ブックマーク / nazology.net (23)

  • 恐竜時代を終わらせた隕石の落下後、地球生命にとって「最も致命的となった現象」が判明! - ナゾロジー

    今から約6600万年前、巨大小惑星が地球に飛来し、メキシコ・ユカタン州の沿岸部へと衝突しました。 チクシュルーブ衝突体として知られるこの隕石は、直径180キロ・深さ20キロにおよぶクレーターを残し、膨大な量の粉塵を巻き上げ、空を暗黒で覆い、巨大な津波を引き起こし、それまでの地球環境を破壊して恐竜を含む全生命の4分の3(75%)を死滅させたと考えられています。 ここまでは研究者の間でも意見の一致した学説です。 一方で、この隕石の巻き上げた粉塵が、どのような成分を主体としており、どの程度の期間残留し、どのように地球環境に影響したのかは判然としていません。 しかしベルギー王立天文台(ROB)は最新研究で、衝突で巻き上がった粉塵は「ケイ酸塩」を主成分とし、地球上の光合成を2年間に渡って完全に停止させ、粉塵が完全に消えるまで最長15年を要した可能性を報告しました。 これは恐竜たちの時代を終わらせたK

    恐竜時代を終わらせた隕石の落下後、地球生命にとって「最も致命的となった現象」が判明! - ナゾロジー
  • 約100万年前、人類は1300人まで減り「絶滅寸前」だった - ナゾロジー

    2023年現在、世界の人口は80億人を上回り、地球の環境や社会に対するプレッシャーが日増しに高まっています。 しかし、今でこそ増え続ける人類ですが、ニューヨーク市マウントサイナイ医科大学(Icahn School of Medicine at Mount Sinai:ISMMS)のワンジー・フー氏らの国際研究チームは、「約100万年前、人類は絶滅の危機に瀕し、10万年以上もの間、世界の人口はわずか約1300人程度で推移していた可能性がある」と指摘しています。 また、この絶滅危機は、私たち現生人類だけでなく、絶滅したネアンデルタール人やデニソワ人の進化にも影響を与えた可能性があるようです。 一体当時の人類に何があったのでしょうか。 今回の研究の詳細は、2023年8月31日付で科学誌『Science』に公開されています。

    約100万年前、人類は1300人まで減り「絶滅寸前」だった - ナゾロジー
  • 生命進化の爆発を促したのは「酸素」ではなかった、70年来の説に反証 - ナゾロジー

    酸素がなくても進化が起きていたようです。 デンマークのコペンハーゲン大学(KU)で行われた研究により、多細胞生物の爆発的な進化が起きた「アヴァロン爆発」と呼ばれる時代には、酸素はほとんど存在しなかったことが示されました。 これまで70年以上にわたり、高度な多細胞生物が進化するには、酸素レベルの増加が必要だったと考えられてきましたが、当時の鉱物を調べると期待していたような酸素レベルの増加が起きていませんでした。 酸素が無くても多細胞生物の進化が起きたという結果は、既存の生命進化の物語を大きく書き直すことになるでしょう。 研究内容の詳細は『Geobiology』にて掲載されました。

    生命進化の爆発を促したのは「酸素」ではなかった、70年来の説に反証 - ナゾロジー
  • ジェイムズ・ウェッブ望遠鏡の性能が凄すぎて「ビッグバン宇宙論」が修正を迫られる - ナゾロジー

    最近、NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が、ビッグバンからわずか5億年後という領域に大質量銀河を6つも発見しました。 従来の宇宙論ではこの年代の宇宙には小さな赤ちゃん銀河しか存在しないはずであり、なぜ天の川レベルの大質量銀河が存在するのか説明することができません。 オーストラリア・スウィンバーン工科大学(Swinburne University of Technology)の天文学者イヴォ・ラベ氏ら研究チームは、「これらの銀河は、現在の宇宙論のモデルに当てはめるには大きすぎる」と述べ、非公式に「ユニバース・ブレイカー」と呼んでいます。 研究の詳細は、2023年2月22日付の科学誌『Nature』に掲載されました。 ‘We just discovered the impossible’: how giant baby galaxies are shaking up our

    ジェイムズ・ウェッブ望遠鏡の性能が凄すぎて「ビッグバン宇宙論」が修正を迫られる - ナゾロジー
  • 森で死んだものはどうなるのか? シカの死体を使った実験 - ナゾロジー

    森で死んだものの遺体を、自然はどのように処理しているのでしょうか? 東京農工大学大学院、米イリノイ大学(University of Illinois)の共同研究チームは、森林内にニホンジカの死体を設置し、どのスカベンジャー(死肉動物)が、どれくらいの時間で発見できるか、また、死体が消失するまでにどの程度かかるかを調査。 その結果、最初に死体を発見するのは哺乳類で、特に、タヌキが最も早くシカを見つけることが明らかになりました。 嗅覚に優れた哺乳類は、死体をすばやく発見、分解することで、有害な病原菌の発生から日の森林生態系を守っているようです。 研究の詳細は、2022年9月30日付で科学雑誌『Scientific Reports』に掲載されました。

    森で死んだものはどうなるのか? シカの死体を使った実験 - ナゾロジー
  • 歯はウロコから進化した!? 古代魚の化石から「歯の起源」の証拠を発見! - ナゾロジー

    歯はウロコから進化したという新たな証拠が出てきました。 米国ペンシルベニア州立大学で行われた研究によれば、恐竜と一緒に絶滅したノコギリエイに似た外見を持つ古代のエイ(I.mira)の「ノコギリ」部分の刃を調べたところ「ウロコが進化して歯になった」というアウトサイド‐イン(外から内へ)仮説を補強する結果が得られた、とのこと。 ノコギリ部分の刃は体の表面を覆う皮歯(ひし)で構成されていますが分析によって、現在のサメの歯に非常に近い構造をしていることが判明したようです。 しかし、いったいどうやってウロコが歯になったのでしょうか? 研究内容の詳細は『Journal of Anatomy』にて公開されています。

    歯はウロコから進化した!? 古代魚の化石から「歯の起源」の証拠を発見! - ナゾロジー
  • 地球全球凍結は最大10億年の地層を削っていた! カンブリア爆発など「大不整合」原因の新たな証拠 - ナゾロジー

    約5億4200万年前、突如として地球に多様な生物進化が起きました。これは「カンブリア爆発」と呼ばれています。 しかし、地質学的にはカンブリア紀以前の長期間に及ぶ地層が世界的にごっそりと抜けており、地質記録がタイムスリップしている可能性が指摘されています。 この大規模に地層が失われた現象は、地質学で「大不整合(Great Unconformity)」と呼ばれています。 現在、この地質記録を奪った大不整合の原因には、プレートテクトニクスの活動説と氷河が削ったという全球凍結(スノーボールアース)説が主流となっています。 そして今回、米国ダートマス大学(Dartmouth College)の新たな研究は、大不整合の原因として全球凍結説を支持する新たな証拠を発見したと報告しているのです。 研究によると全世界を襲った地球史上最大の氷期は、最大10億年分の地質記録を奪った可能性があります。 研究の詳細は

    地球全球凍結は最大10億年の地層を削っていた! カンブリア爆発など「大不整合」原因の新たな証拠 - ナゾロジー
  • イメージ崩壊? 中世英国騎士の軍馬は「ポニーサイズ」だった - ナゾロジー

    中世の騎士物語には必ず、鼻息荒く雄々しい軍馬が出てきます。 しかし実際は、現代のポニーくらいのサイズしかなかったようです。 このほど、エクセター大学(University of Exeter・英)の研究により、中世イギリスの騎士が乗っていた軍馬は、背の高さが150センチに満たなかったことが明らかになりました。 騎士たちの騎乗姿もイメージほど立派なものではなかったかもしれません。 研究は、昨年8月31日付で学術誌『International Journal of Osteoarchaeology』に掲載されています。 ※馬の背の高さは、足元から肩の骨の出っ張っている部分までを指し、頭は含まれません。 Medieval warhorses no bigger than modern-day ponies, study finds https://www.theguardian.com/scie

    イメージ崩壊? 中世英国騎士の軍馬は「ポニーサイズ」だった - ナゾロジー
  • NASAがクマムシを「光速の30%」まで加速させる宇宙飛行計画を発表 - ナゾロジー

    恒星間航行をはじめて行う生物はクマムシになりそうです。 NASAが資金提供するカリフォルニア大学の宇宙計画「スターライトプロジェクト」によれば、手のひらサイズの薄い帆を持つ宇宙船を「光速の30%」まで加速させ、恒星間航行を行う計画があるとのこと。 また、宇宙船の搭乗員かつ被検体には、過酷な環境に耐えるクマムシが有力候補として挙がっているようです。 もし計画が実現すれば、恒星間航行(片道切符)を最初に行った生物としてクマムシが歴史に刻まれるでしょう。 研究の詳細は、今年1月付で科学雑誌『Acta Astronautica』にて公開されています。

    NASAがクマムシを「光速の30%」まで加速させる宇宙飛行計画を発表 - ナゾロジー
  • 池の水ぜんぶ抜いたら「完全な状態の巨大な魚竜の化石」が出てきた(英国) - ナゾロジー

    英国ラトランドウォーター自然保護区で発見された魚竜の化石。全長は10m以上ある。 / Credit:Rutland Water Nature Reserve,Britain’s largest ‘Sea Dragon’ discovered in UK’s smallest county(2022)

    池の水ぜんぶ抜いたら「完全な状態の巨大な魚竜の化石」が出てきた(英国) - ナゾロジー
    taron
    taron 2022/01/14
    はー、こういうことってあるんだなあ。見る目がある人と出会って、日の目を見る。ここまで揃ってるのは素晴らしい。
  • 淡水貝が「川の地形や流れを変えていた」と明らかに - ナゾロジー

    川のかたちや流れは、そこに住む生き物の繁栄を左右する重要なポイントです。 北海道大、知床博物館の研究チームはこのほど、淡水二枚貝のカワシンジュガイが、砂を動きにくくすることで川底の安定性を高め、川のかたちや流速を変化させていることを明らかにしました。 カワシンジュガイはすでに絶滅危惧種に指定されています。 研究員は「川の健全な生態系を守るためにも、カワシンジュガイの保全活動を進めるべき」と考えています。 研究は、10月5日付けで学術誌『Hydrobiologia』に掲載されました。

    淡水貝が「川の地形や流れを変えていた」と明らかに - ナゾロジー
  • 「永遠につづく愛」1600年前の”抱擁したまま埋葬された男女”が中国で見つかる - ナゾロジー

    中国北部・山西省にて、抱擁したまま埋葬された男女の遺骨が発見されました。 埋葬時期は、約1600年前の北魏時代(386〜534年)に当たると見られます。 二人の関係性が恋人なのか夫婦なのかは分かりませんが、「永遠の愛」を誓った男女であることは確かなようです。 研究は、6月4日付けで学術誌『International Journal of Osteoarchaeology』に掲載されています。 1,500-year-old burial in China holds lovers locked in eternal embrace https://www.livescience.com/buried-lovers-embrace-china.html 1,600-Year-Old Skeletons in Lovers Embrace Found in North China https:/

    「永遠につづく愛」1600年前の”抱擁したまま埋葬された男女”が中国で見つかる - ナゾロジー
  • 新型コロナ後遺症は「体内で目覚めた別のウイルスが原因」と示される - ナゾロジー

    コロナ禍において人類は、2種類のウイルスと戦っていました。 最近、World Organizationの研究者たちにより『Pathogens』に掲載された論文によれば、新型コロナウイルスによる長引く後遺症が「EBウイルス」と呼ばれる、既に体内にある別のウイルスの再活性化によって引き起こされていることが示されました。 新型コロナウイルスに感染すると、体内で潜伏状態にあったEBウイルスが目を覚まし、「脳の霧」に代表される、長期的な後遺症を発症させていたようです。 つまり人類が戦っていたのは、新型コロナウイルスとEBウイルスの両方だった可能性が高いのです。 人類の体内に潜むEBウイルスとはどんなウイルスなのか? そしてEBウイルスが新型コロナウイルスによって目覚めるのは、なぜなのでしょうか?

    新型コロナ後遺症は「体内で目覚めた別のウイルスが原因」と示される - ナゾロジー
    taron
    taron 2021/08/21
    可能性として。/EBウイルスが同時に活性化して、後遺症をもたらしてる可能性。この場合、無症状での後遺症もありうる、と。
  • 瀬戸内海で「3000年前にサメに襲われて死んだ男性の遺骨」を発見 - ナゾロジー

    英・オックスフォード大学(Oxford University)考古学研究チームの調査で、約3000年前にサメに襲撃されて命を落とした男性の遺骨が発見されました。 遺骨は、瀬戸内海にほど近い津雲貝塚(岡山県笠岡市西大島)で以前に発掘されたもので、「No.24」と呼ばれています。 サメに襲われた遺骨が見つかるのは珍しく、No.24はその直接的な証拠としては最古のものです。 研究は、6月23日付けで科学誌『Archeological Science: Reports』に掲載されました。

    瀬戸内海で「3000年前にサメに襲われて死んだ男性の遺骨」を発見 - ナゾロジー
    taron
    taron 2021/06/25
    素潜り漁をやってる最中に襲われた可能性はあるな。救出はされたけど…
  • 太平洋にはジャイアントインパクトを引き起こした「原始惑星テイア」が埋もれている可能性がある - ナゾロジー

    月は火星サイズの「原始惑星テイア」が、原始地球に衝突して生まれたと考えられています。 これはジャイアントインパクト説と言われていますが、そのテイアが存在したという直接の証拠はまだ見つかっていません。 しかし、3月15日から19日わたって開催された第52回月・惑星科学会議において、アリゾナ州立大学の研究チームが、テイアの残骸が地球コアとマントルの境界領域に存在している可能性を示すモデルを発表しました。 このアイデアは、以前からたびたび提案されていましたが、今回の研究はそうした証拠をまとめた初の包括的なモデルです。 この研究に関する論文は、科学雑誌『Geophysical ResearchLetters』でも掲載予定となっています。

    太平洋にはジャイアントインパクトを引き起こした「原始惑星テイア」が埋もれている可能性がある - ナゾロジー
    taron
    taron 2021/04/02
    今度は、なんでテイアのマントルの密度が、地球より高かった理由が問題だなあ。
  • 南極の氷の下には「化石化した森」が広がっている 超大陸ゴンドワナの遺物 - ナゾロジー

    1833年、南極で初めて木の化石が見つかりました。それ以来、いくつかの調査によって、南極の氷の下には「化石化した森」が広がっていると分かっています。 そして最近、オーストラリア・メルボルン大学地球科学部に所属するAnne-Marie P.Tosolini氏ら研究チームは、南極大陸の化石調査により、かつて生育していた植物の多様性を明らかにしました。 これにより当時の気温や天候、植物の種の移動を詳しく知ることができたのです。 研究の詳細は、2月付けの科学誌『Review of Palaeobotany and Palynology』に掲載されました。

    南極の氷の下には「化石化した森」が広がっている 超大陸ゴンドワナの遺物 - ナゾロジー
  • 馬サイズの「中型恐竜」が存在しなかった理由をついに解明! - ナゾロジー

    恐竜の時代は中途半端が許されなかったようです。 2月26日に『Science』に掲載された論文によれば、体重が100キロから1000キロの「中型」に分類される肉恐竜が存在しない理由が判明したとのこと。 確かに、肉恐竜でと言えばティラノサウルスのような大型種やラプトル(ヴェロキラプトル)のような俊敏な小型種は知られているものの、馬サイズの肉種となるとあまり記憶にありません。 しかし、なぜ中型は生き残れなかったのでしょうか? We Finally Know Why Dinosaurs Were Either Humongous or Tiny, Unlike Modern Animals https://www.sciencealert.com/teenage-t-rex-edged-out-smaller-dinosaur-species-says-study

    馬サイズの「中型恐竜」が存在しなかった理由をついに解明! - ナゾロジー
    taron
    taron 2021/02/27
    へえ。中型クラスのニッチが、大型恐竜の子供で埋まってたってw
  • 進撃のミミズ!日本産「クレイジーワーム」がアメリカの土壌を"破壊している"と判明 - ナゾロジー

    のミミズは落ち葉の絨毯を壊滅させる黒い落ち葉の層が分解され、2カ月後には全て茶色い土になってしまった / Credit:ニック・ヘンシュエ,sciencenewsミミズが豊かな土地を作ると言われているのは、彼らのべ物が原因です。 ミミズは落葉樹や枯草が落とす葉を体内で消化して糞として土に排出することで、窒素やリンといった豊かな栄養素を土に供給します。 そのため、日の豊かな森林土壌の維持にとって、ミミズは大切な存在になっています。 しかし、アメリカの落葉樹林では落ち葉の絨毯は、水の過剰な蒸発を防いだり病原菌を遮断するといった、皮膚のような働きをしていました。 また落ち葉の絨毯は、落葉樹自身の種が発芽するにあたって、湿度の維持をはじめ非常に重要です。 にもかかわらず、日のミミズは葉をべる速度が非常に早く、アメリカの落ち葉の絨毯を、あっという間にべつくしてしまうのです。 落ち葉の皮

    進撃のミミズ!日本産「クレイジーワーム」がアメリカの土壌を"破壊している"と判明 - ナゾロジー
    taron
    taron 2020/10/04
    なんで、日本のミミズがアメリカに入り込んでるんだろう。園芸用植物に付いていった?/どこも、この種のマイクロバイオームがぐちゃぐちゃなんじゃなかろうか。気付いてないだけで。
  • 「植物の変化」から"森に隠された死体"を発見する研究 - ナゾロジー

    たまに山林に埋められていた死体が散策していた人に偶然発見された、というニュースを見かけることがあります。 それを聞いて、この手の事件って見つかってないだけでたくさんあるんじゃない? と嫌な想像が働く人は多いでしょう。 実際、森の中に死体を隠されてしまうと捜索して発見することは非常に困難になります。 今回、そんな問題を解決するための研究が、植物に関する科学雑誌『Trends in Plant Science』に9月3日付けで発表されました。 なんで植物の科学雑誌? と思う人もいるかもしれません。森に隠された死体を見つける研究をしたのは、科学捜査のプロフェッショナルではなく、植物学者だったのです。

    「植物の変化」から"森に隠された死体"を発見する研究 - ナゾロジー
    taron
    taron 2020/09/10
    こういう研究、日本でやるのは難しそうだなあ。つーか、それだけ、森に遺棄されると探すのが難しいということだよなあ。
  • 実現されつつあった「量子コンピュータ」は、放射線によって機能が制限されると判明 - ナゾロジー

    量子コンピュータの性能を決めるものCredit:ナゾロジー量子コンピュータは上の図のように「0」と「1」の状態を重ね合わせる量子ビットによって構成されています。 既存のコンピュータのビットは「0」か「1」のどちらかの情報しか持たないので、2ビットの計算結果を表すには上図のように4通りの計算をしなければなりません。 しかし量子コンピュータの2量子ビットの場合は、「量子もつれ」により「0」と「1」の状態が同時に存在しているので1通りの計算で終わります。 従来では4通りの計算をしなければならないのに、1回の計算ですべての結果を表現する不思議な性質を量子コンピュータは持つのです。 まるでSF世界のような話ですが、量子コンピュータは、組み合わせの数だけ複数の世界で同時並行的計算を行っている、と考える科学者までいるとのこと。 平行世界で行われた計算は、終わった瞬間に現実世界で1つに収束します。 しかし

    実現されつつあった「量子コンピュータ」は、放射線によって機能が制限されると判明 - ナゾロジー
    taron
    taron 2020/08/30
    鉛の値段が上がるな