「最強ホッチキス」で挑むマックスの欧米攻略作戦、新「規格」引っ提げ成熟市場突破を狙う(1) - 09/05/20 | 12:20 誰の机にも1台や2台は必ずある小型ホッチキス。その定価が1400円だったら、あなたは買うだろうか。このご時勢、普通なら目もくれないかもしれない。ところが、100円ショップの14倍もするこの高級品が、発売後半年経っても品薄の続く大ヒットとなっている。特にオフィスで働く女性たちからは絶賛に近い支持を得ているのだ。 なぜか。実に40枚もの書類を片手で軽々と綴じられるからだ。中型の卓上機で力いっぱい綴じても、最大30枚が限度。いかに画期的な製品かがわかる。名前は「バイモ11」。標準的な小型機の最大枚数20枚の「倍も」との意味が込められている。 もっと多く、もっと楽に 立ちはだかる針の限界 開発したのは国内シェア75%を占める小型ホッチキスの生みの親、マックス。40