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ブックマーク / gendai.media (14)

  • 最初の1年で逆転! 人気講義で見た「文系だから数学が伸びるワケ」(奈佐原 顕郎)

    最初の1年で逆転! 人気講義で見た「文系だから数学が伸びるワケ」 「農学部の数学」を作ってきた10年間 私は筑波大学生物資源学類(普通の大学でいう農学部)で、10年ほど、1~2年生に数学を教えています。私は数学者ではありませんが、数学が好きで、大学時代は工学部で応用数学を学びました(高校数学教員免許に必要な単位もとりました)。 一方で自然や山登りも好きなので、大学院では氷河や森林の研究をして、その縁でこの大学に就職し、今はそれらの経験を活かして、人工衛星で地球環境を研究しています。 農学部に普通の数学教育が「噛み合わない」理由 さて、普通の大学は1年生の数学数学者が教えます。うちも以前はそうでした。ところが10年ほど前から私たち「農学部の教員」が数学を教えるようになりました。 というのも、数学者の教えてくださる数学が、うちの学生にはあまり噛み合わなかったのです。 まず、数学者の「きちんと

    最初の1年で逆転! 人気講義で見た「文系だから数学が伸びるワケ」(奈佐原 顕郎)
    wed7931
    wed7931 2019/09/23
    副題は《「農学部の数学」を作ってきた10年間》。実家が農業で自分は数学科卒なので、農業と数学のコラボはないのかな?とうっすら考えていた。農業と農学部はイコールとは限らないけど、これが1つの解なのかも。
  • 耳の中のカタツムリは自然が生んだ「フーリエ変換装置」だ!(三谷 政昭)

    かつて映画は無音・無声だったらしい。それはそれで味わい深いメディアだったのかもしれないが、現代では流行らないだろう。現代の映画は音に多くの情報を託し、観客にメッセージを伝えている。 俳優のセリフ(「アベンジャーズ……アッセンブル!」)、状況を説明する効果音(たとえば、何者かが近づいてくる足音)、場面を盛り上げるBGM(たとえば、『ロッキー』のファンファーレ)、などなど。映画のよしあしは音の使い方で決まってしまうこともあるくらいだ。 それにしても、そんなにたくさんの音が同時に聞こえてきても困らないというのは、ちょっと不思議な気がする。聖徳太子でもあるまいし……。同時に耳に届く音を聞き分けて、それぞれの情報を処理できる私たちの聴覚は、なんて優秀なんだろう。 その能力のひみつは「フーリエ変換」にあるらしい。私たちはみな、「フーリエ変換装置」をもっているという。 このたび『今日から使えるフーリエ変

    耳の中のカタツムリは自然が生んだ「フーリエ変換装置」だ!(三谷 政昭)
    wed7931
    wed7931 2019/05/13
    「基底膜」という言葉がおもしろい。sin nπx とか cos nπx たちで構成されているとか?
  • LINEの銀行業参入が、下り坂の日本に突きつける「重い課題」(新井 紀子) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    LINE Bank設立」と2年前の「予想」 日付を確かめてみる。 最初の版は2016年11月19日、最終版は2017年5月29日。つまり約2年前に書いた論考だ。なぜそんなファイルを探したかというと、LINEとみずほフィナンシャルグループが11月27日、両傘下のLINE Financialとみずほ銀行が共同で「LINE Bank設立準備株式会社」を設立することで合意したと発表したからだ。「ああ、予想通りのことが起こったか」と思い「そのファイル」のことを思い出したのだ。 以下、実際に私が2017年5月29日に書いたファイルを一言一句変更せずに転載する。今読むと「やや古いな」と感じる部分もあるが敢えて修正しない。 *  *  * 2015年に英国の経済専門新聞『The Economist』紙の姉妹企業、Economist Intelligence Unit(EIU)が実施した調査のリポートによ

    LINEの銀行業参入が、下り坂の日本に突きつける「重い課題」(新井 紀子) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
    wed7931
    wed7931 2018/12/13
    あとで読む。
  • オードリー若林「もうすぐ、マウンティングがダサい時代が来る」(伊藤 達也) @gendai_biz

    おじさんになって感じた「変化」 「もう間もなく、マウンティングはダサいことになると思うんですよ。どんだけ自分が没頭できるものを持っているかということが大事な時代に、そろそろなってくる気がしています。 若い人たちがナナメに構えがちなのはわかります。ネットだと特にそうなんでしょうね。でも、そういう人たちは世間の変化にも敏感だと思うので、どんどん変わっていくんじゃないかな。ただ僕がそう願っているだけかもしれないけど……」 漫才コンビ、オードリーの若林正恭。新著『ナナメの夕暮れ』が、10万部を超えるヒットになっている。エッセイ集のタイトルは「20~30代はナナメに構えていたけれど、そんな青春が終わっていく感じが、夕暮れを思わせた」ところからつけられた。 ナナメはもう、終わりにしよう――。 一見して変人の春日(俊彰)に対して、大人しそうな童顔で、ちょっと斜に構えた若林。絶妙な関係性の「ズレ漫才」とキ

    オードリー若林「もうすぐ、マウンティングがダサい時代が来る」(伊藤 達也) @gendai_biz
  • 余震も停電もまだある北海道で「今、ストーブが足りない」という大問題(梅津 有希子) @gendai_biz

    北海道・札幌市出身のライター、梅津有希子さんは、9月6日の震災後1週間して、一人暮らしをする母のために帰省をした。その一番の理由は、1年のうち半分必要だというストーブの確保のためだったという――。 9月6日未明に起きた、最大震度7を記録した北海道胆振東部地震。厚真町を中心に甚大な被害となったが、その後の北海道内全域約295万戸にわたる大停電が、道民の防災意識をガラリと変えたといっていいだろう。過去にも北海道南西沖地震や十勝沖地震などの大きな地震はあったが、道内全域の停電は、1951年の北海道電力創設以来初だという。 今回の大規模停電の復旧タイミングは地域によってかなり差があり、「復旧まで少なくとも1週間」という情報も流れるなど、道民の不安は募る一方だった。結局、筆者の札幌の実家は地震発生3日目の夜に復旧したが、道内でも最後のほうだった。 北海道から出たことがなく、これまで大きな災害経験のな

    余震も停電もまだある北海道で「今、ストーブが足りない」という大問題(梅津 有希子) @gendai_biz
    wed7931
    wed7931 2018/09/17
    真冬に今回の災害が起きたら…。ストーブは電気がないと点火できない。セントラルヒーティングももちろん電気が必要。冬道で避難所や給水所に行くのが難しい。冷蔵庫の中身を外に出して一時保管することはできる。
  • 「田舎から東大」記事を読んだ社会学者が語る「学歴分断」の現実(吉川 徹) @gendai_biz

    版『ヒルビリー・エレジー』 「『底辺校』出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由」(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55353) この記事を書いた阿部幸大氏は、1980年代に釧路で生まれ、地元の高校を卒業。東大進学を経て、現在はアメリカ・ニューヨーク州で学術研究生活を送っている。自らのこの経歴を顧みて、氏は教育格差と地域格差が重なった現代日の姿をリアルに描いている。 これが大きな反響を呼んだという。地域と学歴にかかわる分断状況への関心が、それほど高まっているということだろう。氏の出自の「田舎」と、到達した「東大」は、まさに別世界だ。この両極の間には、容易に乗り越えがたい分断が確かにある。 もっとも、描かれたストーリー自体は、私には既視感のあるものだった。そのあらすじが、程度の差はあれ、2016年に全米ベストセラーとなった『ヒルビリー・エレジー』

    「田舎から東大」記事を読んだ社会学者が語る「学歴分断」の現実(吉川 徹) @gendai_biz
    wed7931
    wed7931 2018/05/24
    全体的に違和感があるが、3ページの《地方社会全般を支えているのは、大学進学しない人生を確信をもって選んだ人たちであるとみることもできる》は誤り。阿部さんはそのような人生が想像すらできないと言っている。
  • 田舎から東大入って絶望した彼に北海道の単科大学教授が伝えたいこと(水野 俊平) @gendai_biz

    地方と都市における「文化教育の格差」について論じた阿部幸大氏の論考は大きな反響を呼んだようである。阿部幸大氏の主張を要約すると、地方(「田舎」)と都市(「東京」)の間には、所得の格差や社会的インフラなどの充実度の差などとは異なる、目に見えない「文化教育の格差」が厳然として存在する、というものだった。 問題なのは、それが「目に見えない」ものであるがゆえに、地方に住む人々は「田舎」と「東京」の間に大きな「文化教育の格差」が存在することに気づいていない。 そして、その格差が原因で、地方に住む前途ある若者たちが、自分の可能性に気付かぬまま「田舎」に埋没してしまうことこそ危惧されるべきだ、という結論が導き出されている。 北海道東部の釧路市出身の阿部幸大氏は、釧路がことさら「田舎」であることを強調しているため、釧路をはじめとする地方在住の読者から反発もあったようである。 地元出身者は「おおむね共

    田舎から東大入って絶望した彼に北海道の単科大学教授が伝えたいこと(水野 俊平) @gendai_biz
    wed7931
    wed7931 2018/05/11
    「道民は北海道から出ようとはしない」「カーリング吉田選手『この町、何もないよね』」。よくわかる。自分は高校卒業後に数学を勉強したかった。地元に環境がないから道内で数学科がある北大に進んだ。まさにこれ。
  • 大反響「底辺校出身の東大生」は、なぜ語られざる格差を告発したのか(阿部 幸大) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)

    衝撃をもって受け止められた、阿部幸大氏による「教育文化の地域格差」に関する論考「『底辺校』出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由」。「地方には、高等教育を受ける選択肢や機会そのものが不可視になっている層が少なからず存在する」という問題提起は、多くの読者の共感を得ると同時に批判をも呼び、議論はなお収まらない。 膨大な数にのぼる反響をふまえて、続編をお届けする。 ぜひ最後まで読んでほしい 前回の記事が想像以上に大きな反響と議論を呼んだため、稿は連載形式をとることになった。さしあたり今回は、前回の記事に対していただいた反論や疑問に応答する。 反応はあらゆる媒体にわたって膨大な数にのぼっており、とてもすべてに目を通せたわけではないが、以下では、とくに重要だと思われるいくつかの指摘をピックアップして、できる範囲でお応えしたい。リアクションの総括には「現代ビジネス」編集部の担当者も協力してくれた

    大反響「底辺校出身の東大生」は、なぜ語られざる格差を告発したのか(阿部 幸大) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
    wed7931
    wed7931 2018/05/01
    網走の高校から札幌の大学に進学し首都圏に就職した自分として、今回も多くが同意できる。周囲に多様なことを気づかせてくれる人が少ないのが根本。だからネットがあれば格差是正できるという単純な意見には反対。
  • 「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由(阿部 幸大) @gendai_biz

    名門校出身者たちを目の当たりにして 教育と格差の問題といえば、しばしば話題にのぼるのが東大生の親の年収である。2014年の調査によれば、東大生の育った家庭の半数強が、年収950万円以上の比較的裕福な家庭だという。 ここで問題視されているのは、階級の固定化である。つまり、裕福な家庭は多額の教育費を支払うことができるので、子供は高学歴化する傾向にある。学歴と収入は比例することが多い。結果的に、金持ちの家系はいつまでも金持ちだし、逆に貧乏人はいつまでも貧乏から抜け出せない――という問題だ。 だが、こうした問題提起に出くわすたび、いつも「ある視点」が欠けていると私は感じる。それは都市と地方の格差、地域格差である。 田舎者は、田舎に住んでいるというだけで、想像以上のハンディを背負わされている。 あらかじめ、どんな地域で育ったどんな人物がこの記事を書いているのか、簡単に紹介しておこう。 私は高校時代ま

    「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由(阿部 幸大) @gendai_biz
    wed7931
    wed7931 2018/04/25
    筆者の出身地である釧路市よりも人口規模が5分の1程度の網走市周辺の出身なので、書いてあることが身にしみてわかる。高卒の両親のもと、大学で数学を思う存分勉強できた自分はとても幸運だったのかもしれない。
  • 32校で教壇に立ったから分かる「本当によい先生」の見分け方(須貝 誠) @gendai_biz

    自分たちの子どもがどんな先生に教わるかーー、保護者にとっては気になることだろう。では、その先生が「当によい先生」かどうか、あなたは見極める自信があるだろうか。32校の小学校で教壇に立った現役の先生、須貝誠氏が自身の経験と見識を活かして、よい先生・悪い先生の見分け方を指南する。 よい先生・悪い先生の違いがなぜ分かるか 32校! 私がこれまで勤めた小学校の数だ。 非常勤講師として働く道を選び、赤ちゃんを産んだり、子育てをしたりする先生のかわりとして勤めているうちに32校になった。一般の先生で32校も経験している人は、いないだろう。 毎年のように学校を渡り歩くのは楽しい。学校によって、学校そのものの雰囲気、子どもの様子など様々だからだ。そんな様々な子どもたちに教えるのも、また楽しい。 東京都の教員採用試験にも合格し、正規の教員になる研修も受けたが、今の環境が好きで、それで、正規の教員になること

    32校で教壇に立ったから分かる「本当によい先生」の見分け方(須貝 誠) @gendai_biz
    wed7931
    wed7931 2018/04/17
    同意する部分も多少はある。でも、「○○な先生はいい先生だ」と断定して書くのは強すぎないか。
  • 山中伸弥さんが羽生善治永世七冠に聞いた「AIと将棋の未来」(山中 伸弥,羽生 善治) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    ノーベル賞科学者・山中伸弥氏と史上最強棋士・羽生善治氏が「10年後、100年後の世界」について語る「予言の書」が『人間の未来 AIの未来』だ。書の中から「AI将棋の未来」について書かれたパートを特別公開する。 なぜ将棋のソフトが急激に強くなっているのか 山中 人工知能AI)の「AlphaGo」(アルファ碁)が世界トップクラスの囲碁棋士イ・セドルさん(韓国)に四勝一敗で圧勝したことが話題になりましたね。 羽生 はい、2016年3月のことでした。その年の2月、私がNHKの番組[NHKスペシャル「天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る」2016年5月放送]で人工知能を取材したとき、グーグルの傘下にあるイギリスのディープマインド社で、アルファ碁を開発したデミス・ハサビスさんにお会いしてお話を伺いました。囲碁は少なくとも十年は人間に追いつけないと言われていたので、大きな挑戦と思えました。おそら

    山中伸弥さんが羽生善治永世七冠に聞いた「AIと将棋の未来」(山中 伸弥,羽生 善治) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
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    wed7931 2018/02/14
    羽生さんの冷静な意見に引き込まれた。
  • ハッキリ言おう、行政はもう「地域活性化」に関わらないほうがいい(今井 照) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    少子高齢化による人口減少をい止めるために、国家プロジェクトとして進められている「地方創生」事業。自治体どうしを競わせ、地方活性化を促進すると言えば聞こえがいい。しかし、地方自治総合研究所の今井照主任研究員によると、その実態は「若年層の貧困化を生み出し、人口減少に拍車をかけた国政の失敗を、自治体に転嫁するもの」だった。その弊害は、すでに自治体を苦しめ始めているという。どうしたらいいのか。<連載第二回はこちら> 前提を間違えた「大学立地規制」 なぜ日では諸外国にないスピードで高齢化が進行するのか。その要因は、前回記事で述べたように、2000年前後の国政の失敗にあります。ところが、国はいまもなお同じような過ちをくり返しています。その一つが「地方創生」と呼ばれる地域活性化策です。地域や自治体はこうした国の動きにどのように立ち向かえばよいのか。今回はそれを考えていきます。 文部科学省は9月29日

    ハッキリ言おう、行政はもう「地域活性化」に関わらないほうがいい(今井 照) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
    wed7931
    wed7931 2017/12/08
    同意できる部分もある。
  • 日産「無資格検査」を誘発した、時代遅れの国交省の認証制度(井上 久男) @gendai_biz

    「国内向け」だけが出荷停止の理由 日産自動車の西川廣人社長が10月19日に記者会見し、9月に無資格者が車両の最終検査をしていたことが発覚した後も無資格検査が継続して行われていたとして、お詫びした。日産は2週間近く「国内出荷」を停止する。 19日の記者会見などによると、子会社の日産車体湘南工場では発覚後も無資格者の検査が続き、国内最大の日産九州工場、栃木工場、追浜工場では、国交省に届けていた場所とは違う場所に検査行程を移して最終検査をしていたという。九州、栃木、追浜の3工場については、不祥事発覚後の初期の調査では、違う場所に移していたことに気付かず、後の社内調査で判明したため、19日に公表した。 道路車両運送法に基づいて国道交通省が定めた「通達」を日産は無視し、それが発覚した後もその通達を破っていたことになる。現行のルールでは日産の行為は到底許されるものではない。 ただ、日産の肩を持つわけで

    日産「無資格検査」を誘発した、時代遅れの国交省の認証制度(井上 久男) @gendai_biz
  • ネットメディアが「あの3月11日からの喪失」を描く意味(石戸 諭) @gendai_biz

    「新しい」とは一体なんなのか ニュースに不可欠な「新しい」の捉え方が、新聞とインターネットでは決定的に違っているのではないか。 前職の毎日新聞を退職し、2016年にウェブメディアに移籍してから、常に考えてきたのは、「ニュース」とは何かということだった。 初めての単著『リスクと生きる、死者と生きる』は、私がインターネット上で発表してきた、東日大震災、福島第一原発事故をテーマにした記事をもとに、大幅に加筆した一冊である。 それと同時に、インターネットで私がやりたかった「ニュース」を実践した一冊でもある。どういうことか。 新聞にとって「新しい」とは、端的に直前の朝夕刊の紙面に掲載されていないものを指す。しかし、ネットは違う。ある時、何気なくアクセスしてみる。 そこで、最新の情報を手に入れるだけで終わる記事、あるいは、ちょっとしたら古びていく「スクープ」を消費しただけで終わっていく記事もあれば、

    ネットメディアが「あの3月11日からの喪失」を描く意味(石戸 諭) @gendai_biz
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