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ブックマーク / bunkaonline.jp (5)

  • 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』と『花束みたいな恋をした』:ロマン優光連載288

    288回 『なぜ働いているとが読めなくなるのか』と『花束みたいな恋をした』 三宅香帆氏によるベストセラー『なぜ働いているとが読めなくなるのか』(集英社新書)は非常な労作であり、様々な資料にあたりながら、明治以降の社会における読書というものの位置付けの変化を追い、現代日社会の労働が抱えている問題に言及するだ。タイトルを見て「そんなの忙しくて疲れてるからに決まってるじゃないか」と考える人もいるだろうが、人はなぜが読めなくなるまでハードに働かなければいけないのかという問題について考えているであって、そこは出発点である。 そして、ある意味で映画『花束みたいな恋をした』(2021年1月29日公開/監督:土井裕泰、脚:坂元裕二、主演:菅田将暉・有村架純)の考察でもある。けして、冗談ではない。菅田将暉演じる主人公・麦くんが就職したことで今まで親しんできた文学・音楽ゲーム映画などを楽し

    『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』と『花束みたいな恋をした』:ロマン優光連載288
    ustar
    ustar 2024/04/27
    この本は平積みされていたのでぱらぱらとめくってみて構成に違和感があったので棚に戻した 花束みたいな恋をしたは邦キチでしか履修していない
  • 鳥山明死去:ロマン優光連載282

    「『ドラゴンボール』で好きなのはラディッツ来襲からベジータとナッパ敗退までの一連の流れなんだけど、戦士たちがなすすべもなく敗れていくとこがすごくハードで絶望感があったし、悲しくなったよね。あの可愛い餃子があんな死に方をしたり、天津飯が一矢報いることもできなかったり。サイヤ人編、ほんとに怖かったな」 というようなことを友達と話していたのだが、 「ピッコロ大魔王編でクリリンが殺されたり、当時最強の一角を占めていた亀仙人が死んだ時だって、十分絶望感あったし、悲しかったよ! あんたはクリリンや亀仙人に興味がないから平気だったんだろ! さっきから聞いていれば天津飯と餃子の話ばかり。あんたは単なる鶴仙流だよ!」 と言われたのだが、確かに私は天さんと餃子が好きなだけだし、「さよなら、天さん…」のところを思い出すたびに切なくなるのが好きなだけの人間かもしれない。 亀仙人が「もうちっとだけ続くんじゃ」と言っ

    鳥山明死去:ロマン優光連載282
    ustar
    ustar 2024/03/16
    ラストバトルの相手が変なカニみたいな小者だったり、編集部に対する呪詛みたいな長台詞を言わせたり、ほとんどネーム状態で掲載されたり←良い子は作品特定するなよ!約束だ!
  • ジャンボタニシ農法と参政党:ロマン優光連載281

    農林水産省がジャンボタニシ放飼を止めるように訴えている。正式の名称はスクミリンゴガイ、俗にジャンボタニシと言われているが見た目が似てるだけでタニシとは異なる種類の南アメリカ産の外来種である。ジャンボタニシという呼び方はタニシの牧歌的なイメージにミスリードしそうなので、ホリエモンではなく堀江貴文と、ひろゆきではなく西村博之と書くように、稿では基的にはジャンボタニシではなくスクミリンゴガイと書くようにする。 日に80年代初頭に持ち込まれ用として各地で養殖されていたが、需要が乏しく採算がとれないため廃れ、スクミリンゴガイは破棄された。破棄されたものや養殖場から逃げ出した個体が野生化し繁殖、分布を広げ、84年には有害動物に指定されている。 田植え直後の稲をべるため、稲作農家の天敵ともいえる害虫であり、卵には毒性があって天敵にべられることがなく繁殖力も強い。スクミリンゴガイによる稲作農家

    ジャンボタニシ農法と参政党:ロマン優光連載281
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    ustar 2024/03/09
    原口さんに流れ弾
  • 現代美術家〈柴田英里〉インタビュー:彼女が“暴論”を吐き続ける理由【前編】

    著名人の発言や企業のPR、メディア記事などに、ポリティカル・コレクトネス(政治的な公正さ)への配慮が欠けていると見なされるや、一斉に糾弾される風潮にある昨今。ウェブ上では、毎日のようにポリコレを錦の御旗とした“炎上”が勃発している。その渦中で異色の存在感を放っているのが、現代美術家の柴田英里氏。彼女はいったい何を思って世の中を挑発し続けるのか。【前半記事】(※このインタビューは2021年4月に行われたものです) ポリコレに異論を唱える理由 ――「ポリコレ」という言葉を誰もが意識せざるを得ない社会状況の中で、柴田さんは、そこに異論を呈している印象があります。 柴田英里(以下、柴田) ポリコレの裏の目的をみんな語らなすぎるんですよ。例えばアメリカのプラスサイズ問題。アメリカって肥満と過体重を合わせると人口の7割を超えるんですよ。だからそもそも「普通」の体型の人なんていないじゃないかっていう話で

    現代美術家〈柴田英里〉インタビュー:彼女が“暴論”を吐き続ける理由【前編】
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    ustar 2023/09/10
    表立って「実話BUNKAタブーを読んでます」なんて言わないでしょ←ひどくて草萌える
  • 『シン・仮面ライダー』は不思議な作品だった:ロマン優光連載235

    『シン・仮面ライダー』を観てきたのだけど、一言で言うと何だか不思議な気分になる作品だった。 観ている間は二時間にわたって全く飽きることはなかったのだけれど、観終わった後に「良かったー!」と思っていたかというとそうでもない。「たくさんの庵野さんと概念上に存在する女性キャラクターが出てきたな」というのが単純な感想になる。あと、サソリオーグがとても楽しそうだったのでよかった。楽しそうなのはいいことだ。 悪かったということでもないし、良くもなければ悪くもなかったというのとも違う。自分の経験の中で一番近いものをいうと、地下アイドルの対バンライブで自分の好みの方向性ではないが非常に珍しいことをやってる演者が出てきて、見ている間は飽きもせずに見て「これも一つのアイドルの形である」と肯定的な評価はできるし、造り手の想いに対して気持ちも動くのだが、ステージ上の出来事から感情的な面でのフィードバックがなかった

    『シン・仮面ライダー』は不思議な作品だった:ロマン優光連載235
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    ustar 2023/06/16
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