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bookに関するtettu0402のブックマーク (266)

  • 『誰もが嘘をついている ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性』|翻訳書ときどき洋書

    担当編集者が語る!注目翻訳書 第6回 『誰もが嘘をついている ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい性』 著: セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツ、訳:酒井泰介 光文社 2018年2月出版 ごくたまにだが、企画検討のために読み始めた原稿にひきこまれて、ついつい最後まで読んでしまうことがある。それが必ずしも、有名な著者の話題作であるとは限らないから面白い。 翻訳書の編集者とはいえ、一冊分の原稿を読むのは難儀だ。わからない単語もたくさんあるし、どうしても意味のわからないところもある。それでも面白い原稿には、辞書と首っ引きで読ませるだけの力があるものだ。そういう原稿に出会うと嬉しくなって、どうしても版権を取得したいと意気込むことになる。 『誰もが嘘をついている(原題:Everybody Lies)』もそんなの一つだ。「これは版権も高くなるかも!」と鼻息荒く(しかし慎ましい金額で)オークショ

    『誰もが嘘をついている ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性』|翻訳書ときどき洋書
    tettu0402
    tettu0402 2018/07/22
    これまた面白そう。いい本に先んじて手をつけるというのは、確かにエキサイティングだろうなあ。
  • 人事の仕事の全容を知る - 「人事管理入門」読んだ - $shibayu36->blog;

    評価制度などの仕組みを考えるにあたり、一度人事関連の教科書を読んで全容を知らないといけないなと思ったので、おすすめされていた「人事管理入門」を読んだ。 マネジメント・テキスト 人事管理入門<第2版> 作者:今野 浩一郎,佐藤 博樹日経済新聞出版Amazon とにかく面白く、教科書的に体系的にまとめられているのに関わらず分かりやすく、読んで非常に参考になった。このを読むと、人事とはどういう役割なのか、グレード制度とは何か、人事評価とはどういう目的で行われるのかなど、人事にまつわる知識が体系的に身につけられる。そのため、人事部に所属している人にはとにかくおすすめだし、人事に関わってなくとも組織に興味があるならおすすめ。人事に関わる制度を考えるときには何度も読み返したいだなと思った。 今の自分だと、「第1章 人事管理のとらえ方」「第2章 戦略・組織と人事管理」「第3章 社員区分制度と社員格

    人事の仕事の全容を知る - 「人事管理入門」読んだ - $shibayu36->blog;
  • 荒川弘、いくえみ綾、海野つなみ、冬目景――彼女たち4人の漫画家が語る「伝える」ということ。|漫画の仕事|木村俊介

    漫画仕事 2018.04.03 公開 ツイート 荒川弘、いくえみ綾、海野つなみ、冬目景――彼女たち4人の漫画家が語る「伝える」ということ。 木村俊介 少年誌・青年誌・女性誌において読者の心を刺激し続けている4人の女性漫画家のロングインタビューが収録された『漫画仕事』(幻冬舎コミックス刊)が絶賛発売中。 彼女たちが常に考え続けている《伝える》ということの原点、制作過程、思考方法など、普段あまり語られることのない部分をインタビュアー・木村俊介が深く聞き出した一冊です。 今回は、その中から〈いくえみ綾「妄想を練るものが漫画」〉の一部を少しだけご紹介します。 いくえみ綾「妄想を練るものが漫画」 「漫画の物語は、コマによって、何かを『切り取る』ものなのかもしれません。 社会で起きるかもしれないことを『切り取る』『拾っていく』ことはできます。 すべてを描ききるなら、いつかはボロが出るかもしれません

    荒川弘、いくえみ綾、海野つなみ、冬目景――彼女たち4人の漫画家が語る「伝える」ということ。|漫画の仕事|木村俊介
  • 起業家けんすうさんが質問箱でオススメされた本24冊+αを意地でまとめてみた - 読書熊録

    起業家のけんすうさん(Twitter: @kensuu)の3万超のツイートをひたすら遡り、匿名Q&Aサービス「質問箱(peing.net)」、同種サービス「Sarahah」でオススメされたをまとめたのがこのエントリーです。ついでに、普段のツイートで紹介されたもプラスアルファでまとめました。 正直、めちゃ大変です。誰に頼まれたわけでもないので、意地です。酔狂です。 しかしながらけんすうさんのオススメは、普段流し目で見る限りどれも面白く、これを機に何としても網羅したいと、そう思った次第です。 きっかけはこの回答 なんでこんなことをしようかと思ったかというと、けんすうさんに寄せられたこの質問(要望)と、回答がきっかけでした。 不思議と、この回答が刺さりました。普段から無料の情報に慣れすぎて、選定、編集、発信にかかる「労力」に無関心になってはいないか。質問者ではないのですが(これは当)、自

    起業家けんすうさんが質問箱でオススメされた本24冊+αを意地でまとめてみた - 読書熊録
  • 「多読」によって失われるもの|鈴木洋平|Yohei Suzuki

    もともとが好きだったこともあって、学生時代から人一倍読書をしてきたし、編集者になってからはたくさんのを読むこと自体が仕事になった。 いま編集の仕事ができていることをはじめ、いわゆる「多読」をしてきて得られたものはたくさんある。 だけど同時に、「多読」によって失ってきたものもある。 読むのが遅いし、読んだことは忘れやすいから、少なくとも膨大な時間を失ってきた。でも、そういう話ではない。 もともと頭の出来が良いとは言えないのもあり、がむしゃらにたくさんのを読んできたことに比例して、考える力を失ってきた気がしている。 「多読によって考える力を失う」という弊害は、『読書について』というで、ショウペンハウエルという哲学者が指摘していることでもある。 ショウペンハウエルの主張はとてもシンプルで、主には以下のようなことを言っている。 読書とは他人にものを考えてもらうことである。1日を多読に費やす

    「多読」によって失われるもの|鈴木洋平|Yohei Suzuki
    tettu0402
    tettu0402 2018/03/25
    そもそも、人はそこまで「自分の頭で考えてきたのか」なあ。
  • 『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』への反応 その12 - YAMDAS現更新履歴

    当はこの週末にちょっとやりたい作業があったのだが、あいにく風邪をひいてしまい体調が悪化したため、何も作業ができなかった。 さて、『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』だが、ワタシも情報源としてお世話になっている「未翻訳ブックレビュー」に書評「ある敗北の記録」が公開されている。 さて、書が語るテーマはビッグデータ、IoT、人工知能といった先端的なテクノロジーが多いのだけど、そのトーンは暗い。タイトルにある通り開かれた自由な空間になり得たかもしれなかったウェブが、少数企業による寡占で失われてしまったからだ。 ある敗北の記録 - もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来 by yomoyomo - 未翻訳ブックレビュー だから書は、敗北の歴史を記録したのようにも読める。何が何に負けたか。自由や公正といった社会的価値がある技術は広まると

    『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』への反応 その12 - YAMDAS現更新履歴
    tettu0402
    tettu0402 2018/03/25
    「敗北の歴史を記録した本のようにも読める。自由や公正といった社会的価値がある技術は広まるという楽観主義が、クローズドなウェブの使いやすさや、広告料収入の最大化といった力学に負けたのだ」
  • 私が同人誌を作った時にした失敗・もっと早く知っていればよかったことまとめ|welca

    はじめて同人の世界を知ったのが2013年、はじめて同人誌を作ったのが2014年で、もうあっという間に4年が経ちました。 文字書きとしてはじめて同人誌を作った時、右も左もまったくわからず、多種多様な失敗をしました。 さきほど素敵なまとめを拝見したこともあり、自分でも自分のやらかした失敗や、もっと早く知っていればよかったことを備忘録も兼ねてここに書き残せたらなと思います。 なにこの人大丈夫……? という感じの内容ですが、これから同人誌を作ってみようと思っている方など、どなたかのなんらかの参考になれば幸いです……(笑) 下記、私がこの4年間で「同人誌を作った時にやらかした失敗」と「もっと早く知っていればよかったこと」のまとめになります。 やらかした失敗 ・塗り足し・断ち切りの概念を知らずに原寸サイズで作成、入稿し、が3mm小さくなる ・CMYKとRGBの概念を知らず、宣伝用にアップした画像の色

    私が同人誌を作った時にした失敗・もっと早く知っていればよかったことまとめ|welca
  • 文学ムック たべるのがおそい vol.7

    お知らせ 日頃より、文学ムック「たべるのがおそい」のご支援をいただき、深く感謝しております。さて、「たべるのがおそい」(編集長・西崎憲)は7号(2019年4月15日発行)をもって終刊することになりました。今後のことはまた、随時、お知らせいたします。 2019年3月15日 株式会社書肆侃侃房 代表取締役 田島安江 小説と翻訳と短歌を中心にした文学ムック わたしたちは誰もが重力というものに支配されています。 「たべるのがおそい」は、その重力を少し弱めてみたいと思っています。 読んでいるあいだ、少し動きやすく、歩きやすい、 それがこの一風変わったタイトルの文学誌の目標です。 西崎憲 【小説と翻訳の公募を終了しました】 Vol.7 2019年4月刊行 掲載内容 ■巻頭エッセイ 斎藤真理子 ■特集:ジュヴナイル―秘密の子供たち 岩井俊二 銀林みのる 櫻木みわ 飛浩隆 西崎憲 松永美穂 創作 小山田浩

  • 「おいしい!」を禁句にしたら、あなたはその味をどう表現しますか? | 食べログマガジン

    ブックディレクター 山口博之さんが、さまざまなジャンルより選んだ、「」に関する、4冊をご紹介。子どもむけの絵から専門書まで、それぞれの視点で綴られるにまつわるエトセトラは、読めばべることがもっと楽しくなるはず。家でくつろぎながら、または帰省のあいまに、年末年始の課題図書として“おいしい読書”を楽しんでみては。 第1回におすすめしてくれたのは、シズルワードをさまざまな視点からひもとくこちら。「おいしい!」以外の言葉で、味を表現したい人は必読。SNS時代に必携のとなるか!? 『ふわとろ SIZZLE WORD』B・M・FTことばラボ(B・M・FT出版部) べログマガジンを読んでいる人で「シズル」という言葉を知らない人はいないはずだ。むしろシズル感溢れるレビューを量産する猛者も読者の中にはきっと多くいるだろう。シズルは、肉を焼く時のジュージュー音を立てる様を表現する英語の「sizz

    「おいしい!」を禁句にしたら、あなたはその味をどう表現しますか? | 食べログマガジン
  • おすすめの本20選!2017年に読んだ本の中で、買ってよかったもの - PEAKを生きる

    今年も沢山のを読んだ。Amazonの購入履歴を見ながら、これは買ってよかったなと思ったを紹介したい。どれも面白いなので、年始・年末の読書などにいかがでしょう。 反脆弱性 反脆弱性[上]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方 作者: ナシーム・ニコラス・タレブ,望月衛,千葉敏生出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2017/06/22メディア: 単行この商品を含むブログを見る 反脆弱性[下]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方 作者: ナシーム・ニコラス・タレブ,望月衛,千葉敏生出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2017/06/22メディア: 単行この商品を含むブログを見る 今年の最も影響を受けた作家は、タレブだ。元デリバティブのトレーダーで、現在は不確実性の研究をしている。トレーダー時代には、オプション取引で「暴落」に賭け続け、巨額の富を得ている。その後「ま

    おすすめの本20選!2017年に読んだ本の中で、買ってよかったもの - PEAKを生きる
  • IN/SECTS vol.9 いいお店のつくり方2-恵文社一乗寺店 オンラインショップ

  • 加藤いずみ on Twitter: "今月の建築知識も何かよく分からない一線を超えてきた。事務所内、騒然。 https://t.co/LvmznJiUEy"

    今月の建築知識も何かよく分からない一線を超えてきた。事務所内、騒然。 https://t.co/LvmznJiUEy

    加藤いずみ on Twitter: "今月の建築知識も何かよく分からない一線を超えてきた。事務所内、騒然。 https://t.co/LvmznJiUEy"
  • わたしたち人間はなぜ音楽を愛するのか?──『ドビュッシーはワインを美味にするか? 音楽の心理学』 - 基本読書

    ドビュッシーはワインを美味にするか?――音楽の心理学 作者: ジョンパウエル,濱野大道出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2017/11/07メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る人間は音楽を聞く。通勤、通学のときはもちろん、家でゆっくりしているとき、みんなで盛り上がるとき、つらいことがあったとき、無理矢理にでもテンションを上げたいとき、退屈な作業をしているとき。我々はさまざまなシーン、用途にたいして音楽を聞いているわけだけれども、あらためて考えてみると「果たしてそれはどのように機能しているのか?」「なぜそれは機能するのか?」「音楽にはどれだけの影響力があるのか?」「人間はなぜ音楽を愛するのか?」など不思議なことが数多くある。 わたしたち人間はなぜ音楽を愛するのか? それは音楽を聴くことが、脳に適度な刺激を与え、同時に喜びを与えてくれる最良の方法だからだ。サイエンス

    わたしたち人間はなぜ音楽を愛するのか?──『ドビュッシーはワインを美味にするか? 音楽の心理学』 - 基本読書
    tettu0402
    tettu0402 2017/11/18
    これは読んでみたい。メッセージとしてはぼんやりながら分かってはいるのだけど、ディテールが知りたい。
  • 週末読みたい本『いいビルの世界 東京ハンサム・イースト』|haconiwa

    名も知らぬ素敵な古いビルが、こんなにたくさん! こんにちは、箱庭編集部 moです。 今回は、建物好きのみなさん、昭和レトロなものが好きなみなさんにオススメしたい1冊を見つけたのでご紹介したいと思います。 その名も「いいビルの世界 東京ハンサム・イースト」。ハンサム・イーストって??とまず気になるタイトルですが、書は東京のビルを2冊に分けて紹介する企画の第1弾で、主に東京の東と北(右半分)のいいビルを集めた1冊となっています。 そしてもうひとつ気になる“いいビル”の定義ですが、最新のビルではない、高度経済成長期以前の味わいのある古いビルのことなんだとか。そのいいビルを求めて、東京在住在勤の8人が、数年かけて問屋街・繁華街・金融街・住宅街へ繰り出し、探し出した、ほぼ無名だけどいいビル・マンション500選がぎゅっと詰まった1冊となっているんです。早速内容を見ていきましょう! このが教えてくれ

    週末読みたい本『いいビルの世界 東京ハンサム・イースト』|haconiwa
  • ワインにピッタリなフレンチが簡単にできる本!【オーブントースターでこんがりフレンチ】 - まいにちワイン☆ときどき釣り

    こんにちは。 いつも簡単な料理しか作らない(作れない)私にピッタリのを見つけました! それは… オーブントースターでこんがりフレンチ posted with カエレバ 楽天市場で探す Amazonで探す 「オーブントースターでこんがりフレンチ」 名前がいいじゃないですか! オーブンを使うと少し面倒ですが、オーブントースターで出来ちゃうのが嬉しいですよね。 フレンチレストラン「シャポン・ファン」のオーナシェフ・森田幸二氏の著書です。 内容は… ・こんがりグラタン 6品 ・肉のおかず 14品 ・魚のおかず 14品 ・野菜のおかず 9品 ・ワインのおつまみ 9品 ・休日のブランチ 8品 ・フレンチデザート 8品 以上、7章の構成で、68品の料理の作り方がわかります。 どの料理も、家庭料理から一歩踏み込んだオシャレな料理ばかりです。 しかし、どこでも手に入る材で簡単に作れてしまうので、どれも作

    ワインにピッタリなフレンチが簡単にできる本!【オーブントースターでこんがりフレンチ】 - まいにちワイン☆ときどき釣り
  • 作品と人とをつなぐ写真集と古書のお店「book obscura」が吉祥寺・井の頭にOPEN|haconiwa

    写真集とじっくり向き合える屋で、自分の好きな作品を見つけよう。 こんにちは。Keinaです。 私の住んでいる西荻窪のおとなり吉祥寺に、なんと新しい屋さんが10月3日にオープンしました!いろんな屋さんがある中、写真集が中心の屋さんは珍しく、写真好きとしては、とても嬉しいニュースに心躍り、さっそくお店に遊びに行ってきました。 吉祥寺駅から徒歩10分、井の頭公園をゆったり散歩しながらお店に向かいます。 お店へと続く公園の道がすでに素敵で期待が高まります。公園を通るたび、四季折々の風景が楽しめそうですね。 「book obscura」に到着! 目印は、こちらの看板。 写真集を中心にアートブックやリトルプレスを取り扱う屋「book obscura(ブックオブスキュラ)」は、カウンターから素敵な笑顔で挨拶してくれた黒崎由衣さんと奥で作業中の小林昂祐さんご夫婦が営むお店です。 店名は、原始のカ

    作品と人とをつなぐ写真集と古書のお店「book obscura」が吉祥寺・井の頭にOPEN|haconiwa
  • ひとり飲みのやせるつまみ: うしこの毒吐き部屋

    9 月は期末で大変仕事が忙しく、ここ数週間、を読む暇が全くありませんでした。 その代り、このを読んで酒のアテを作っていたら、健康診断の結果がそこそこ良かったので このに掲載されていたレシピについて書こうと思います。 このを書かれたのは、料理家の井原 裕子さん。 仕事帰りに疲れていても、手早く作れるおつまみ、しかも体に負担がかからないレシピが 紹介されています。 井原さんご自身は、7 年前に糖質オフダイエットを実践されて 7kg 痩せ、 以後はタンパク質と良質の油、そして野菜中心の生活を続けて 体重をキープされていらっしゃるようです。そんな井原さんがお薦めの酒のアテが たくさん紹介されています。 痩せるレシピとしては「やせおか」シリーズが有名だと思いますが やせおかよりも、このレシピの方が美味しいです。 なんというか、レシピ的に「無理している感」がなくて どれをべても美味しい

    ひとり飲みのやせるつまみ: うしこの毒吐き部屋
  • これ面白い!『ゲームの王国』

    わすれて読み耽った。ページが止まらないくせに、終わるのが惜しいとこれほど思った小説は久しぶり。「最近面白い小説ない?」という人に、自信をもってオススメ。 というのも、次から次へと面白いネタをどんどんぶっ込んでくるから。 建前(?)はSFだが、中身は盛りだくさん。ポル・ポトの恐怖政治と大量虐殺の歴史を生き抜く少年と少女の出会いと別れを横糸に、ガルシア・マルケス『百年の孤独』を彷彿とさせるマジックリアリズムあり、ウィトゲンシュタインの言語ゲームやカイヨワの「遊び」の質を具現化したコンピュータゲームあり、貧困経済学ありデスゲームあり、ともすると発散しがちなネタを、見事にひとつの物語にまとめあげている。 優れた小説を読むときによくある、記憶の再刺激が愉しい。すなわち、どこかで見たことのある既視感と、よく知ってるはずなのに目新しく思える未視感が、むかし読んだ/これから読む作品を、芋づるのよう

    これ面白い!『ゲームの王国』
  • 何度も手に取ってしまう魔性の本「ユージニア」

    こんばんは!ビー玉です。 少々バタバタしております・・・ちょっと時間がないので、昔読んだを紹介して茶を濁します( ̄▽ ̄;) 昔読んだ・・というのは語弊がありますね。昔から何度も読んでいる、というのが正しいです。 ユージニア (角川文庫) 恩田陸 6-7年前に出会って以来、時々ふと読みたくなり、さらっと読み飛ばすつもりで棚から出すのに、ガッツリと1週間ぐらい睨み合うことになってしまう魔性の。 ユージニアの真相は? その内容はと言えば・・ ある夏、町の名家で起こった大量毒殺事件。 犯人は遺書を残して自殺し、いわゆる「被疑者死亡のまま書類送検」となり解決済み。 その事件から年月を経て、関係者へのインタビューを通して真相を再構築してゆくというお話。 人間の記憶力はあやふやなもので、時の経過を伴って曖昧になり、い違っていく証言(と私は思っている)・・ どの証言を信じるかによって、真犯人や動機

    何度も手に取ってしまう魔性の本「ユージニア」
    tettu0402
    tettu0402 2017/09/29
    面白そう。
  • 今週の新入荷、9月第3週 - 恵文社一乗寺店 スタッフブログ

    現在、神戸のKIITOで開催中の「Robert Frank: Books and Films, 1947-2017」展。ある年上の友人にその話をしていたら、後日神戸に行ったからとその展示図録を買ってきてくれました。小さい頃父親が仕事の帰りに玩具を買ってきたときのあの気持ち。前に中国旅行に行った同僚が私の好きなイラストレーターの作品集を買ってきてくれたこともありました。この仕事をしているとプレゼントされることが意外と少ないのですが、嬉しいものですね。 さて、今週入荷した活きの良いを紹介する「今週の新入荷」、9月第3週をお送りします。 ロシアの児童文学やその周辺文化を紹介する雑誌『カスチョール』。実に3年の期間を空け、33・34合併号が届きました。特集は「日人留学生が過ごした1960~1970年代のモスクワ」です。「アフリカの年」と呼ばれる1960年、多様な人材育成を目的に途上国の学

    今週の新入荷、9月第3週 - 恵文社一乗寺店 スタッフブログ