ドイツ南部ニュルンベルク(Nuremberg)で開催された音楽フェスティバルに集まった、英ヘビーメタルバンド「モーターヘッド(Motorhead)」のファンら(2008年6月6日撮影)。(c)AFP/DDP/CLEMENS BILAN 【12月18日 AFP】メタリカ(Metallica)、モーターヘッド(Motorhead)、メガデス(Megadeth)など、ヘビーメタルの音楽でおなじみの激しい首振り、いわゆる「ヘッドバンギング」は健康を損ねる可能性がある――。ヘビメタファンにとっては気になるこんな研究結果が、18日の英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(British Medical Journal、BMJ)」に掲載された。 この研究を行ったのは、シドニー(Sydney)のニューサウスウェールズ大学(University of New South Wales)のデクラン・パ
千葉県の幕張メッセ(Makuhari Messe)で開催された「国際フラワーEXPO(International Flower Expo)」に出展された、飲料大手サントリー(Suntory)が遺伝子組換え技術によって開発した世界初の「青いバラ」(2008年11月1日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO 【11月3日 AFP】千葉県の幕張メッセ(Makuhari Messe)で開催された「国際フラワーEXPO(International Flower Expo)」で、飲料大手サントリー(Suntory)が遺伝子組換え技術によって開発した世界初の「青いバラ」が発表された。サントリーは来年、この青いバラを発売する予定で、年間数十万本の販売を見込んでいるという。(c)AFP
フランス・アルプス(Alps)山脈で実施された軍事訓練に参加する兵士(2008年9月24日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/JEAN-PIERRE CLATOT 【10月9日 AFP】人間は自制心を失いそうな状況に陥ったとき妄想や迷信に逃げ込んで理性を保とうとするという研究結果が、2日付けの科学誌『サイエンス(Science)』に掲載された。 「人間は生命の危機への対処力が弱まるほど、精神をコントロールして理性を回復しようとする傾向が高まる」と説明するのは、研究を主導した米ノースウエスタン大学(Northwestern University)のアダム・ガリンスキー(Adam Galinsky)教授だ。「人間にとって感情の制御力は非常に重要であるだけに、その欠如は本質的な脅威となる」 誤った事実認識は悪い結果につながり兼ねない反面、強い精神的な要求を満たすために、妄想などの手段に
米国ラスベガス(Las Vegas)のMGMグランド・ガーデン・アリーナ(MGM Grand Garden Arena)でボクシングのWBC世界スーパーウェルター級タイトルマッチ、オスカー・デ・ラ・ホーヤ(Oscar De La Hoya) vs フロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.)戦の前に米国国歌を歌う歌手のマーク・アンソニー(Marc Anthony)(2007年5月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Al Bello 【9月16日 AFP】人間は言語の正しい発音を獲得する上で、耳で聞いた音だけでなく声道などからの神経信号も使っていることを示す研究結果が14日、英科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス(Nature Neuroscience)」(電子版)に発表された。 言葉を発音する際に、口腔や喉の筋肉などの位置や感覚と
フィンランド・ヘルシンキ(Helsinki)で行われた、ヘビーメタルバンド「メタリカ(Metallica)」のコンサートに駆けつけたファンたち。(c)AFP/LEHTIKUVA-Vesa Moilanen 【9月8日 AFP】「ヘビメタのファンとクラシック音楽のファンには、意外に共通点が多い」。英国のヘリオット・ワット大学(Heriot-Watt University)のチームが5日、研究報告を発表した。 メタリカ(Metallica)のようなへビーメタル・ロックのファンは従来、髪を伸ばした学生が中心で、仕事嫌いといったイメージで語られ、モーツァルト(Wolfgan Amadeus Mozart)のファンは、真面目で勤勉だと思われてきた。しかし、調査を行った研究者たちは、両タイプの音楽のファンともに創造的で穏やかだが、内向的にもなり得る傾向を発見した。 一方で異なる点としては、クラシック音
米ワシントンD.C.(Washington, DC)の連邦議会議事堂近くの市場店頭に並んだレモン(2008年6月27日撮影)。(c)AFP/SAUL LOEB 【8月5日 AFP】高濃度のビタミンC注射が、がんの発達や進行速度の抑制に効果的だとする研究結果が、5日の米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)で発表される。 米国立衛生研究所(National Institutes of Health、NIH)の研究チームが、脳、卵巣、膵臓(すいぞう)にがんを持つラットの静脈または腹腔(ふくくう)にアスコルビン酸注射を行ったところ、がん細胞株の75%で抗がん効果がみられたという。通常の細胞への影響はなかった。 研究チームはまた、アスコルビン酸に抗がん作用があるのは、腫瘍(しゅよう)をとりまく細胞外液で過酸化水
シンガポールでポルノサイトを閲覧する男性(2001年5月22日)。(c)AFP/Roslan RAHMAN 【6月5日 AFP】インターネット上の児童ポルノに対する国際的取り締まりの一環で、オーストラリア連邦警察は5日、国内で70人の男が逮捕されたと発表した。同警察ではさらに多くが拘束されるだろうとしている。 コンピューター・ハッカーが欧州のあるウェブサイト上に児童ポルノ画像99点を掲示したところ、わずか76時間で1200万回のアクセスをもたらしたことを受け、国際刑事警察機構(Interpol、ICPO)が世界170か国をまたぐ捜査を開始していた。 捜査の結果、コンピューター1台1台を識別するIPアドレスの2800件以上がオーストラリア内のものであることが追跡された。オーストラリア連邦警察のミック・キールティ(Mick Keelty)長官によると、連邦警察はその後6か月の作戦でそのすべてを
英ロンドン(London)のセント・パンクラス・インターナショナル駅で始まった「サン・アウェアネス・ウィーク」で、日焼け商品ブランドの撮影会でポーズをとる男性モデルたち(2008年5月6日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/Carl de Souza 【5月19日 AFP】「色目使いで男性の胸部を見るのは合法だが、女性の胸だと違法」--16日に英国の裁判所が下した判断が、インターネット上で検閲に関する大論争を引き起こしている。 この一件は、英国で2003年に施行された性犯罪法(Sexual Offences Act)により、プールで水泳パンツ姿の男性を密かに撮影した介護施設職員ケビン・バセット(Kevin Bassett)被告(当時44)が2007年に有罪となったことが発端となった。 ■「乳房と胸部の違い、陪審員への説明足りなかった」 しかし、控訴審で事態は一変した。被告弁護団は
セルビアの首都べオグラー(Belgrade)で、エイズウイルス発見記念日に赤いリボンをかたどったロウソクに灯をともす子ども(2006年5月20日撮影)。(c)AFP/ANDREJ ISAKOVIC 【5月20日 AFP】エイズ撲滅運動は20日、エイズ(HIV/AIDS)ウイルスの発見から25周年という節目を迎えた。第1次世界大戦の犠牲者数を上回る死者を出したエイズとの戦いの25年は、科学と人類の精神力の勝利を示す反面で、病気への偏見や無知との戦いでもあった。 ■早期の病原菌ウイルス発見に成功 免疫システムの機能を低下させるこの謎の疾患は、1981年に米国の同性愛者の間で発症者が発見されたことから、英国大衆紙が「ゲイ病」と書き立てた。 1983年5月20日、仏パスツール研究所(Pasteur Institute)のリュック・モンタニエ(Luc Montagnier)氏が主導する研究チームが、
【3月27日 AFP】国際動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(People for the Ethical Treatment of Animals、PETA)」は25日、日本のプロ野球のコミッショナーに対し、地球温暖化対策としてホットドッグやタコ焼きの販売をやめてベジタリアンフードの売店を出すよう求める書簡を送った。 日本野球機構は、パリーグが開幕した前週、温室効果ガスの排出量削減に向けた「試合時間の短縮」を提唱。だが、PETAから「ベジタリアンフードの売店を出した方が効果的」との横やりが入った。 PETAは根来泰周(Yasuchika Negoro)コミッショナー代行に宛てた書簡の中で、「ベジタリアンフードだけを販売するようになれば、日本のプロ野球は地球温暖化との闘いで先頭に立てる」「ベジタリアンは、肉を食べる人よりも、心臓病、糖尿病といった深刻な疾患、肥満になりにくい。し
2008年1月29日、ドイツの首都ベルリン(Berlin)で撮影されたたばこの自動販売機。(c)AFP/JOHN MACDOUGALL 【2月21日 AFP】たった1本のたばこで中毒になることもある。このような研究結果が、ニュージーランドの医学研究チームによって20日の医学誌「Addictive Behaviors(常習行為)」に発表された。 研究チームは2002年から2004年、14歳から15歳の青少年9万6000人を対象に、喫煙の有無と、喫煙をし続ける必要性を感じているかについてアンケート調査を行った。 その結果、頻繁に喫煙している人は予想通り、喫煙を続ける必要性を感じていることが分かった。しかし、驚くべきは、喫煙頻度が少ない人の中にも、必要性を強く感じている人が多数いることだった。 喫煙量が月1本以下の人の46%が、喫煙に対する欲求を抑える力が弱まっていると回答した。より顕著だったの
【1月9日 AFP】英国の研究チームが先進国19か国を対象に行った回避可能な死に関する調査結果が8日、米医療経済・政策専門誌「Health Affairs」の1・2月号に掲載された。それによると、適切なタイミングで効果的な医療を提供している国の1位はフランス、2位は日本だった。一方、米国は最下位に沈んだ。 研究を行ったのは、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院(London School of Hygiene and Tropical Medicine)の研究チーム。チームは、2002-2003年の間に、適切なタイミングで効果的な医療が施されれば死を回避できた75歳未満の人の死亡率を調査した。 その結果、1997-1998年時点から回避できる死の割合が大半の国で平均16%低下している中、米国だけがわずか4%の低下にとどまったことが判明。仮に米国が上位3か国と同水準の医療を提供していたとすれば、年
ベラルーシのTulgovichi村で、移動販売車から必要な食糧を買い入れる村人たち。(2006年4月23日撮影)(C)AFP/VIKTOR DRACHEV 【9月23日 AFP】栄養分は減らさず摂取するカロリーだけを大幅に減らすと、ヒトに限らず、イースト菌も、ネズミも、サルも、長生きするのはなぜか―、その謎が解き明かされたとハーバード大学医学部(Harvard Medical School)のデービド・シンクレア(David Sinclair)教授の研究チームが20日、医学雑誌「Cell」に発表した。 研究によれば、食餌制限と長寿に相関関係があるのは、「摂取カロリーが減る」というストレスに分子レベルの反応がおこり、これにより重要な細胞機能が維持され、身体が加齢に伴う病気に抗するのを助けるからだという。 人体の細胞を用いた実験によって、人間の細胞に必要な栄養分は確保した上で摂取カロリーを減ら
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