補足いたします。 アボイドノートはそのコードにおける機能とその機能によって選択できるスケールによってさまざまです。 したがって、ご質問者様の「短9度を避ける」という意味ではありません。短9度はドミナントのいかなるコードに対してアボイドになりえないからです。 先ほどの例をもう少し掘り下げたいと思います。 inC ドミナントG7のコードにおいて、実際にはいろいろなスケールが選択可能かと思います。しかしながら、どんなスケールであってもナチュラル11thを含むことはできません。 したがって、G7が一番単純であるGミクソリディアンスケールだった場合は、ソラシドレミファソなのですが、 このうち、ドについてはjazzではアボイドですから、どうしてもドを使いたい場合は#11として使います。 他ジャンルなどで、ドを使いたい場合には、それはテンションでなく、4thの非和声音だったり、Gsus4だったりします。