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古川 @furukawa1917 星新一を始めとするSF作家は、コンピュータで商品を注文したら部屋に備え付けの配送口からすぐ商品が出てくる未来世界を描いていたが、実現したのはコンピュータで商品を注文したらすぐ低賃金の労働者が部屋に届けてくれる未来世界だったとは、まったく現実というのはブラックユーモアに満ちている 2017-03-05 12:40:38
By Graham Shaw 2010年に行われたある実験では、「現代のバイオリンと1700年ごろに作られた名器『ストラディバリウス』などの間には大きな違いがない」という結果が発表されました。それぞれの楽器を人間の耳で科学的に比較して導かれた結果ではあるのですが、この結果に対してプロバイオリニストのロウリー・ナイルズさんはコメントを直後のブログで公表し、実験結果の本当の意味や、古い楽器が持つ存在意義や価値について思いをつづっています。 What Really Happened in that Double-Blind Violin Sound Test http://www.violinist.com/blog/laurie/20121/13039/ ナイルズさんは2010年にインディアナポリスで開催されたバイオリンコンテストに参加。コンテストに併せて実施された調査に協力したナイルズさんを
脳死状態にしたニワトリにチューブで栄養を送り、効率よく肉を生産する技術を駆使した肉工場コンセプトがスゴイ!!『マトリックス』方式の肉生産に倫理的な問題はあるのか!? Tweet 現在、世界では爆発的な人口の増加と貧困層の富裕化などによって食糧危機が問題となっています。中でも肉の需要は増大する傾向にあり、試験管での人工肉開発、うんこを使った人工肉、肉食の代替としての昆虫食などの解決策が提案されています。 しかし多くの人々からは、「ちゃんとした肉を食べたい」という要望が強く、それに応えるために効率よく肉を採取できる羽毛の生えないニワトリも開発されましたが倫理的な問題が指摘されています。ところが、このニワトリ以上に効率的に肉を生産するための飼育システムが提案され大きな話題となっています。それは、ニワトリを脳死状態(植物状態)にして、映画『マトリックス』に登場する人間プラントのように肉を生産すると
English version 先日、北海道カラーユニバーサルデザイン機構(北海道CUDO)のイベントで、「色覚体験ルーム」というのを経験した。特殊な分光特性を持つライトに特殊な光学フィルタを被せたものを照明として使用しているその部屋の中では、一般型の色覚の人でも、P型(1型)やD型(2型)色覚の人と同様に色が見えてしまうのだ。つまり、特定の色の組合せにおいて、色の区別がつかなくなってしまう。こんなすごいものをよく作れたと思う。その部屋の中でいろいろなものを見たが、裸眼で色覚体験を行うのは、シミュレータを使ってディスプレイ上で見るのとはまた違った臨場感がある。貴重な体験だった。 部屋の中にフィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh)の絵のコピーがあった。その絵は、なんだか僕がいつも見ているゴッホと違って見えた。僕はゴッホの絵が大好きで、いろいろな美術館で実物を何点も見た
前の記事 自動クリーニング装置付きのキーボード(動画) 電気スポーツカーの3重事故、ドライバーの体験談 次の記事 有名科学者たちが宇宙を歌う音楽ビデオ 2009年10月30日 Kevin Makice 人気の高い科学の偉人たちが語りかける、さまざまな映像を寄せ集めて作られた音楽ビデオ『We Are All Connected』は、ワシントン州の音楽家John Boswell氏が制作し、10月中旬に発表したものだ。 Boswell氏はオートチューン・ソフトウェア『Antares』を使用し、オリジナルの音楽に、カール・セーガン氏の『Cosmos』など、インタビューやテレビ番組からの動画クリップを合わせ、1つのまとまった作品に仕立て上げた。 「カール(セーガン氏)の発言はいつも非常に明確で、説明はいつも詩的だった」とBoswell氏は述べている。動画には他にも、子供のような表情で、自然に対する人
前の記事 「飛ぶ種」の動力学:飛行機やヘリを上回る効率(動画) 文化はDNAに組み込まれている?「隔離された鳥の歌」実験 2009年6月16日 Lizzie Buchen Image: Flickr/NeilsPhotography キンカチョウ(英名はZebra Finch)は、通常はその複雑な求愛の歌を父親から習う。しかし独力でも、わずか数世代を経るだけで、自発的に発展させて同じ歌を歌うようになることがわかった。 オスのキンカチョウは通常、その複雑な求愛の歌(MP3)を、父親や親戚のオスから習う。歌の手本となる者が周囲にいない場合は、従来の歌からかけ離れた、メスのキンカチョウにとって耳障りな歌になる(MP3)。そうなると、どの鳥たちも父親や親戚のオスから習わなければならないことになるが、いちばん最初の歌はどこから生まれたのだろうか。これは、古典的な「卵が先か鶏が先か」という問題だ。 ニ
問題が簡単そうに見えたなら、その人はまだ、問題の複雑さを理解できていない。 解答に驚きを覚えたなら、そのプロダクトは、まだ完成に至っていない 問題に突き当たって、その複雑さを理解できた人が作ったものは、たいていの場合、複雑すぎたり、 あるいは新しさが必要以上に強調されて、どこかいびつで、受け入れられない。ここが中間点であり、出発点になる 複雑すぎた第一世代は、洗練を経て、平凡に回帰する 新しいけれど複雑な製品は、どこかで根本的な何かを突破して、シンプルで、画期的な何かへと生まれ変わる。 本当に画期的な製品は、誕生と同時に、常識を上書きしてしまう。それは一見すると、 なんだか昔から存在していたような、誰でも思いつきそうな、平凡なものに見える おもちゃはしばしば「本物の道具」よりも役に立つ 「おもちゃ」のおもちゃらしさというのは、使いやすさであり、見通しの良さであり、応用可能性の高さなのだと思
前の記事 読者が選んだ、動物の傑作動画トップ10 変形する電気スポーツカー『iChange』――iPhoneで制御するクルマ 2009年2月19日 Ben Mack スイスの自動車チューンアップメーカーRinspeed社は、『ジュネーブ・モーターショー』に、『iPhone』で制御可能な電気自動車のコンセプトカー『iChange』を出展する。この車は、乗る人の人数に合わせて大胆に形を変えるという。 iPhoneのアプリケーションを操作するだけで、流線型のワンシーターのリアエンドが上昇し、もう2人乗れるスペースができる。調整可能なリアエンドは、空気力学を最大限に活用することで省エネを実現している。 同社の創立者Frank Rinderknecht氏によれば、ドライバーのニーズに合わせて変化する、軽量で無駄がなく効率的な排ガスゼロの「個人の移動性」を作ることが、この車のコンセプトだ。キャノピー―
一流の芸術はどのようにして生まれるのか? 東京芸術大学(宮田亮平学長)と理化学研究所(野依良治理事長)は、第一線で活躍する芸術家の脳の活動を詳しく調べる共同研究に乗り出す。芸術と脳科学という全く違う分野の専門機関が連携して研究するのは珍しく、教育手法などへの応用が期待されている。 テーマは「独創的なアイデアがひらめく瞬間に脳はどんな活動をするか」「進化の過程で芸術や音楽は、どのようにして生まれたのか」「作品を鑑賞する脳の活動は、専門家と一般の人でどこが違うか」など。 年度内の協力協定締結へ向けて最終調整中で、東京芸大の研究者有志が作る研究会「芸術する脳を考える会」(代表=米林雄一教授)を中心に、理研の脳科学総合研究センターと多角的に研究を進める。 脳波のほか、磁場をかけて脳を外部から透かし見る磁気共鳴画像(MRI)やコンピューター断層撮影法(CT)、光トポグラフィーを使い、脳が実際に活動す
しばらく前に、京都大学の 学園祭での私の講演を聞かれた方から、 「表現者はいいわけをしてはいけない」 という言葉の意味について ご質問をいただいた。 これには二重の意味がある。 一つは表現者の側から見た場合、 もう一つは、鑑賞者の側から見た場合である。 表現者にとってみれば、 作品というものは一度自分の手を 離れれば勝手に流通していって しまう。 自分のコントロール不可能な 領域に入っていってしまう。 その拡散の全ての局面に、 付き添っていっていちいち説明 することはできない。 「本当は、こういう意味だったんです」 「あなたのその意見は誤解です」 などと、補ったり、修正したり することは、表現者としての本分に反する。 どんなにひどい曲解をされても、 真意をつかんでくれなくても、 我慢しなければならない。 自分の表現がまだ拙いから わかってもらえなかったのだと、 修練による向上を志向しなけれ
「美には生物学的な根拠」彫刻作品と脳の働きを実験 2007年11月26日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim Image: PLoS One 古代ギリシャやローマの彫刻を一度も見たことがなくても、『ミロのビーナス』の美しさは本能的にわかるのだろうか? ミケランジェロよりもビール『Michelob』(ミケロブ)に馴染みが深い場合でも、缶ビールをお腹に突っ込んだチキンより『ピエタ』に、より喜びを感じるのだろうか? その答えは「イエス」だと、Emiliano Macaluso氏、Cinzia Di Dio氏、Giacomo Rizzolatti氏の3人は主張している。 Public Library of Science(PLoS)が出版する『PLoS One』誌に11月21日(米国時間)発表された研究の中で、イタリアのパルマ大学所属の神経科学者
「ミュージシャンの脳は特別仕様」オリバー・サックス氏の新刊 2007年11月 6日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Eliot Van Buskirk Photo credit:morphonix ロンドンのタクシー運転手は、俗に「知識」(the knowledge、ロンドンでタクシー運転手となるための必要条件とされる)と呼ばれるロンドンの道路事情に関する情報を得るにつれて、脳の中の海馬と呼ばれる部分が大きくなっていくという話を、数年前に読んだことがある。 だが、同様のことがミュージシャンでも起きるというのは聞いたことがなかった。 『Musicophilia: Tales of Music and the Brain』(音楽という嗜好:音楽と脳の物語)を10月16日(米国時間)出版した神経学者のOliver Sacks(オリバー・サックス)氏[映画『レナードの
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