能登半島地震で小中学校の再開が見通せない石川県輪島市から白山市の「県立白山青年の家」に集団避難した中学生ら=17日午後(代表撮影) 能登半島地震で小中学校の再開が見通せない石川県輪島市で17日、中学生が集団避難した。学びの環境を確保するためで、保護者の元から離れ100キロ先の同県白山市の宿泊研修施設で異例の共同生活を送る。避難したのは市立中全3校の約400人のうち希望した1年生73人、2年生81人、3年生104人の計258人。市は年度末までの最大約2カ月間と見込むが、水道をはじめ生活環境をどこまで取り戻せるのか先行きは不透明だ。