Home Extra便 アルバム『原子心母』の帯に書かれた名文句「ピンク・フロイドの道はプログレッシヴ・ロックの道なり!」 - TAP the POP 1960年代後半に洋楽マンとしてのキャリアをスタートさせた石坂敬一は、東芝音楽工業株式会社(東芝レコード)へ入社してまもなくビートルズ担当のアシスタントとなり、ピンク・フロイドやT・レックスなどを担当して数々のヒット作を手掛けた。 ビートルズに関していえば、リアルタイムより少し遅れてベスト・アルバムの『ザ・ビートルズ 1962-1966 』と、『ザ・ビートルズ 1967-1970』を大ヒットさせた功績が特筆される。 大学3年の時に開催されたビートルズの来日公演を、一人の観客として武道館で観ていた石坂はその後、自分の使命は「もっと多くの人、とくに若い人に伝えること」にあると意識するようになったという。 そうした強い思いがあったからこそ「赤盤」