオスと一緒に鳴けば、メスから交尾相手に選ばれる可能性があるという。米テキサス大学オースティン校のアマンダ・リー氏らの研究チームが、8月27日付「サイエンス」誌に発表した。 トゥンガラガエルは、中米原産の土色をした小さなカエル。大きな声と、大きく膨らむ鳴き袋(鳴嚢)をもち、その声は腹を空かせたコウモリを呼び寄せてしまうほどだ。彼らの名前も、高音の「トゥン」に低い「ガラ」が続く鳴き声に

    モテないオスにもチャンスあり、カエル研究で判明
    takun71
    takun71 2015/09/01
    ワロタww
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