アニメや漫画とその表現規制を考える一助になるかもしれない。そんな思いから、今年ドイツのアニメファン界隈を騒がしている『東京リベンジャーズ』と「マンジ」の問題を取り上げてみます。 きっかけは、今年6月に開催された「ドイツのコミケ」を目指すドイツ最大のアニメ漫画イベント「ドコミ」での出来事です。7万人を超えるファンが来場したイベントですが、ツイッターやフェイスブックなどのSNSで話題になったのが『東京リベンジャーズ』の「マンジ」をめぐる問題です。 どれくらい話題になったのかというと、ドコミの運営団体が後日、公式に立場表明を行わざるを得なかったほどです。 まずはその立場表明を見てみましょう。 #servicetweet [🇩🇪] & [🇬🇧] Wir bedanken uns bei allen Besuchern, die ein offenes Gespräch mit uns su
COCOAのAndroid版で4ヶ月に渡って陽性者との接触が通知されなかった問題について、昨日こんな記事を目にしました: 今回はこの件について所感を書いていきます。 厚労省が悪いのか?記事を要約するとこうなります: - 厚労省は、COCOAの納品前に、最終的な動作確認である「受け入れテスト」を実施することになっていた - にも関わらず、厚労省は「受け入れテスト」を行っていなかった - ずさんだずさんだ! もちろん最終的な責任はCOCOAを発注し、これを国民に届けた厚労省にあるということになるのでしょう。 しかし、厚労省のずさんなテスト体制をなじったところで、今回のような問題の再発を防げるわけではないと私は思うのです。 官僚は別にITのスペシャリスト集団ではありません。そんな彼らに、日本国民の安全がかかったモバイルアプリのテストをやらせるのが、そもそも不適材不適所もいいところではないでしょう
【前編】では、電子媒体を中心に、著者の知名度もプロもアマチュアも関係ない、並列化の波が来ていることを書きました。 それは有名ブロガーのような知名度を持たず、書籍化から遠ざかっている職業ライターである私にとっても、気軽に発信できる時代の到来です。 従来の雑誌畑で育った私のような人間も、“心の参入障壁”を超えることで、より自分の作ったコンテンツをお客さんに届けやすくなる時代になってきたと感じています。 雑誌畑の最後の心の障壁は、以下の2つが大きいと感じています。 ・「狙うべきマスが見えない」 ・「もう旬を過ぎた」 ■「マスに届けよう」とすると読者を見失う 出版には「今はマスが見つからないから売れない」という課題があります。 その理由は「お客さんの好みの細分化」にあるというのは、多くの方が感じていることだと思います。 かつての「マス」はもちろん存在しています。今もYahoo!ニュースで上がってく
■相次ぐ巨大施設誕生で大変化の「池袋」 世界の若者にはアニメやマンガ・ゲームの大国と見られる日本だが、日本を代表するポップカルチャーの街をご存知だろうか? きっと多くの人が「秋葉原」と答えるに違いない。 しかし近年、存在感を増しているのが「池袋」だ。この7月、池袋東口エリアに国内最大級のスクリーンを持つシネコン「グランドシネマサンシャイン」がオープン、さらにKADOKAWAが運営するアニメ専門劇場「EJアニメシアター」との連携を発表した。 2020年には同地区に巨大ビルを含む「Hareza(ハレザ)池袋」が竣工する。アニメや声優・アーティスイベントを実施するポニーキャニオン運営の「harevutai」と、ドワンゴ運営のスタジオ「ハレスタ」を擁する。 10月24日には、講談社が2020年に2800㎡のライブエンタテインメント施設を同じエリアに開業すると発表した。マンガや小説、アニメ、ゲーム、
9月6日、都内で「NETFLIX HOUSE:TOKYO」というイベントが開催されました。世界最大級の映像プラットフォームNetflixが、最新のサービスやテクノロジーを広く紹介するものです。 米国本社からプロダクト最高責任者のグレッグ・ピーターズ氏も参加して、Netflixの今の方向性を新ためて語りました。 なかでも注目されたのは、世界1億5100万人(2019年7月)の契約数の中で日本の占める数が約300万人になったことです。 全体に較べると小さな数ですが、有料放送の契約自体が少ない日本では大きな成果です。何よりも、前年比77%増加(2019年8月)の伸び率が際立っています。昨今の『全裸監督』やオリジナルアニメといった人気コンテンツが牽引したのかもしれません。 また今後12か月で、日本発のオリジナル作品16タイトルを公開するとしました。番組制作でも日本の存在が増しています。 もうひとつ
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