女優のアンジェリーナ・ジョリーさんの予防的乳房切除が話題になっています。専門家からも賛否両論あるようです。先日のNHKニュースウォッチ9でもこの話題が取り上げられていました。聖路加病院とがん研有明病院でも、この遺伝子検査による予防切除・再建手術を予定しているそうです。 このテロップは正しいのでしょうか? 遺伝子検査で”陽性”との結果が出たら、生涯で乳がんになる確率は87%だと読み取れますが?。 一方で、米国予防医療特別委員会は、乳がん検出を目的とする遺伝子スクリーニングは大多数の女性に対して〈推奨しない〉と勧告したと報じられています。こちら。なぜか? 検査が不完全だからだ。乳がん発症に関係する遺伝子検査は、誤って陽性と判定される可能性の方が高く、おびえた被験者が不要な手術に走ったり心理的トラウマに陥いることがある。 乳がんマンモグラフィーの精度は75%だが、陽性と判定された女性が実際にがん
残る桜も 散る桜 膵臓がんサバイバーとなった私の10年間の記録。やってきたこと、考え方。どうすればサバイバーになれるのか。しかし、いずれ人は死ぬ。良寛さんの辞世の句「散る桜 残る桜も 散る桜」よろしく、桜もいつかは散ります。 「今ここに」を生き、できうれば「百まで生きて、がんで死」ねれば本望です。 私の混合診療に反対の理由は、第一には昔の歯医者でのいやな思い出だろうか。しばらく歯医者には行っていないから分からないが、今でもそうかもしれない。歯科医に初診でいくと初診カードを渡された。そこには「保険診療のみ、自由診療でもよい」のどちらかに○を付けるようになっていた。金に糸目を付けない治療なのか、健康保険の範囲内で治療をするのかを患者が選択するのである。(歯科医がワーキングプアになる当節だから今はこんなことは少ないのか?) 混合診療が解禁されたら医療全体がこのようになる。財布の中身と今月の生活費
残る桜も 散る桜 膵臓がんサバイバーとなった私の10年間の記録。やってきたこと、考え方。どうすればサバイバーになれるのか。しかし、いずれ人は死ぬ。良寛さんの辞世の句「散る桜 残る桜も 散る桜」よろしく、桜もいつかは散ります。 「今ここに」を生き、できうれば「百まで生きて、がんで死」ねれば本望です。 ご存じのように、東京大学医科学研究所のがんペプチドワクチン臨床試験において、膵臓がん患者に出血した事例があったのに隠していたのではないかと報道されました。 東京大学医科学研究所が15日に記者会見を行ないましたが、全体の全容は十分に明らかになったとは言えません。現時点で断定的な評価は下せませんが、疑問に思うことを書いておきます。 朝日新聞の記事の要点は、 こうした臨床試験では、被験者の安全や人権保護のため、予想されるリスクの十分な説明が必要 他施設の研究者は「患者に知らせるべき情報だ」と指摘してい
残る桜も 散る桜 膵臓がんサバイバーとなった私の10年間の記録。やってきたこと、考え方。どうすればサバイバーになれるのか。しかし、いずれ人は死ぬ。良寛さんの辞世の句「散る桜 残る桜も 散る桜」よろしく、桜もいつかは散ります。 「今ここに」を生き、できうれば「百まで生きて、がんで死」ねれば本望です。 食餌療法でがんが治るのか。これについては賛否両論ある。骨折ならすぐに外科治療あるいは整形外科を受診すべきだろう。しかし高血圧なら、一時的に血圧降下剤が効くにしても、根本的には生活スタイルを変え、食事を変え、運動をする必要がある。なぜなら高血圧は慢性病であり、生活習慣病だからだ。それではがんは急性の病気なのだろうか慢性の病気なのだろうか。一個のがん細胞がCTで見つけることができる直径が1cmの大きさになるまでには5年から40年かかるといわれている。 多くの疫学調査によれば、がんの発症率の高い地域と
残る桜も 散る桜 膵臓がんサバイバーとなった私の10年間の記録。やってきたこと、考え方。どうすればサバイバーになれるのか。しかし、いずれ人は死ぬ。良寛さんの辞世の句「散る桜 残る桜も 散る桜」よろしく、桜もいつかは散ります。 「今ここに」を生き、できうれば「百まで生きて、がんで死」ねれば本望です。 ネットの情報はすぐに古くなります。Kindle本『がん患者のためのインターネット活用術 2017年 第2版: 私はこれで膵臓がんを克服した』では最新の情報に書き直して出版しています。 来週は癌研での定期検査:造影CTがあります。手術後2年半の検査です。いつものことですが、術後の定期検査の前は少々不安になります。「統計的にいえば、手術可能だった膵がん患者の9割は再発・転移する」というデータが脳裏をかすめるわけです。「もうそろそろかな?」という予感を持って診察に臨むのですが、幸い、これまではその予感
残る桜も 散る桜 膵臓がんサバイバーとなった私の10年間の記録。やってきたこと、考え方。どうすればサバイバーになれるのか。しかし、いずれ人は死ぬ。良寛さんの辞世の句「散る桜 残る桜も 散る桜」よろしく、桜もいつかは散ります。 「今ここに」を生き、できうれば「百まで生きて、がんで死」ねれば本望です。 「クローズアップ現代」の『実現するか "夢"のがんワクチン』を見ました。パンキャンジャパンが出てくるのかと思っていたら、アメリカのパンキャン本部、それにジョンズ・ホプキンズ大学。NHKの取材力に驚きます。予後の悪い癌の筆頭としての膵臓がんに焦点を当て、がんワクチンの将来性、日本での研究が抱えている困難に言及していました。がん患者も政治の問題として、また自分の命が政治に左右されているのだという点をもっとかみしめる必要がありますね。鳥越さんの「やんばダムの4000億円をがん研究費に回せ」も根本的な原
残る桜も 散る桜 膵臓がんサバイバーとなった私の10年間の記録。やってきたこと、考え方。どうすればサバイバーになれるのか。しかし、いずれ人は死ぬ。良寛さんの辞世の句「散る桜 残る桜も 散る桜」よろしく、桜もいつかは散ります。 「今ここに」を生き、できうれば「百まで生きて、がんで死」ねれば本望です。 マラリアの特効薬キニーネは、ペルー産の「キナノキ」という木の樹皮のエキスであり、17世紀頃からペルーインディアンにはよく知られていたらしい。 キニーネについては、ペルーインディアンに伝わる伝説がある。マラリアによる熱でふらふらとなった一人のインディアンが、山の中をさまよっていた。そのう ち、よどんだ水溜りを見つけ、その淵に倒れこんでその水を飲んだ。ひと口飲んで見ると、水が苦い。よく見ると、そばにあった、当時は毒だと言われていたキナノキの樹皮で汚れていることがわかった。彼はこれで死ぬかも知れないと
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