3月12日、福岡県警は、浴場の湯を年2回しか取り換えていなかったことなどが発覚し社長を辞任した福岡県の旅館「大丸別荘」の運営会社の前社長(70)が死亡したと発表した。遺書があったことから、自殺とみているという。福岡県警は10日、公衆浴場法違反の疑いで旅館と前社長の自宅を家宅捜索していた。「週刊文春」は事件発覚直後、社長(当時)にインタビューしていた。(初出:「週刊文春」2023年3月9日号 年齢・肩書き等は公開時のまま) ◆◆◆ 「ちょっと甘く見ていました。お客様には申し訳ない。全て私の怠慢です……」