岡崎市立中央図書館のホームページ(HP)の閲覧障害問題で、図書館は25日、「市民と利用者にご迷惑とご心配をおかけして深くおわびする」と陳謝し、経緯を説明する文章を掲載した。 図書館は、起訴猶予処分になった男性との話し合いの結果をふまえ、「閲覧障害の原因は業者開発の図書館システムにあった。男性の図書館サイトへのクローリング(ロボット型検索エンジンでの情報収集)は、技術的に一定の配慮をされていた。男性の社会的名誉が回復されることを願う」との文章をHPに載せた。【中村宰和】
この声明はりぶらサポータークラブのコーディネートのもと、多くの事実の積み重ねと当事者同士によるオープンな話し合いを経て作成されました。 岡崎図書館事件の真実を検証 Librahack共同声明 図書館交流プラザを中心とした市民活動を支援する目的で設立された市民団体「りぶらサポータークラブ」のコーディネートのもと、岡崎市立中央図書館と次の内容について相互確認いたしました。 岡崎市立図書館ホームページ閲覧障害に係る経過等について 閲覧障害につながった行為 図書館Webサイトへのクローリングは技術的に一定の配慮が施されたものだった。 障害と混乱の原因 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社の不十分な対応が周知のような残念な状況へ導いた。 調査の結果、閲覧障害の真因は三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社の図書館システムにあった。 ご本人様の名誉回復 ご本人様の社会的名誉が回復されること
図書館ホームページ閲覧障害に係る経過等について 昨年来、当ホームページの閲覧障害に端を発した事案につきましては、市民の皆さまをはじめ、多くの利用者の皆さまにご迷惑とご心配をおかけしましたことを、まずは深くお詫び申し上げます。 これまでの経過等について、事案の当事者であるご本人様と話し合い、その結果をここにご報告いたします。 1 閲覧障害につながった行為について 事案発覚当時は、当館としては原因の詳細が分かりませんでした。しかし、現在では、ご本人様が行った図書館サイトへのクローリングが、技術的に一定の配慮が施されたもので、その意図も図書館システムの利便性を補おうとするものであったことと理解しています。 2 障害と混乱の真因について 当館は、その後の調査の結果、閲覧障害の真因は、三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社が開発した図書館システムにあり、同社の不十分な対応が周知のような残念な状
愛知県岡崎市立中央図書館ホームページの閲覧障害に端を発した、いわゆる“Librahack”事件で、岡崎市のりぶらサポータークラブのコーディネートのもと、岡崎市立中央図書館の大羽館長と同館利用者の中川氏との間で合意に達し、2011年2月25日に、共同声明が発表されたようです。 “Librahack”共同声明 (りぶらサポータークラブ活動案内 2011/2/25付けの情報) http://www.libra-sc.jp/project/2011022422184615.html “Librahack”共同声明に関する詳細情報 http://www.libra-sc.jp/project/2011022422232861.html 岡崎市立中央図書館と相互確認したこと (Librahack 2011/2/25付けの記事) http://librahack.jp/okazaki-library-c
岐阜県土岐市は6日、市図書館に置かれている利用者用のパソコン6台から、アダルトや出会い系サイトなどの閲覧を制限する「フィルタリングソフト」が消される被害があった、と発表した。図書館は「閲覧が制限されているサイトを見たかったのか、いたずら目的なのか、意図がわからない」と困惑している。 利用者向けのパソコンは、受付簿に氏名を記入すれば誰でも使うことができる。図書館によると、7月29日に匿名の女性から「アダルトサイトなどが見られるようになっているのではないか」という電話があった。職員が確認したところ、1階と3階にあった計6台すべてのフィルタリングソフトが削除されていた。いつから消されていたかはわからないという。 図書館では翌日から使用をいったん停止。フィルタリングソフトの再導入や、外部からプログラムを持ち込めないようにするなどの対策を講じ、6日から利用を再開した。
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